病気のこと


生まれて初めて病気の診断を受けました。
病名は胞状奇胎です。

2回の妊娠・出産経験から、異常な妊娠としてこの病気の名前についての
認識はあり、超音波写真で実例を見たこともあったけれど。

まさか自分の身に起きるとは...
こんなに怖い病気だったとは...

打ちのめされました。
赤ちゃんにまた会える!っていう喜びから、
おなかに宿った命を亡くす悲しみ
そしてこの病気が癌に移行しやすいという自分自身の生命への恐れ。
もし。癌になって。死ななきゃいけないとしたら、Kentuckyとも一緒にいられない...

放心しました。
泣きました。
無気力になりました。
これから先の長い病気との闘いを思って目の前が真っ暗になりました。

500人の一人の病気だそうです。
決して少ない数ではない。
たぶん、治っている人がたくさんいる、という事実に目を向けて。
それでもなかなか口に出す人がいないことから
どこかで同じようにおびえている人と悲しみを共有して励まし合うことが
できるかもしれないという思いから。

記録を残そうと思います。

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