おさるの日記

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環境税






 環境省は、2月2~4日、温室効果ガス排出量の取引試行を実施した。今回の取引試行は、昨年12月に実施した第1取引期間に続く第2取引期間として実施したもの。42社が参加し、仮想の取引市場で排出枠の取引を行った。

 事務局である三菱総合研究所が運営する取引システムによって仮想の取引市場を開設し、各参加企業はこれをインターネット経由で利用する。取引市場で約定した場合、売り手企業は、登録簿管理者に対し、インターネット経由で排出枠の移転申請を行う。登録簿管理者は、登録簿上で売り手企業の口座から買い手企業の口座に排出枠を移転する。

 今回の取引試行では69件の仮想の排出枠売買契約が成立し、計80万8774t-CO2の排出枠が移転された。第1取引期間に比べ、契約数、排出枠移転量とも上回った。

 温室効果ガス排出量取引試行事業については、3月22~24日に第3取引期間を、5~6月中に第4取引期間の実施を予定している。(日経エコロジー編集)


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