Pieces

Mississippi Burning

●きっかけ:TOEFLの授業で見ました。

●内容:人種差別(主に黒人に対する)についてです。3回にわけて見たので多少あやふやなところもありますが。ミシシッピのある田舎町ジェサップ(町の名前は偽名です)で公民権運動に参加していた3人の青年が行方不明になる事件がありました。しかしその町のSheriff(保安官)は捜査を始めるでもなくその事件はほったらかされていたのです。そこでFBIの捜査官2人が派遣されました。上司であるウォードは法務省からFBIに、その部下のアンダーソンはその町と同じ差別のひどい田舎町のSheriffからFBIにとその経歴から性格から全てにおいて逆の二人でした。ウォードは都会での事件と同じ様に事件を解決しようとしますが、アンダーソンは世間話から始めて聞き込みをしたりします。この町自体が差別を容認しており、小学校にあがったことから聖書によって黒人は差別されて当然であると教えられている、教えている人達で成り立っているのですから。そんなこんなで捜査は難航です。FBIが話しかけた黒人達はことごとくリンチ。家は焼かれ、黒人達の住む場所はなくなっていきます。そいでアンダーソンの捜査の仕方で解決することにしたウォード。暴力的かつ脅迫めいた捜査の仕方にとまどうものの、結局はアンダーソンのおかげ(?)で解決です。Sheriffを始め地主、関わっていた者達が次々と逮捕されます。詳しくはビデオでも借りてきて下さい。長いですけど軽く触ったくらいですよ、これで。

●感想:重い。話題が話題なだけに。でもすごくためになりました。今まで名前ぐらいしかしらなかったKKKの実態。詳しく知らなかった黒人差別の実態。この話は実話を元にしているそうです。多少のフィクションは混ぜられているらしいですが。それにしても事実なんて思いたくないような出来事が多く含まれていて、結構ショックが大きかったです。同じ人間なのに、肌の色が違うだけなのにどうして人として接しないのか、どうしてモノのように扱えるのかうちには理解できひん。内容がくそ長いので感想は短目にさせて頂きますが(ぇ)、最後に町長さんが自殺をします。手を出したか出してないかで言えば、手を出していない町長さんなんですが、そこでウォードはこぅ言います。「彼は有罪だ。誰にしろ、ことが起るのを見ていて何もしなければ有罪だよ。彼は有罪だ。多分、我々みんなも…」きっと全ての人があそこであの人のために何か言っておけば良かったって思うコトが、たとえ小さいことでもあると思う。そしてそう思ったっていうことは罪悪感があるからでしょ?皆罪は持ってるもの。でもその罪に負けないくらい良いことをしましょうよ。ね。
人種差別は絶対に許してはいけないものです。イジメも同じです。差別なんてあっていいわけがないんです。少しずつでも無くしていきたいって思う。


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