◆使用する教本、教材は?



「教本」とは古臭い表現です。しかし、あえて「教本」と書きました。それは、所謂、パソコンの How to マニュアルみたいなものではなく、一貫した指導理念を持って「教える」「本」だからです。

「キッズ・タイピング」で使っている教本は、アメリカの Barron 社の “Typing The Easy Way ”という教本です。

この本は、昔のタイプライター用のものですが、パソコン全盛の現代でも人気があり改訂版を出すこともなく、昔のまま販売されています。Amazon で¥2000で買えます。

タイピング・ソフトにゲーム式のものがあります。画面に出てくる文字をどれだけ早く「反射的に」打てるか、反応できるか・・・結構、人気があります。これはこれで、それなりの効果を期待できます。

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しかし、何となく物足りない感じがします。それは、このソフトの「目的がタイピングだけ」だからです。その先がないからです。

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「キッズ・タイピング英語塾」で使う教本は、アメリカの伝統的タイピング教本で「秘書の基本知識」をベースにしています。

タイピングの基本から始まって、手紙の書きかた、折りかた、封筒の入れ方、書式スタイル、秘書が知っていなければならない「全ての知識を網羅」しています。

その他タイプ・スピードの計算が出来るようになっており、盛り沢山で、総合的、体系的なので「安易に流れることがありません」。

レッスンは Lesson 60までページ数は140ページあります。全て英語です。英語の勉強(教師の)にもなり、生徒は「やったぁ!」という達成感、充実感、満足感を味わえる教本です。

すべてのページを消化する必要はありませんが、40ワード/分まで達するには、かなりの時間と練習と忍耐が必要です。(個人差あり)

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◆使用するキーボード:

キーボードですが、なるべく、メカ的なタッチのキーボードをお勧めします。偏平足みたいな「ペチャペチャ」の音は避けます。切れ味のいい音がするキーボードを使います。安いキーボードでいいです。¥2000からあります。量販店で売っています。

タイピングの初期の練習にはディスプレイは不要です。むしろ、集中力の妨げになります。

ディスプレイがあると、どうしても見たくなります。それでなくても手元が狂ったときには、訂正すべきかどうか、確認したくなるのは人情です。

タイピング中、手元が狂った時、間違った時は、同じ単語または文字の組み合わせを改めてタイプするよう指導します。訂正するよりも、finger pattern を身につけることを優先します。

ディスプレイを見ない習慣をつければ、キーボードを見ないで打てるようになります。タッチタイピングの勉強が終了するまでは、キーボードをパソコンから切り離し、または、画面が見えないように紙を貼ります。

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