meiのあったかほ~む

meiのあったかほ~む

タッチ&ゴーなアリタ

だんだん記憶が怪しくなって来たのだが。。。
今、一度整理してみたら思い出したよ!

う~~ん。。。。
イギリスからミラノにアリタリアエアーでの移動の時だった。
ヨーロッパに入って1週間目くらいに、次の目的地ミラノに向かった。
その時のアリタリアのパイロットさん、新米さんだったのだ!

出だしは普通に離陸したのであるが、約2時間ほどのフライトである。
私が海外に出ると決まって前後して世界中のどこかで飛行機の墜落事故が多発するのである。
なんか?いやぁ~な感じはしていたのである。

そうこうしているうちに、『間もなく、ミラノ・リナーテ空港に到着ダゼ!セニョール、セニョリータ!!』ってアナウンスが入った。
あぁ、やれやれ、やっと着くなぁって同行人と話していたときである。

そうそろ着陸だなっと思って、シートを戻して構えていたら。。。。
1回着地したのに、また少し滑走して、そのまま飛行機は飛び立ったのである。。。

一瞬、機内に緊張が走った。。。。
ハイジャックされたんだ。。。。っと真剣に思った。

同時にスッチーさん方が血相を変え、全員、ドドドド===3っと、コックピットに走っていったのである。。。

隣に座っていた同行人はちらっと見たら、腕を組み暫く沈黙してうなだれていたのだ。

暫くして、スッチーさんは呆れ顔で、戻って来て
『スンませんねぇ~、この機長ったら新米なんで着陸の際の滑走距離間違っちゃったのよねぇ~、ほんとにもう!!』って感じのアナウンスが入ったのである。

乗客一同、みんな安堵のため息がそこここで聞こえた。。。

しかし、2度目のミスは許されないのだ!
機長の緊張がキャビンにまで伝わって来て、いよいよ緊張の着陸体制である。
みんなの見守る中、飛行機は無事に着陸出来たのだった。。。

飛行機は停止するや、キャビンからは割れんばかりの拍手喝采だったのだ!

良くやったっとベテランのスッチーさんに新米機長さんは頭を撫でられて、恥ずかしそうにうなだれていたのだった。

なんで、コックピットが見えたかって?

だって、スッチーさんがドアー全開にしているもんだから、可哀相に全部バレバレだったのだ!

イタリアって本当にノー天気な国なのだ。っと思った。
だって、私の同行人はまだ腰が抜けてシートに埋まっていたから、、、

イングランド羊巡り



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: