ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2009/08/20
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Ch.du Lau1999.jpgCh.du Lau1999 glass.jpg


 シャトー・デュ・ロー1999 Chateau du LAU
 M.& Mme PLOMBY
 メルロー52% カベルネソーヴィニヨン44% カベルネフラン4%
 アルコール度12.5%
輸入:株式会社ドウシシャ  購入価格:1080円


グラーヴ・ド・ヴェイルというのはグラーヴ地区に関係ありそうでいて、 実はボルドー右岸に分類されるフロンサックに近い土地らしい。

色は透き通ったやや濃い赤紫。
香りはアンズ、埃、土、ブラックベリー、ハッカ?卵?
味は酸味を伴う薄い渋味と薄い苦味。余韻に苦味を伴う酸味。


埃っぽい香りが強いな。
抜栓直後はまだ果実っぽい香りもそこそこ出たがすぐに引っ込んで土やら埃やらの香りがメインに。
口当たりは緩やかでソフト。

タンニンはこの価格のボトルの経年相応に抜けていて飲み易い。
余韻の奥行きは有りそうで無いが、薄っぺらい味と隣り合わせのこの味で下手に余韻を伸ばしても安っぽいだけなので、これは短所ではない。


そこに土の香りがねじ込んできて、全体的に綺麗な感じがしないな。
もうちょいあっさりした感じになって良いと思うんだが、これはまだ熟成不足ということか!?

 と思ったら、抜栓30分経過(多分温度上昇)でいくらか酸味の出力が緩やかに。
 香りの出方も穏やかになって、当初よりも大分落ち着く。
 味もやや厚みを感じられ、もう少しだけ質が向上。ホントに少しだけ。

ま、よくある10年経過の普通の1000円ボルドー。
渋味の抜けた味は飲み易いが、それで香りが良いって事もないし、味わいに深みがあるわけでもない。
酸味の突出が気にならなければ、そこそこ気に入るかもしれないが大したワインではない。

或いは保管状態の不明瞭さによる瓶差も大きかったかもしれない。(陳列棚に置かれた別のボトル群には中身がショルダーまで目減りしてるのもあったし)
粉の様な澱が発生してるので50ccは残してよい。


ここ最近(1~2ヶ月)のドウシシャの90年代ボトルの放出頻度を考慮すると、在庫の一括処分品という可能性もありそうだよな。
ショーメ・ラグランジュ1996 の方が自分好みの味。

値段相応。
土の香りに抵抗が無ければ試しに1本飲んでみるのもアリだが、値段以上の期待は禁物。
これは普通の価格なりの10年経過ボルドー。



2000年以前のヴィンテージは2000円オーバーみたいだが、質に1000円も違いがあったんだろうか・・!?






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最終更新日  2012/08/15 06:19:11 PM
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