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12月2日掲載分 OB戦



愛媛FCの歴史と共に戦いを繰り広げて来た『愛媛の戦士』達の雄姿は、我々オールドファンにとってはたまらなく魅力的なものだった。

スタンドには当時を想わせる青白のユニホームや選手の横断幕などもあり、しばし懐古的な気持ちになった。

スタジアムの随所でオールドファンが同窓会の雰囲気を醸し出しており、これも、愛媛FCというチームがあればこその産物だと感じた。

そして、場面は変わり、現役の川北選手が、シーズン終了の挨拶の中でOB戦に触れ、「OBのプレーを観ながら先輩達の活躍や支え続けて来たサポーターの事を思うにつけ、誇れるチームになれる様に頑張らないといけないと思う」という主旨の熱い思いを語られた。

素晴らしい言葉だと思った。先輩に敬意を表し、そして、郷土で誇れる存在を目指す事、それはまさしく地域密着の根源ではないかと思った。

なかなか勝利を手に出来ない苦戦中のチームではあるが、選手全員がそういう思いを持っていれば、このチームの未来はそれ程暗くはないと思えた。

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