日本の予防医学と西洋医学
東洋人の一員として、日本人が培って来た
「普段の生活で体を作る」という文化は、
いつの間にか西洋化(欧米化)によって、
抗生物質や外科的手術など、即効性のあるもの
ばかりを有り難がるものに変ってしまいました。
日々摂生し、粗食を愛し、海や山に遊んで体を鍛えることが
大切だという謙虚な考え方は、無くなってしまいました。
仏教的な思想から来てるかもしれないがね?。
西洋医学は対症療法が主体の医学ですね。
日本では医学生の98%がこれを専攻して居るといわれています。
(予防医学も勉強してくれよ!)
病気でもないのに病院に行く人は居ないでしょう。
(もしかしたら、遊びに行く人もいるかも?)でも、病気になってしまったら、
当たり前のように行くでしょう!。
患者<病人>の意識が皆そうであるように、
医学会の中で予防医学や栄養学は重要視されず、
日本では学ぶ学生が少ないのが現状ですよ!。
しかし、欧米の中でもドイツでは年々予防医学従事者の割合は増加している。
現在、その割合は50%以上になり、
予防医学を専門にする医者の中に有能な
人材が多いと言われている。
日本の医療は最先端を行き、
インフラも整備されているドイツやアメリカとは
遜色がないと思っている日本人が多いことでしょう。
しかし、その見識こそが予防医学の
進歩を遅らせているのですよ。
予防医学は医師や病院などの取組や
仕組みだけを改革しても実現しません。健康な人や患者全員(日本人)が自覚し、意識改革し、
努力しなくしては実現しないでしょう。
これだけ医学・医療が進歩しているのに、一向に病人が減らないのは、どうして?。
よくある風景だが、自分のそばに幼児が居ようが、
咳き込んでいる人が居ようが、
タバコに火をつける無神経な輩が居ることや
病院で喫煙しているアホ(失礼!)もまた、
遅れを取っている要因の一つではないでしょうか。
ひげおやじ
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