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2008年01月の記事
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シャンペン三昧
今日は滞在中のご夫婦をシャンパーニュ地方のランスへ案内した。ここに来たのは７年前くらいか。今回はメルセデスのSクラスをチャーターしての豪華な旅であーる。９時前にホテルを出発して、大した渋滞も無く１１時少し前にRuinartという、この地方で一番古いメゾンに到着。見学の予約は１１時だったんだけど、私達と、先に来ていたマダム１人の４人が全員揃ったので少し早目にスタートした。チョークを採掘した後を利用して作ったというこのカーブはとても湿度が高く（90パーセント）、柔らかいチョーク質の壁は触るとねっとりしている。７年前はTaitingerのカーブを見学したので、その時の記憶と予め少し予習しておいたお陰とで、なんとか通訳しきった。同行していたマダムには少し迷惑だったかもしれないけどまあ、ご夫婦にはとても満足していただけたようだ。案内してくれた女性はとてもチャーミングで上品な人で私がちょっと通訳に戸惑うと助け舟を出してくれたしてすごく親切。すぐ近くのPommeryと、どっちにしようか迷ったけど電話の感じが良かったこちらにして正解だったわ。１時間ほどの見学の後は試飲。もちろんDom Ruinartのミレジメをチョイス。泡がすごく細かくて、ほどんど口の中で感じないくらい。そしてかすかな酸味があって、新しいシャンペンとは全く別物である。これはこれでおいしいわー。見学料は２６ユーロ。他より少し高いかもしれないけど、この内容なら納得。私はガイドということで無料だった。なんかプロフェッショナルな扱いでうれしいじゃん（笑）。見学の後はランチ。ランスで一番有名な２つ星が月曜日のランチはやってなかったのでもうひとつの２つ星レストランを予約しておいた。若くて感じの良い運転手は、少し遅れるという電話をレストランにしてくれて入り口のわかりにくいこのレストラン（ホテルと一緒になってる）のエントランスまでちゃんとエスコートしてくれた。すばらしい。予約しておいたのはl'Assiette Champenoise。もう待ち構えていたような歓迎を受けてテーブルへ。アペリティフはRuinartの、今度はロゼ。これもおいしーい。私は昼のコースメニューを選んだ。前菜はホタテ、メインは鯛、デザートはフルーツ系である。しばらくして運ばれた前菜はなんと３皿！ホタテを１つずつ、違ったソースでいただくのだ。なんと贅沢な。ホタテの火の通し加減がすごく良くて、ぷりっぷりでおいしかったこと！アペリティフに続いての飲み物もやっぱりシャンペン。ちょっと珍しいのをいただいた。メインはかなり香りの強い仕上がりで、魚介好きな人にはうけるかも。私はソースの貝がくどくて少し残してしまったけど。ここは昼のコースにもチーズがついてる。もちろんしっかり堪能しました。おいしかったー。そしてデザートは４種類！通常コーヒーと一緒にサーブされるミニャルディーズがデザートの待ち時間用に出てきた。次から次へと出てくるお菓子に圧倒されながらそれでも完食！苦しい・・・。このレストランはパンもすごくおいしくて、帰りにお土産にもらったブリオッシュがうれしかった。明日の朝食だ。シェフのアルノー・ラルマンさんが見送りに来てくれたのでご夫婦と一緒に写真を撮らせてもらった。すごく若いシェフだ。この人があんな素敵な料理を作ってるんだな。あまりの満腹具合に全員撃沈で、帰りの車では寝てばかりだった。でも雰囲気といい、内容といい、このレストランは良かった。お昼のコースなんて、これで６５ユーロはめちゃくちゃお得。やっぱり地方の方が安いんだなぁ。夕方ホテルに着いて、その後少し散歩を兼ねてお買い物をし、夕食はラーメン。もう夕食抜きでも良かったんだけど、行きたいラーメン屋さんがあるとのことでお付き合いでラーメンを頼んでしまった。そして食べてしまった（笑）。もう胃袋がパンクしそうです。絶対太ってるよなぁ・・・。
2008.01.28
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GUY SAVOY
