大道無門(パソコンとインターネット)

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2014.03.22
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カテゴリ: 家電製品





しかしそうはいってもまだ時間はある。駆け込みで何かを増税前に購入しておこうという人はまだいるはずだ。

まずは消費税増税の前後での商品価格の動向などである。これを知りたいと思ったのだが、きちんとしたことが数字で示されている記事がインターネット上ではなかなか見つからない。とはいえ、以下のようなところは参考になると思う。

過去のデータにみる消費税増税の影響
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/661/120/syouhizei1.pdf

16年前の消費税増税のとき、世の中はどう動いたのか?
http://consulaction.hakuhodo.co.jp/lp/content/index.php?name=03&page=1

日本銀行ー金融経済概況1997-08-26
http://www.boj.or.jp/research/past_release/gk9708.pdf
http://www.boj.or.jp/research/past_release/gk9712.pdf

上記記事の中では最後にあげた日銀の経済報告はその当時の状況を比較的きちんと数字(グラフ)で説明している。

そういう記事はあるのだが、では実際にエアコンの価格がどういう具有に推移したのかというデータがなかなか見つからないのだ。さらに言うならば、過去の消費税増税の時にエアコンやパソコンなどの価格がどういう具合に推移したということをベースに入れて、今回駆け込み需要をしたほうがいいという判断をする記事がないのだ。

確かに消費税増税のタイミングによって景気動向など条件が異なるので、それだけでは判断できない。しかし、過去のデータをきちんと読んだうえで、現在の条件を付けくわえて判断しないといけないのではないだろうか。

ただ、過去のデータといっても、それをそういう具合にとるかはなかなか難しい。単に単品の価格でみたのでは、その単品だけの価格推移であって、パソコンならパソコン全体としてどうだったのかというものではないからだ。

探せば上の日銀の経済概況よりも詳しく、それぞれの商品分野での価格推移を示すデータがあるのかも知れない。しかし、日銀の金融経済概況だけでもほぼ判断はつくようにも思える。日銀の金融経済概況が示すように、物価の流れなども消費税増税の影響で極端にグラフの線が飛び跳ねた時もあるが、それを除けばおおむね全体の流れを変えずに推移しているとみるのが正しいようだ。

ということは、消費税増税のわずかな損得を考えるのではなく、その商品が今後どういう価格で推移するかを考えて、消費税の増税の影響がなくなった(あるいは、あらわれてくる以前の)時点で、購入するのがいいようだ。

先日も私のある知りあいが、彼はエアコンのセールスをしていた人だが、、「消費税増税の影響で、駆け込み需要があり、その後エアコンが売れず、どれだけ価格が下がったか良く覚えている」と言っていた。昔から言うが、「慌てる乞食は貰いが少ない」にはなりたくないものだ。






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最終更新日  2014.03.22 11:28:00
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