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2010/07/06
カテゴリ： オーストラリア
ヴィクセン・スパークリング・レッド Vixen Sparkling Red
フォックス・クリーク社 Fox Creek
シラーズ65％ カベルネフラン30％ カベルネソーヴィニヨン5％
アルコール度12％
輸入：ファームストン株式会社 参考価格：2400円前後
色は黒っぽい濃い紫。
香りは胡椒、クローブ、カラメル、チョコレートフレーバードコーヒー、土？
味は渋味と軽い苦味。余韻に酸味を伴う苦味と渋味。
何コレ、面白いw。
確かに「スパークリング・レッド」とは書いてあったけど、本当にこれは「炭酸入りの赤ワイン」。
しかもその赤ワイン部分がきちんとオーストラリアワインしてる。
泡物だから酸味の効いた軽やかな感じかな～、と思ったらなかなかに重厚な味。
「葡萄の味」が濃いのがよく分かり、飲み応えがある。
多少飽き易い味かもしれないが、渋味も突出せず飲み易い。
色が濃すぎて、泡が立ち昇る様を見られないのは泡物として難点かな！？
あと味のボリュームも有り過ぎて、最初の乾杯に使うには向かないかもしれない。
でもこの赤のスパークリングという珍しさと先入観ハズしを思えば、セルフドッキリとしては成功したw。
味は悪くない。香りも正統派オーストラリアシラーズ。
過度の甘ったるさも無いし、中庸を貫いた上での不思議なバランス感がある。
シラーズ主体のパワーと炭酸の喉越しによる爽やかさが混在し、独特の個性を感じる。
純粋に赤ワインとして評価すれば1000円台後半のオーストラリア赤だが、そこにスパークリング要素が加わることで新鮮さと意外性が付加されて説得力が生まれてる。
値段相応。
意外性とパワーの割りに飲み易い味わいを思えば、2000円台中盤も納得の値段。
美味さはそこそこだが、それ以上に面白い。
なかなかキャラの立ったスパークリングワイン
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