昨日は今パリご滞在中の知り合いのご夫婦のお供で「GUY SAVOY」に行ってきた。サービスが過剰なんて噂も聞いていたけど、確かにサービス係がずらっと両側に並んでのお出迎えはちょっと照れる（笑）。入り口はとても地味。見落としそうなくらい。でもタクシーが止まったとたんに、あれよあれよと店内に案内される。内装はモダン。フォーシーズンやクリヨンなんかの豪華さとくらべるとかなり地味目。席に着いてすぐ、女性客だけにプレゼントされる、特製の小さなお皿をいただく。そして早速シェフのGUY SAVOYが出てきて挨拶してくれた。写真のままの抜群の笑顔で、ちょっとシャイな感じ？ソムリエがすごく若い。押し付けがましくなく、でもちゃんとアドバイスしてくれる。さすが。３つくらいのサロンに分かれている店内は案外テーブルの間隔が狭く、そこにたくさんのサービス係がいるのでかなり窮屈そう。それでもぶつかったりもせず、ちゃんとお客さんを優先している身のこなしもさすがだ。全体的に仰々しい感じがせず、とても自然な笑顔と自然なサービスが居心地良かった。これなら３つ星が初めて！という、シャイな日本の人でも緊張せずに済みそう。お料理はヌーベル・キュイジーヌというのか、量はかなり控えめ。これならしっかり全部食べられる。盛り付けがやはりモダンな感じでいちいち感動してしまった。チーズがとってもおいしそうだったけど、ご夫婦がもう食べられないというので残念ながら私も辞退。しかし次から次へと出てくるミニャルディーズのすごい事。受け取るばかりでなかなか食べられなかったりして。料理もデザートも優しい味付けで、これも日本人好み。相当グルメなご主人も大満足だった様だ。会計を頼むと同時に「タクシーも呼びましょうか？」ときた。すばらしいわー、ちゃんとタクシーで来た事をチェックしていたんでしょうね。もうこの一場面で完全にこのレストランのファンになってしまった（笑）。やっぱりお供だとなかなか思う存分は楽しめないので今度は自分でぜひ来たい！そろそろ豪華ランチしたいよねーと話していたIちゃんに電話してこんどのランチはここに決定。ランチのお得なセットメニューは一日１テーブルだけらしいので早目に日を決めて予約しないとね。
2008.01.26
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はい、終了ー。
相変わらずたまに仕事の優雅な日々を過ごしてます。今日は元同僚のNちゃんとランチ。彼女は隣の区に住んでてアクセスもしやすいので、しょっちゅう会ってる。今日は一週間ぶりですごく久々という感じである。私が最近行って感動したお店で待ち合わせる。時々ガイドブックにも載ってるお店だけどうちのアパートの３件隣くらいにあって、あまりに近いので行った事がなかった。店内はパープルピンクとイエローで統一されていて、飾ってある花もパープルピンクのチューリップのみというこだわり様。決して豪華なお店ではないけど、細部のこだわりがなかなかやるな、という感じ。ランチはメイン料理とグラスワイン、食後のコーヒーがついて１５ユーロ。お料理はもちろんおいしいけど、食前にちょっとしたおつまみ（この前は３口くらいで飲める豆のスープ、今日は一口サイズのパテだった）が出たり、食後のコーヒーと一緒にやはり３口分くらいのチョコレートムースが出たりととにかくお得感満載なのだ。サービスも良くて、なんで今まで来なかったんだーと後悔したくらい。ランチの後は食後のお散歩。５区をうろうろし、最終的にはうちからNちゃんちに行く途中、バスの中から見て気になっていた靴メーカー「ANDRE」のストックストアーへ。元々定価より安いストックストアーなのに、バーゲン中ということで更に値引きしてありしかもバーゲンも中盤なのでそこから更に３０パーセン引きという信じられないようなお得な値段が付いている。初日で燃え尽きた感がある今回のバーゲンだけどせっかく買ったバネッサ・ブリューノのツーピースに合わせる靴が欲しかったので靴だけは見るつもりだった。かなり混んでる店内をうろうろ。意外な事に私のサイズ、37が結構ある。最初に目に付いたアシックスの大人なスニーカーと、あったら便利だろうなと思っていたエナメルタイプのバレリーナ、そして色が気に入った、私にしてはヒール高めのパンプスと次々に試し履きして、どれもぴったりだったのですべてお買い上げ。