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2009年01月10日

昨年連続放映されていた 「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」
の特別編。

転覆した列車事故の現場に飛んだ緊急救命の
フェローたちの、それぞれの奮闘を描く。

連続ドラマの方も安定した作りだったので、
安心して見る事ができた。

列車事故現場は、最終回のトンネル事故を思い出させる。

騒然とした現場で、トリアージを任された白石は、
冷静に患者の容態を診て緊急患者を選別。

後回しにした事で、患者の家族に罵倒される。

藍沢は、列車内部で機械に挟まれた親子を発見。

子供の命が危ないと判断し、電話で西条の指示を受け、
興奮する母親を諫めながら、脳タンポナーゼの緊急処置をする。

藤川は、足にケガを負って動けない患者の緊急手術を
その場でする事になる。

黒田の指示を受けながら、処置をしていく藤川の
側にいるのは新人の救命士だった。

自信なさげな新人・細川に

一緒に助けましょう。

と言って落ち着かせ、患者を励ます藤川。

みんな、それぞれに成長したんだな、と思うけれども、
特に藤川の成長ぶりに驚き。。。

私、たぶん本編の時は藤川について、レビューで
一回も触れてません

今日は、藤川の患者を救いたいと言う強い意志に
思わず目が潤んだり。。。

緋山が事故現場で二次事故に遭い、

まぁ、ここが見所ではあったけど、
寝ているだけでは演技が見られず

酸素マスクをしている戸田恵梨香ちゃんを見て、

とか。。。
不謹慎なことに、そんな事ばかり考えてた
だって、死ぬわけないと思ったし～。。。

緊急救命だし、ああ言う現場だから、当たった患者が
みんな助かるって事はまずないだろ。。。

とは思う。

アメリカ制作のドラマ 「ER」 では一時間の内に
当たった患者が全員死んでしまう回もあるくらい。。。

その中で、命の儚さとか大切さとか、
家族の気持ちなどを説教臭くなく描くので、
自然と涙するんだけど。

だけど、日本では、なかなかそういうドラマは
受け入れられないらしい。

ちょっと甘い気はするが、これはこれで
まとまっているから、まぁいいか。。。

特に主役に重きを置かない群像劇としての
慌ただしい作りは本編の時と同じ。

緊張感いっぱいの、見応えあるスペシャルドラマだった。

このシリーズ、主要人物の５人に何もない限り、
まだまだ続ける事は出来るはずなので、
また同じメンバーで作って貰えるといいな。。。

キャスト

藍沢耕作…山下智久
白石恵…新垣結衣
緋山美帆子…戸田恵梨香
冴島はるか…比嘉愛未
藤川一男…浅利陽介

田所良昭…児玉清(特別出演)
森本忠士…勝村政信
梶寿志…寺島進
西条章…杉本哲太
三井環奈…りょう

黒田脩二…柳葉敏郎

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