At Home

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ホットランチとスナック

学校はスナックを売ってその収益で学校運営に少しでも生かそうと、生徒にランチタイムのあとにスナックを買うことを奨励?しているようで、何度か「スナックを買うのは楽しいよ!」みたいなチラシももらってきていた。お友達が買っているのをみて、娘も買いたいというので、「ちゃんとお弁当食べてから買うんだったらいいよ」と、一度だけ50セント(スナック菓子は50セント、アイスは1ドルで買える)を持ってやらせたことがあったのだが、(そのころはまだお弁当を持たせていた)なんと、お金を持たせた日、お弁当をほとんど食べ残していた。(たまごやき1つだけしか減っていなかった。(ーー;たぶん、スナックを買えると思って嬉しくて舞い上がってお弁当をほっぽりだして列に並んだらしい。)それ以来、私は、「ランチタイムにちゃんとお弁当も食べないでスナックとかアイスなんかお昼ご飯のかわりに食べるなんて絶対ダメよ!」てお金は持たせないようにしていた。

だいたいランチタイムは廊下に並んでカフェテリアまでいって戻ってくる時間全部を含めて40分くらいしかとっていないようで、食べる時間が非常に短い。うちの娘は食べるのが遅いので、グズグズしていると時間切れで食べられなくなることも多いらしい。前も、ランチの監視しているアシスタントの先生(Ms.G)が、時間ギリギリにあわてて口にほうばったおにぎりを「もうランチタイムはおしまい。並ぶ時間だからお口に入れたものをベーしなさい!」と言ったというではないか!いったん口に入れたおにぎりをなんでベーしないといけないの???と疑問に思って翌日送っていったときに校門に立っていた副校長に直接クレームを入れたが、「キンダーの子は食べる時間におふざけしたり、ノロノロしてるから時間がたりなくなるのよ」とあまり真剣にきいてもらえなかった。

また、あるときはキティーちゃんのかたぬきのホットケーキをいくつかとおかずとフルーツをもってやらせたことがあったのだが、なんと、そのランチのときの監視の先生(Ms.G)が「これくれる?」とも言わずにだまって娘の弁当箱からつまみぐいしたそうだ。その後もフィッシュフライとかコロッケなど、何度か同じ先生にだまってつまみ食いされたという。学校の先生が子どものお弁当箱から貴重なおかずをつまみ食いするかぁ?ふつう、、、。(^^;;;(その先生は他の生徒達からも評判が悪い。クラスメートの母親と話していたときにふとその名前を出すと、その子もその先生が嫌いで学校にいきたくないといってる、、、なんて言っていた。実際私も遠足や参観日に実際にその先生に接したが無表情の愛想のないひとだった。)

最初の3ヶ月は私も毎日早起きして頑張ってお弁当をつくっていたのだが、12月から娘が「みんなホットランチだべてて美味しそうだから、ホットランチが食べたい!」と言い出し、1ヶ月20ドル(1日1ドルでミルクと給食が食べられる)のホットランチを申し込んだ。お弁当つくらなくていいのは楽だけど、はたしてお昼ご飯をちゃんと食べているのか不安でもある。毎日帰ってきたら「今日はホットランチ何をたべたの?」ときく。(もちろん メニュー は知っているんだけど、あえてきく)家に帰ってきて非常にお腹をすかしていることが多く、そうゆう日はランチしっかり食べてないなぁ、、、というのがわかる。(苦笑)でも、お友達と同じものを食べるのが楽しいらしく、それはそれでいいのだが、、、。

先日、夕食のしたくをしながら娘と話をしていると、その日、ランチタイムにクラスのお友達がデザートのスナックを買うためのお金を2ドルも持ってきていたそうで(2ドルもスナックに持たせる親も親だが)、その子が何故かうちの娘に1ドルをくれたという。娘は人からお金をもらうというのがどうゆうことかまだよくわかっていないので、素直に「ありがとう♪」ともらってしまい、その子と一緒に学校のカフェテリアでアイスを買って一緒に食べたという。「ちょうだいって言ったの?」と娘に問いただすと「ううん、欲しいっていっていないのに、ケイラがくれたの」という。

私は「ママやパパ以外の人からお金をもらっちゃだめだよ。ケイラのママはケイラのためにお金をもたせたんだから、いくらケイラがいいって言ったって、あなたがもらって使ったらイケナイのよ。」といいきかせ、もう食べてしまったものは仕方がないので、翌日「ちゃんとケイラに返すのよ」と1ドルをズボンのポケットに入れてもたせた。本当なら担任に手紙を書くべきかもしれないが、ランチタイムは担任は一緒に食べないらしく、いつも、例の「つまみぐい」をするMs.G先生が担当らしいので、あてにならない。娘を信用して、お金をもたせた。娘は約束通り、お金をケイラに返したそうだが、ケイラがそのお金でスナックを2つ買ってひとつを娘にくれたんだそうな。(^^;そのこの親切には感謝するが、これがクセになっても困る。

子どもにお金の価値を教えるのはむつかしい、、、、。


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