Faster than wind in Maple Story.

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2話

~弓物語~






ヒロキに言われたとおりに海岸沿いを進みさらに進むとなだらかな丘に出た。

「シーヴァン:え~っとヒロキが言ってたのは確か右だったよな・・・。」

そう、彼は確かに右と言った、間違ってはいなかった。

しかし、シーヴァンの進んだ道は人一人がやっと通れるような、
言わば、獣道だった・・・。

獣道を進むと今度は先ほどとは違う海岸線へ出たようだった。

看板などはなく人の気配もしない場所であった。

「シーヴァン:おかしいなぁ、そろそろついてもいいころなのに・・・。」

と、考えていると横から何かに飛びつかれ吹き飛ばされた。

「シーヴァン:むぁ?!何だ??」

その衝撃のあった方向を見ると、メイプルキノコがいた。

しかもそのキノコの後ろには何十匹ものキノコたちが控えていた。

「シーヴァン:(汗)ぁはは、これはどうしたらよいものか@@」

そう呟いた後、シーヴァンは目にも止まらぬ速さで走り出した。

まるで''風より速く''。

「シーヴァン:逃げるが勝ちだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(T▽T)」

しかし奮走むなしく先回りされてしまっていた、と、その時だった。


「ハゲ男:サンダーボルト!!」


九死に一生を得たが頭の光る彼は一体誰なのだろうと思った。

「ハゲ男:おいおい、こんなとこで何してる?」

「シーヴァン:いや、ヘネへ行こうとしていたら襲われてな。」

「ハゲ男:ぇえ?!ヘネはここ進んでもたどり着けないぞw」

「シーヴァン:何っ?何故だ?ちゃんと右に曲がったはずだ・・・。」

「ハゲ男:・・・(呆れた)、まぁ、いいや名乗るのが遅れたw俺ハゲマサb」

「シーヴァン:そのままだな・・・。」

「ハゲマサ:・・・・・・。」

「シーヴァン:ではヘネへ行くにはどうしたら??」

「ハゲマサ:仕方ない奴キタコレwww案内してやるYO」

「シーヴァン:ありがたい、是非頼むよ。」

ハゲマサに連れられて先ほどの元の分かれ道まで戻っていった。

「ハゲマサ:さっきも言ったけどよ、ここはどこにも繋がらない道なんだよw」

「シーヴァン:道を間違っていたのか・・・。」

「ハゲマサ:それにこのまま進んでたらお前、魔女の森行ってたぞwww」

「シーヴァン:魔女?よく分からないが助かった、ありがとう。」

「ハゲマサ:いいってことよb」

正しい道を進んでいくと丘続きで草原が薫(かお)っていた。

丘も頂上になるころに前方を見下ろすと、先ほど襲われたキノコや、
カタツムリのようなモンスターたちが旅人達に'狩られて'いた。

「ハゲマサ:もう着くぞwお疲れさんwwあれはヘネを出た所の練習場みたいなもんだなwww」

「シーヴァン:僕でも狩れるのかな・・・?」

「ハゲマサ:ミリ('A」

「シーヴァン:('A」

「ハゲマサ:だって弓使いなのに弓と矢もって無いとかwww末期??w」

「シーヴァン:ぃゃぁ、メルが手に入らなくて;それに売っていないんだ。」

「ハゲマサ:まぁ、ヘレナ様に会えば何とかしてくれるだろwがんばwww」



ヘネシスは街というよりは村に近かった、それでも様々な人が往行していた。

無骨な鎧を着込んだ者、短剣を腰に携えている者、杖を持っている者。

本当に様々な人がいて、会話もあっちやこっちで聞こえていた。

ハゲマサに教えられたとおりにまずは村の中心に位置する大木、
「マナの分木」と言われる大木に作られたヘレナ様がいると言われる建造物に入った。


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