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この年から論文試験終了後、法文(論文試験で用いられる司法試験用六法)をもらえるようになりました。この法文を入手できる条件は、六科目全てを受験した上、最後の刑事訴訟法の試験終了の時間まで教室に残っていること、です。
この年合格した私の友人は、刑事訴訟法の試験で早出し(終了時刻前に提出すること)していたため、法文をもらえることを知らずに出てしまい、残念がっていました。まあ、彼はこの年、合格したから別にもらわなくても
良かったんですが(笑)。
この法文を持っていることは、その年の論文試験を受験した証であり、合格発表後の答練でこれをもっているかいないかで、その年の論文を受けたかどうかを判断されてしまうようになりました。まあ、戦利品という奴ですね。
市販の司法試験受験六法は結構、分量・内容の割りに値が張るので、こうやって法文をもらえるのは嬉しかったですね。