meiのあったかほ~む

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初めての中国大陸、香

第2回目の出張は、アジアンだった。
ルートは以下である。

香港ー上海ー広州ー汕頭ー上海ー大阪(トランジット)ー韓国釜山

これで、14日間である。。。。

この頃の中国は、ビザを取るのに香港で丸2日間待ちだったのだ。

さらに、現在のトック地区の様な近代化なんて微塵もなく、まだ文化大革命のなごりが残っている頃なのである。
まずは、香港。
ここは中国ビザ取得のため滞在。
申し訳ないが観光だったのだ。しかたがない、そうしないと中国に入れないのである。ここもまだ、船上生活者が多く、小舟に乗って運河を渡ると、長い虫採り網を船から伸ばして我々の頭上に出すので有る。
そう、この中にお金を入れろっと言う事なのだ。そんな長い竿が通り過ぎるまで延々に続くのである。
なんだか悲しい光景だった。
まぁ、せっかく来たのだ。時間の許す限り観て廻ろうって事でした。

上海。
ここも現在の近代化むなしく、空港は木造なのだ。まさに自分は生まれていないが大正時代の面影であった。
バスが2台連結したトロリーバスにぎゅうぎゅう詰めな状態で人が乗っているのである。
人々も地味である。

次の日、中華民航で汕頭(スワトー)へ。

この中華民航。。。これ飛行機?って思うもの。
中は、座席の背もたれが倒れていて座るときに自分で起こすのである。
全部で100名足らずの定員。
勿論、指定席なんて関係ないって感じで、我先にって人を押し退けて席にまっしぐらなのである。。。。
唖然としながら席について、暫くして『ぶぉぉぉぉ~~ん』って音がしがたがたしたと思ったら、離陸したのである。
なんのアナウンスもないのである。
また暫くしたら、今度は操縦席から副操縦士が出て来て、『ニイハオ!ニイハオ!」っと満面の笑みでジュースを配ったのだ。。。
ナマぬる~~い甘ぁ~いライチジュースだった。
配り終わるとまた『にっこり!』笑って操縦席に戻ったのである。。。。

中国は航空機事故で死んだとしても新聞なんかに載らないそうだ。。。
墜ちたら墜ちたまでなのだ。。。。

約2時間くらいかな、広州空港に到着。
たしかここから、ボンネット型のトラックに乗せられて3時間くらい、がたがた路をすっ飛ばしながら汕頭に向かったと記憶している。
中国の人はとにかく飛ばす。
それもセンターラインなんかないのだ。ただの広い畦路なのだ!
そこを自転車が目一杯うじゃっといる中をクラクションをケタタマシク鳴らしながら暴走するのである。
当然、対向車線もないのである。。。。
この恐ろしさ判ってもらえるかな???
運転手をちらっとみたら完璧、目が行っちゃってる感じだった。。。

やっとの思いで汕頭到着。

そこには、2週間前から滞在している商社の方がいて、『あぁぁ、やっと来てくれたんですねぇ~』って心細くやつれた感じで出迎えてくれた。
ホテルに行きましょうって着いた所は、『。。。。』っである。
部屋に通されたのだか、シャワー付きとあるがタンク式のシャワーである。途中で水になる。
バスタブもあってお湯をはったら茶色かった。。。。
さらに、夜は電気が無いのである。
どうしたか???
フロントのお兄さんが蝋燭を1本持って来てくれたのだった。。。

しかし、ここは汕頭で最高級のホテルなのである。

汕頭視察へ




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