予防医学でピンコロ人生!栃木県健康管理士会

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2011年01月01日
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カロテノイド(植物色素)について

野菜の機能性成分では、
抗酸化ビタミン、カリウム、カルシウム、
繊維なども重要ですが、
がん予防の観点から、
カロテノイドが脚光をあびています。

カロテノイドは赤、橙、黄色等の色素で、ポリフェノールと並ぶ代表的な抗酸化物質です。

自然界には600種類以上のカロテノイドがあり、
日常、摂取している野菜・果物にも40~50あります。このうち10種類以上が血液や細胞膜などで、
重要な生理機能を担っています。

体内で働く主なカロテノイドは、
1、α-カロテン、2、β-カロテン、3、クリプトキサンチン、
有名な4、リコピン、5、ルテイン、6、ゼアキサンチンです。
このうち1・2、4・5の血中濃度は特に濃い。
細胞の変わりに酸化してくれる、酸化代謝物として有名ですね。

従来は、プロビタミンAとしての働きが
カロテノイドの主な生理機能と考えられた為、ビタミンA活性の最も高いβーカロテンが
カロテノイドの代表とされてきました。

 しかし、がん、動脈硬化などの生活習慣病の
原因として活性酸素の存在が明らかになるにつれ、リコピンなどの カロテノイド自体の抗酸化作用
(活性酸素消去能)が注目を集めています。

緑黄色野菜に含まれる多彩な(複合)カロテノイドが「がん予防」の相乗効果を奏でています。

過去の臨床で次のように発表され、
3種類のカロテノイド(αカロテン・βカロテン・リコピン)
を毎日摂取する臨床試験が、実施され、4年間の経過観察の結果、
複合カロテノイドを摂取しなかった群では3人に1人に肝癌が発生
摂取した群では8人に1人とがんの発生が半分以下に抑えられた。
(2002年、日本がん学会発表)更にがん抑制効果が実証された。

がんを誘発する活性酸素の発生は、
炎症が起きているとき、紫外線を浴びたとき、激しいスポーツの後などは、
体内に多量の活性酸素が発生します。

車の排気ガスやたばこの煙などにも活性酸素が含まれ、これらが細胞の遺伝子や膜を傷つけ、発がんを促します。

ひげおやじ






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Last updated  2011年01月01日 20時57分16秒
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