愛を分かち合いたい♪

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赤ちゃんのことを次女に話した時・・

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【赤ちゃんのことを次女に話した時・・】


嬉しかったと言うか、感動してしまった次女の言葉を書きたいです。

今日は、次女と三女と一緒に
「葉っぱのフレディー」 を見に行ってきた。

行きの電車の中で三女が寝てしまったので
次女と二人で話をしていた。
(ちなみに長女は友達の家に遊びに行っていて一緒ではなかった)

その時に、私がしていた 指輪(ベビーリング) を見て

ベビーーリングbyMeguさん

「ママの新しい指輪?

すごーーく綺麗だね!^^」


と言った。

私は

「このお三つのお花が

あなた達3姉妹でね、

そして、この二つの石はパパとママなの。

いつも家族は一緒だよっていう指輪を

ママのお友達に作ってもらったの^^」



「へ~~~そうなんだ!

綺麗だし、素敵な意味があるんだね^^

・・・?もうひとつの小さな石は??」





「・・・・・・



・・・・これはね・・・



産まれて来れなかった赤ちゃんだよ・・・」



「え??(゜Д゜)

産まれて来れなかったって??

死んじゃったの??

いつ??

あ・・・

だからこの前お姉ちゃんがひどいこと言った時、 あんなにママ、怒ってたし 悲しそうだったし、

そのあとも「命」のことを
泣きながら話して
くれたんだね!」


次女は、何もかもがつながったらしかった。

黙ったままの私に





「ごめんね、今まで知らなくて・・・

ママ、辛かったんだね・・

ね、もし、その子が産まれてたら

なんて名前にした?」


「う~~ん、

そうだな~、静香ちゃんかな~?」


そういったとたん、

次女は自分の腕をまあるく空気を抱きかかえるようにして

「静香ちゃん・・・」 と揺すった。。。

そして今度は

「ね、じゃあ、男のだったらなんて名前にした??」

「けんとくんかな・・?」

そして次女はまた腕をまあるくして
その けんとくんを抱っこして揺すっていた。。

私は次女の言葉と優しい動作に胸が打たれて
また電車の中なのに涙がこぼれて仕方なかった・・

電車の中で、泣いている私の横で
次女は、ずっと 「静香ちゃんかけんとくん」をゆすり続けていました。

そして

「産まれて来れなかったけど、
いつも一緒だよ・・・
会いたかったけど、時々こうして抱っこしてげるね・・」


そういいながら、まあるくしていた腕を胸につけて
抱きしめて、
天に返すように手を上に差し伸べました。

それからずっと私の肩を抱きながら、
私の右手の薬指の指輪を
さすってくれていました。

私は

「ありがとう。。

ありがとうね。。

きっと天国の赤ちゃんも喜んでいると思うよ。

ママも嬉しいもの。。」


衝撃的な話だったと思うのに、
きっと命の大事さをひしひしと感じたであろう次女は
何度もうなずいていました。

たった13歳の次女に、
肩を抱かれて慰められている母親・・・

人から見て情けなかったろうけど、
私には、次女と私にしかわからない心と愛情を感じることができた瞬間でした。

性教育、性教育と かたくなに考えていた自分がおかしくなりました。

こうやって自然と伝わっていくんだな・・・って。
身構えて性教育をしたところで、
その伝わるものは多くはないのかもしれない・・って。


そして、

「葉っぱのフレディー」を観ました。


友達が3人も出演しているから、それだけでもくいるように見ていた次女。

なんとテーマは 「命」

偶然というか、今来る時に話してきたばかりの
「命」というテーマの・・・・

葉っぱのフレディーの絵本を読んだことがある人はわかるかもしれません。

命はつながっている・・ という。

葉っぱのフレディ-命の旅-葉っぱのフレディ-命の旅-
{春に生まれた葉っぱのフレディが、自分という存在に気づき、成長し、「葉っぱに生まれてよかったな」と思い、「葉っぱの仕事」を終えて冬に土へとかえっていくまでの物語。 死を怖がるフレディに親友のダニエルが答える。「変化するって自然な事なんだ…死ぬというのも 変わることの1つなのだよ」。フレディの番が来て、地面に降りたとき、初めて自分の命を作った木の全体の姿を見て、そこに永遠の命を感じる。そして、フレディ自身は知らなくても、やがて土にかえり木を育てる力になる――。
「生まれること」「変化すること」が「永遠の命」へとつながる意味を、フレディとダニエルの会話を通してわかりやすく語りかけている。}


別れ・・死・・悲しみ・・新しい命・・

そういう素晴らしいミュージカルでした。

そんなミュージカル出演を目標にしている次女が
来年、その舞台に立てるかどうか別として
また必ず見に行こうと思いました。
今度は長女も連れて・・・。


次女の 命の価値観は
私が想像していた以上に、優しく大事なものとして
受け止めてくれていました。

流産したことは 悲しい事だけど、

天国の赤ちゃんがお姉ちゃんたちに教えてくれたようなきがします。
一番だいじな「命」のこと。

だから長女にも・・

そしていずれ三女にも・・

その時が来たら、話してあげたいと思いました。

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