てぃーたいむ

てぃーたいむ

その2



★脱走その1★

 夜9時病院から電話・・「お父さんがいなくなってしまったのでこころ辺り探してください」と・・「えーなんで?なんでいなくなるのよこの寒い日に・・」と思いながら手あたりしだい電話をかけるとどこにもいない・・しばらくすると叔父から電話があり警察に保護され叔父の住所を言ったそうだ。そして事情を話して病院へ送り届けてもらった。もちろん病院からも電話があり今すぐきてください・・と・・夜10時病院に駆けつけると看護婦さんの話だと外へ出たがどこにいるかわからずそのうち寒くなってきて手辺り次第ピンポンダッシュしてたそうだ・・そこで近所の人の通報があり警察のお世話になったそうだ・・私はなんてことして・・と怒りがこみあげてきたしかし父はノー天気に「お~警察まで行って来たよ・・暖かくて話してきたよ」と自分のやったことに全くわかっていない・・看護婦さんはそれでも「無事にみつかってよかったよね」と言ってくれましたが「もー父がどうなるのは構わない周りに迷惑かけるなら・・夜は睡眠薬で眠らせてください。看護婦さんにこれ以上迷惑かけれません」と言ったら「そんなこといってはいけませんよ。あなたのお父さんですよ。しかもこの状態では睡眠薬もききません。縛ることもできません。でも今夜は反省してるから帰っていいですよ」といってくれた。


しばらく落ち着いてきたので病室が変わった。電話は相変わらず父からかかってきて「お金くれタバコ買いたいから1000円でいいから」と毎日かかってくるようになる。ナースステーションの前にイスにずっと座っていたので看護婦さんも話しかけもしてくれ脱走ももうしないだろうと誰もが思った・・とうとう脳外科も患者がいっぱいで父は内科に移された・・。もう
落ち着いていたので・・私が行っても興奮する様子もなかったので┐(-。ー;)┌ヤレヤレと思ったのだけど・・・・

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