でもこれだけ買ってお会計は56ユーロ。最近は靴が結構高くなってて、バーゲンでもあまり下がらないのでこれはとーーーってもお得な買い物だった。毎日入荷があるらしいので、またちょこちょこ覗かねば。でもこれでとりあえずバーゲンは終了。今回はもうお腹一杯、大満足です、はい。明日から知人の知人であるご夫妻がいらっしゃって、私がパリを案内する。とっってもお金持ちで贅沢な方達なので、楽しんでもらえるか不安だけどまあ、できる限りの事をするしかないな。調度仕事が暇な時期だったので、結構下調べもできたしなんといっても休みがとりやすかった。どれくらい大変な事になるか予測不能なので今日は早く寝て体力を温存しておこう。
2008.01.23
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頭も口も鈍りそう
相変わらずお暇です。こんな「暇です」なんて日記を書くのはかなり珍しいことかも。今までもめちゃくちゃ仕事の少ない時期はあったけどそれにしても今回は全く仕事が無いわけじゃないので、それを考えるとあまりに少ない。まあ、今までが恵まれてたとも言えるんだけど。もうちょっとなんとかしてもらいたいとは思うものの、人の仕事を横取りする様なことはしたくないし・・・複雑です。なので暴れずに（笑）大人しくしてます。そこで気分を切り替えて、去年途中で放り出していた勉強をしようかと。根性無しなのでどこまでできるかはわからないけどせっかく時間があるのにもったいないし。実は結構好きな料理も最近は毎日やってる。去年はたくさん働かせてもらったので、まあ少し仕事が少ない時期があっても生活はなんとかしていけるのよね。のんびりしているお陰で腱鞘炎も随分楽になったし。だけどやっぱり貯金が減っていくのをぼーっと見てはいられないのでこの状態があまり続くようだとなんか考えないと。一応今の事務所の協力があってプロフェッション・リベラルに切り替えられたので恩もあるし、仕事も気に入ってるということでメインにしてきたけどもしかしたらちょっと動きがあっても良い時期に来てるのかも。まああまりフットワークが軽い方ではないので、そう思ってるだけで終わる可能性大だけど。１６日にそのプロフェッション・リベラルの滞在許可証の更新があった。最近結構厳しくなってるらしいので、ちょっと緊張。今まで言われた事のなかった書類の提出を求められてどっきりしたけどそこはフランスの事だからと、とりあえず気になる書類を全部持って行ってたのですぐさま提出して無事に終了。今回はカードができるのにちょっと時間がかかるみたい。まあレセピセで仕事や生活には問題無いので、気長に待つかぁ。最近天気が悪いせいもあるけど、髪がかなり鬱陶しくなったので今日の午後美容院に行った。日系のF美容室。オペラ界隈の日系のところはあとMとHにも行ったけど、Mはカットの仕方が古すぎた。友人行きつけのHは、友人が薦めてくれた技術者の方なら良かったのかもだけど特に指定しなかったら思いっきり研修生みたいな人にカットされカットに恐ろしく時間がかかった上になんだかバラバラで素人みたいな出来上がりにびっくり。結構良いお値段するのにこれ？みたいな感じだった。電話の感じや雰囲気もF美容室の方が個人的に好き。シャンプー台も日本と同じだし。シャンプーしてもらうの大好き。今日の技術者の方はまだ日本から来たばかりの若い人でこちらの意見をしっかり聞いてくれて、いろいろアドバイスもしてくれた。しかもつまらない話をあれこれしない静かな人だったのも好印象。頭と肩のマッサージもしっかりツボを押さえていて優秀だった。ブローだけは、これは自分でやらないとまず思ったとおりにならないので（微妙なくせっ毛の為）明日の朝のシャンプー後の仕上がりを見ないとなんとも言えないけど少なくとも前回のHの人のカットよりはずっと良いはず。しかし今日肩をマッサージしてもらって気づいたけど私結構肩こってるなー。事務仕事とか全然しないからこってる気がしなかったんだけど。あ、ネットのやり過ぎか・・・。夜は先輩の奥様にいただいた、ご自宅でついたお餅でお雑煮。久しぶりだなー、お雑煮なんて。自分で作るのは初めてだ。うちの実家のお雑煮は出汁とお砂糖＆お醤油でほんのり甘く。おいしかったー。やっぱり売ってる切り餅とは違うね。明日は何作ろうかな～・・・って、なんか専業主婦みたいな生活になってるじゃん。元々そんなにおしゃべりな方じゃない（と思う）ので、仕事してないと余計に口が動かなくなってたまに仕事した時にカミッカミになるんだけど・・・。
