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2011年01月30日
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カテゴリ: プロの目
1月31日(月)からスタートするTCK東京シティ競馬は、2月4日(金)までの連続5日間開催で行われます。


 初日のメインはB3・C1クラスによる『ジャニュアリー賞』。距離1800メートルで争われます。
 混戦模様ですが、最有力候補はガッツボーイ。休み明け3戦目の前走イヤーエンド賞で一変。脚抜きのいい馬場としても1分52秒8は優秀で、完全復調をアピール。昨年の春には断念ダービーの若竹賞で差のない3着と、まともならA級入りも可能な素質馬。脚質自在の強味もあり連勝濃厚でしょう。
 アクロスジャパンは外コース1800メートルに狙いを絞り近走堅実駆け。追っても追ってもバテない息の長い末脚がセールスポイントです。状態もすこぶる安定しているので、逆転候補の一番手はこれ。
 イイデスパートは前走、B1・B2の混合戦で0秒1差の3着。それが今回B3・C1の混合と一気に組み合わせ緩和。この1800メートルも6戦して2着3回、3着3回と崩れておらず、上位争いは確実。その他では当クラスの常連クールバニヤン、転入緒戦の2着が好内容のアドマイヤワールドに注意。 

 2日目のメインは3歳牝馬による準重賞競走の『桃花賞』。距離1600メートルで争われます。
 東京2歳優牝で3番人気12着と、期待を大きく裏切ったのがプレアデスセヴン。不可解な敗戦ですが、16頭立て16番の大外枠が微妙に響いたか...。転入2連勝の切れ味は格別。多少とも人気を落とせば、この馬の鋭い切れ味は単の魅力があります。
 リアンローズは2歳優牝を7着。馬込みにモマれて全くいいところがありませんでしたが、基本的には逃げ馬で、展開次第では大敗も背中合わせ。これは度外視すべきでしょう。ハイセイコー記念では、男馬を相手に逃げて4着。気分良く逃げられれば豹変の可能性を秘めています。
 その他では転入緒戦を鮮やかに決めたマニエリスム、川崎戦で一組の特別を勝ったセイントマカロンに注目。

 そして3日目のメインが第14回『TCK女王盃』(Jpn3)。4歳以上牝馬による交流戦で、距離1800メートルで争われます。
 ここはJRAから強いメンバーが出走を予定しています。前走のクイーン賞は、逃げるザッハーマインを自力で潰して楽勝を決めたミラクルレジェンド。小柄な馬で見映えしませんが、見た目とは裏腹に実に勝負強く、脚を長く使える実力派。ここを目標に仕上がり万全なら主役は譲れません。
 そのクイーン賞で1番人気を裏切ったのがブラボーデイジー。ただしこれは出遅れてリズムを崩したためで、全く基準外とみるべき。1年前のエンプレス杯ではラヴェリータに競り勝つなど、ダートへの高適性と並々ならぬ底力をアピール。相変わらず馬っぷり良く調子に問題はないので、巻き返しは確実でしょう。
 ラヴェリータはJBCクラシック、JCダートと、男馬の一線級に挑み8、7着。さすがに通用しませんでしたが、JCダートは僅か0秒6差と、その実力は健在です。TCKは初登場ですが、過去ダートG競走を4勝の実績はピカイチ。新興勢力はいますが、そう易々とは引き下がれません。
 昨年の関東オークスを勝ったシンメイフジは、それ以来の長期休養明けだけに、いきなりこのメンバーが相手ではどうか。
 迎え撃つ南関勢では、文句なくザッハーマインが筆頭。クイーン賞はミラクルレジェンドに力負けしましたが、シンデレラマイルでは再び差しに構えて鋭い瞬発力を発揮。抜群の馬っぷりを誇り、明けて6歳とはいえマダマダ成長の可能性を秘める高素材です。果たしてハナを主張するのか、あるいは板に付きつつある差し戦法か。的場文騎手の騎乗ぶりに注目。
 ショウリダバンザイは前走のロジータ記念を圧勝。3歳春シーズンに比べると体重が30キロ近く増えて、馬が変わってきました。有力処が必要以上に先を争うようだと、一気に浮上する可能性も。
 プリマビスティーも同様に馬体の充実が顕著。これも一瞬切れる脚があり、一発大駆けの魅力があります。

 4日目のメインは4歳以上オープンによる準重賞競走『ウインタースプリント』。距離1200メートルで争われます。
 中心はスプリンターとして頭角を表してきた4歳馬ジーエスライカーでしょう。前走の船橋記念は、抑え切れない手応えで2番手を進み楽勝。番手競馬に対応できたのは大きな収穫です。昨年10月のアンドロメダ賞を勝った際の1200メートル1分11秒0は交流重賞レベル。前走時が多少余裕のある造りだったので強行軍もさほど不安はなく、一気に突っ走りそうです。
 対して古豪フジノウェーブは船橋記念5着。多少ズブくなっている点を考えれば、忙しい1000メートル戦に対応できた方。負けたとはいえ、底力を感じさせるレースぶりでした。休み明けを一度叩いて1ハロン延長の1200メートル。2年連続最優秀短距離馬の実績が黙っていません。

 最終5日目のメインはA3・B1クラスによる『アメジスト賞』。距離1600メートルで争われます。
 本命は大晦日のおおとりオープンを逃げて3着に頑張ったラストキングです。追って鋭い脚はないものの、気分良く先行すると、かなりのハイペースでも我慢が利く馬。重賞級のメンバーを相手に3着の前走がそれを十分に物語っています。自己条件でメンバー有利な今回、同型不在の展開面からも逃げ切りが濃厚とみます。
 マケテタマルカはそのおおとりオープンでラストキングと同タイム4着。これまでは比較的長目の距離に好成績を残していましたが、近2戦は1600メートルで好戦。特に前走は38秒5の好タイムと、時計の速い競馬に対応できたのが収穫。決め手勝負に持ち込めば逆転も十分。
 ケイアイゲンブは近3戦、A2下で4、1、2着と好走。好位差しのレース巧者で大崩れしない走りが特長です。距離はオールマイティーですが、その中でも1600メートルは一番得意。上位争いに加わってくるのは間違いありません。
 その他では実績上位グラストップガン、復調気配のピエールバスターに注意。




ケイシュウニュース 吉羽孝

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最終更新日  2011年01月30日 13時40分03秒


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