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2010.07.25
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仁に過れば弱くなる 
義に過れば固くなる
礼に過れば諂(へつら)いとなる
智に過れば嘘をつく
信に過れば損をする

気ながく心穏やかにして、よろずに倹約を用い金を備うべし。
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり、
この世に客に来たと思えば何の苦もなし
朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし。
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。
今日の行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、
娑婆の御暇(おいとま)申するがよし。


伊達政宗 五常訓 (「貞山政宗公遺訓」または「仙台黄門政宗卿遺訓」)



独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)でもみた覚えがある。
ただ、伊達氏に関する記録文書のどれにも、根拠となるものが見当たらないらしく、
政宗本人の作ではないというのが定説らしい。( 宮城県図書館レファレンス事例集
本人のものではないとしてもこの言葉はやはり素晴らしい。




前半が仁・義・礼・智・信の五常の徳について中庸を説いている。

夏目漱石の有名な言葉を思い出させるリズム。

 意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。)

先の大河ドラマでは、二代将軍秀忠に対し、柳生宗矩が将軍の心得を「仁・義・礼・智・信」
の五常の徳を説いたのを受けそれを一歩進めて冒頭のように答えた。


ちなみに孔子の教えにある仁・義・礼・智・信の徳目を五常という。            
世界大百科事典(平凡社)によれば、
『孔子の教えの根本をなす<仁>、孟子が仁とともに強調した<義>、
荀子がとくに重視した<礼>に、<智>と<信>の徳を加えて五常という。』
と説明されている。

これらの徳は確かに重要なものであるが、その論語自体にも
「過ぎたるは猶及ばざるが如し。」
となっているように、何でも程度の問題である。



後半は倹約のすすめ。
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり




けれども、その後に続く言葉は人生を楽しく過ごしていく秘訣ともいえるものだ。

この世に客に来たと思えば何の苦もなし

自分を主人公と考えずに、この世に客にきた、と考えれば苦しみがないという。
本当に自分が客の立場なら、この飯はまずくて食えない、などとは言わないだろう。
そういう気持でこの世に対していけば、不平もなく、安らかに生きていくことが出来る。

もっというと、人は物事を判断する時、判断は大袈裟だとしても、

それを止めて文字通り客の目で見ろと言っているのではないか。これはつまり客観となる。
客観の本来の意味は案外こういうことかもしれないと思ってしまう。

朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし

も結婚式のスピーチにはちょうどいい。笑



この世に客に来たと思えば何の苦もなし





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Last updated  2010.07.26 01:29:15
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