峠幾三のちいさな発見・旅模様

峠幾三のちいさな発見・旅模様

2010/03/19
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 霧多布近くを走っていた幾三。

 もうすぐ夕暮れだ。



 旅の最中、夕陽が拝めそうな時は、嬉しさと寂しさが交じり合う。

 お、いい景色が見れそうだ!って気持ちと、今日も終わりだなっていう気持ち。

 太陽が隠れて周りが暗闇に包まれると寂しい方の気持ちが大きくなる。





 バイクを川沿いに停め、三脚をセット。

 霧多布湿原の向こうの山に日が落ちそうだ。


 じっと川面を見る。

 もうすぐ光が弱まるであろう、鮮やかな夕日に照らされて眩しい。

 しかし、穏やかな時間を邪魔する奴がいるようだ。



という音が…。

 蚊である。

 ペチッとほっぺを叩き、一匹やっつける。

 刺されたかな?

 ふとミラーを見たら、黒い点が顔の周りをブンブンと…。







 島根の蚊なら、少々刺されてもいいやと思うのだが、北海道の蚊は侮れない。

 刺されたらチクリと痛いのだ。

 これまでの経験では2日ほど痒みが残る。



 ヘルメットをかぶっての撮影(最新の蚊対策)。



 蚊を引き寄せたところでカメラへ向かって走る。

 また撮る。


 それの繰り返し。


Scan10037.jpg


 そんな努力も虚しく…。

 日が沈む頃、海からの霧が迫ってきて西の空は暗く…。





 ガックリしながら今夜の飯を買い、琵琶瀬展望台へ。

 今夜の宿である。



 トイレで水を汲む。

 火を通せば問題ない。

 この旅で定番になりつつある油揚げうどんを作る。今日はモヤシも追加♪




 建物の中へ。

 寝袋を敷かせてもらう。


 酒を飲み、灯りのLEDにコンビニ袋をかぶせる。

 コンビニ袋がLEDの直線の光を柔らかく広げてくれるのだ。



 薄暗い空間の中で黙ってカップ酒を飲む。

 至福のひと時だ。

 皆でワイワイやる酒も旨いが、1人でしんみりやる酒は身に沁みてきて旨い。



 外を見ると、辺りが霧に包まれ始めている。

 コップ片手に外に出る。

 今回の北海道もあと数日になったな。

 霧に濡れながら、酔いにまかせて河島英五を歌った。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010/03/20 10:26:36 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

峠幾三

峠幾三

バックナンバー

2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: