予防医学でピンコロ人生!栃木県健康管理士会

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2018年07月21日
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カテゴリ: 食事について
と語るのは管理栄養士の幕内秀夫さん。
続きを読んでみましょう。

その理由の一つが、その理屈のおかしさが明らかになってきたことがあると思います。ご存知のように、糖質制限食の主な理屈は・・・

「 ―人類の歴史は三百万年とも四百万年とも言われている。そのほとんどは、狩猟採集の時代だった。農業をするようになって、穀物やいも類を栽培するようになったのは一万年前に過ぎない。長い人類の歴史の中で穀類やいも類を食べるようになったのはつい最近のことに過ぎない。私たちの体は、狩猟採集時代の肉食中心の食生活に適応している。「糖質」を多く含む、穀類やいも類を中心とした食生活には適応していない。それが肥満や糖尿病などを増加させた原因だ。したがって、狩猟採集時代に近い食生活を見直すべきだ。日本の場合だったら、縄文時代のように肉食中心の食生活が理想だ―」

このような主張をする本が出て、きちんと調べない二匹目、三匹目のどじょうがでてきたわけです。しかし、多少でも食生活を勉強している人だったら、即座におかしいと気づいたはずなのです。日本で米や麦などの栽培が始まる前は、何を食べていたのか?食生活を研究している人なら、ある程度知っていることなのです。縄文時代は「脂質中心」、「肉食中心だった」などという縄文研究者はいないということは常識と言ってもいいでしょう。実際、三内丸山遺跡のホームページには・・

https://ameblo.jp/makuuchi44/entry-12392251982.html


―縄文人の食生活はゴミ捨て場を調べることによって知ることができますし、骨を分析することによって何を食べたのかわかる場合があります。それによると、縄文人の食料の大部分は木の実などの植物性の食料でした。これまでに、たくさんのクリやクルミが出土しており、クリは特に重要だったようです。また、イモ類や山菜も利用されたと考えられるほか、マメ類やエゴマ・ヒョウタンなども栽培されていたことがわかっています。動物の骨では、普通の縄文遺跡ではシカやイノシシが多いのですが、三内丸山遺跡ではムササビやノウサギなどの小動物が多いことがわかっています。魚類ではマダイ・ブリ・サバ・ヒラメ・ニシン・サメ類などが多く、フグも食べられていました。 また、当時の調理方法は「焼く」よりも「煮る」が多かったといわれています。―

http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/jomon/01.html

世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 (講談社+α新書) [ 幕内秀夫 ]

(為谷 邦男)





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Last updated  2018年07月21日 16時32分18秒
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栃木県健康管理士会 @ Re:発芽玄米を作ってみました(09/27) 音声入力でやったら間違いを見逃してしま…
為谷 邦男 @ Re:画像投稿を試してみます(08/31) あれれ、画像がアップされないぞ。
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