2008.01.18
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バーゲンは初日が勝負
暇です。あまりに仕事を入れてもらえなくて、ふてくされておりました（笑）。今年はかけもちしているツアーデスクの仕事があまりあてにできそうにないのでなんかお仕事探さなきゃかもなぁ。実はオファーが無いわけじゃないんだけど、それを引き受けるとなると本業とのスケジュール調整が大変すぎてそっちが本業みたいになっちゃいそうなので、悩み中。ちょこっとできる仕事がベストなんだけどな。くさくさしていたせいか、今日から始まるバーゲンに繰り出してバーゲン全体として考えていた予算の1.5倍も散財してしまった。いいんだろうか？今月なんてどれほども稼いでないのに。しかも２月はあちこちから請求書がばんばん来る月なのに。今回のバーゲンは初日からいきなり４０～５０パーセントオフのものが多い。プランタンでヴァネッサ・ブリューノやらマックスマーラ系列のお店やらを見てじゃんじゃん試着してみた。お昼前だったせいか、タイミングが良かったのか、試着もすいすい。店員さんもやる気満々で対応が良いので気持ち良く買い物できるわー・・・なーんていい気になっててはっと気づいたら紙袋が４つも。事務所で入れ替えをして（友達に「おばさんみたいだからやめな！」と言われてたけどいいんだもーん。おばさんだもーん。）更に帰り道でアラン・フィガレのシャツを一枚。今日の収穫はTシャツも入れると服ばっかり実に９着・・・。本当は靴もバックも欲しいんだけど、いくらなんでも使いすぎだろうか。いや、あきらかに使いすぎだ。でもこの冬は今まで出不精で、あまり洋服買ってないから・・・と自分で自分に言い訳するのであった。
2008.01.09
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良い年になりますように
日本で年越しをしたせいか、なんとなく慌しかった２００７年。今年２００８年はもう少し色んな事をじっくりやれる年にしたいんだけどその為にはもっと時間の管理を上手にせねば・・・。夕べは１８時３０分くらいに「円」に着いて、意外とすんなり席につけた。その後も完全に満席になる事はなく、お客さんの回転が速い。やっぱり年の瀬だからちゃっちゃと食べてイベントに向かわないとって感じだろうか。お蕎麦はとてもおいしかったけど、びっくりするくらい量が少なかった。どうやら年末特別メニューだかららしいけどそれなら最初にそう言ってくれれば頼み方も違ったんだけど・・・。結局メインのお蕎麦の後にまたサイドメニューを注文する事に。今度からは自分でお蕎麦をゆがこうかな。おいしい冷酒でほろ酔いになってシャンゼリゼをちょっとだけ歩く。もういかにもな観光客で溢れかえってる。お酒がきいてきたのか、朝５時半に起きてツアーデスクで２００人（！）、の人をモンサンミッシェルに送った疲れからかどうにも眠たくなったので年越しを待たずに寝てしまった。で、今朝も５時半起き。やっぱり今年もバタバタしそうかも・・・。ツアーデスクは電話も少なく、午後からの空港行きの仕事も道がガラガラで楽勝。パリに戻ってシャトレの行きつけバーでNちゃんと落ち合う。５時からハッピーアワーでカクテルが半額だし場所がパリのど真ん中で便利なので、待ち合わせによく使うお店なのだが今日からカフェやレストランでもタバコが吸えなくなるのでいつも入り口のカウンター辺りに煙が充満しているこのカフェもすっきりさわやか、クリーンな空気。いいぞいいぞー。朝カフェでエスプレッソ立ち飲み＆タバコを一服してから出勤する習慣のあったおしゃべり好きなおやじ達はちょっとかわいそうな気もするけど。しかし照明暗めのバーでタバコの煙が無いのってなんとなく不思議だ。煙大嫌いの私には嬉しい事なんだけどね。その後は近くのこれまた行きつけのお店でロゼワインを飲みながら焼き鳥とお寿司を食べて解散。今年も飲んべえな年になりそうだ。
2008.01.01
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