お気に召すまま気の向くまま

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2008.01.17
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テーマ: ニュース(95851)
カテゴリ: 読書
第138回芥川賞・直木賞が発表になりました。電話
芥川賞は川上未映子氏の「乳と卵」、直木賞は桜庭一樹氏の「私の男」。
ニュース的にはどうやら川上氏が歌手であり芥川賞受賞ってことでやたら取り上げられているけれど私の中では桜庭氏のほうに注目が・・・星

桜庭氏の作品は読んだことはないけれど昨年確か「赤朽葉家の伝説」で日本推理作家賞かなにかを受賞した人だよね
男性だと思ってましたが「男女がわからないようなペンネームにしてあった」と聞いて納得。
桜庭氏はどちらかというとライトノベルの作家と思っていましたが最近一般小説でめきめきと頭角を現していた作家さんです
(「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作入選(『ロンリネス・ガーティアン』と改題・出版)

ライトノベルというのは桜庭氏の最初がファミ通と聞いてわかるように少年少女向けの文庫本でイラスト入りってのが多いかな?
私もライトノベル作家から好きになった小説家が結構いまして

最近はライトノベルから一般小説(つまり少年少女ではなく大人向き)に転向していく人もたくさんいて今書いた四人の方もその典型的な方たちですね


特に好きなのが乙さんと小野主上。
主上とつくのは小野氏の書く「十二国記」からぽっ

まずは主上のCMいきますウィンク

十二の国から成る異世界ファンタジーですがもうはまりまくりの世界です
ライトノベルとして講談社X文庫ホワイトハートで発表されましたが最近イラスト抜きで講談社文庫として再出版されましたのでもしよろしければお手にとってごらんください。
少年少女向けとはとても思えない壮大なテーマ(どこか古い中国を思い出させる設定と神仙と妖魔が当たり前に存在する世界で王と麒麟(神獣)を中心に繰り広げられる世界史です)に圧倒されました



やっぱりここから入って欲しい「月の影 影の海」。
NHKでアニメ化もしましたが第1回目だけ見て脱落した私です号泣
山田画伯(ホワイトハート版でイラストを描いた山田章博氏)のイラストは下手に動かすとこうなってしまうという典型でした。号泣
(ラーゼフォン(山田氏がキャラデザをしたアニメ)はその点すごかったね手書きハート

そしてもう一人が乙一氏
せつない系の「白乙一」と、ホラー系の「黒乙一」がありますが断然好きなのはせつない系

「失はれる物語」「ブルー」がいいですねハート
最近は映画化も何作かありますがまだ見たことはないので
もうすぐ上映される「 KIDS 大笑い



是非おすすめの「失はれる物語」・・・手書きハート





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最終更新日  2008.01.17 08:17:47 コメント(16) | コメントを書く


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