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花と実と魔女と
18東フランス1
東フランス
2018.8.22
フランスのアルザスの村々とブルゴーニュ、シャンパーニュを訪ねて☆東フランス旅行記(1)
(2018年8月4日撮影)
8月4日から10日間、
フランスのアルザスの村々と
ブルゴーニュ、シャンパーニュを
旅してきました。
まずは、羽田からフライト!
今回は、ANAでした。
日本の航空会社はサービスも、
日本人仕様なので良いですですね。
(2018年8月4日撮影)
何せ、羽田は発着が多いので
今回は、搭乗手続きをすませててから
バスで飛行機の傍までいって
タラップを登ります。
(2018年8月4日撮影)
日本の飛行機のサービスが
日本人向けなことの
一つに、映画があります。
海外の飛行機だと、
機内の映画も
日本のテロップが流れなかったりする!
そんなときは、がっかりです。
さて、何を観たかって!?
ディズニーの「美女と野獣」
とてもきれいな画像で
ご覧の写真が一場面です。
このワンフレーズ、
いいな♪と思ってパチリ。
(2018年8月4日撮影)
そんなこんなで、
約12時間のフライトで
フランス・ドゴール空港へ・・・
もうすぐ着地前の農業国フランスの
畑が広がっているのが目に飛び込んできます。
そして、今回の旅は、葡萄畑や
牧草地が広がる、フランス北東部を旅します。
(2018年8月4日撮影)
無事着陸成功!(^▽^)/
何度乗っても慣れることのない
飛行機で怖がってても始まらないので
先へ進みましょう。
ドゴール空港はヨーロッパでも
大規模な国際空港で、
ターミナルについても入国手続きまで
動く歩道が延々と伸びています。
2018.8.23
フランスのアルザスの村々とブルゴーニュ、シャンパーニュを訪ねて☆東フランス旅行記(2)
(2018年8月4日撮影)
日本から、12時間25分のフライトの後
パリの広いドゴール国際空港内を移動。
着いたー!と実感しながら歩きます。
(2018年8月4日撮影)
そして、当然ながら
外国の方々がいっぱい!
こういう何気ない様子に、
海外に来たのね!と更に実感。
(2018年8月4日撮影)
いよいよ空港の外にでて
今回のツアー中お世話になるバスに乗りこみ
パリには寄らないで
パリから東の方角になるランスに向かって
130キロ、二時間走ります。
今回のツアーの行程は、
上の地図のようになっています。
フランスの北東部を
10日間の日程で旅します。
(実質は8日間ですけどね)
(2018年8月4日撮影)
現地時間20:00
ランスのホテルに到着。
夏は日が長いフランス。
まだ、こんなに明るいのです。
日本との時差はサマータイムで7時間。
日本時間だとすでに明け方の4時となります。
だから眠いはずだけど、
飛行機やバスでで仮眠もしているので
それほどでもありません。
この時点では・・・(^▽^)
(2018年8月4日撮影)
ホテル前に咲いていたアナベルが
いい感じの秋紫陽花になっています。
広くきれいな道ですが
交通量は多くないようです。
(2018年8月4日撮影)
ホテル内のロビー、
カジュアルモダンにディスプレーされていて
旅へのワクワク感が高まりますね。
~ つづく ~
2018.8.24
ランスの町で宿泊したホテルの前の薔薇も咲いていた朝の風景☆東フランス旅行記(3)
(2018年8月5日撮影)
フランスについて
一泊目はランスのホテル。
部屋から、町を眺めると・・・
朝ということもありますが
整然として、落ち着いた町です。
(2018年8月5日撮影)
はい、待望の一日目の朝食。
ホテルのバイキングで、
適当によそっています。
☆付きのホテルではないので
ま、こんな感じです。
でも、フランスだし(^▽^)
パンがとても美味しい~
皿の左上のは、
そば粉のクレープかな?と
思ったけど、不明でした。
(2018年8月5日撮影)
朝食後、ホテル前を朝の散歩。
交通量は極めて少なく
日曜日ということもあり
車はほぼ、駐車中。
整然と停められてます、
バンパーで押し合いながら停めるのは、
パリのような都会だけかも。
(2018年8月5日撮影)
整然とした通りです。
ちなみに、ランスの人口は約20万人。
シャンパーニュ地方の中でも
特にワイン醸造で知られた都市です。
(2018年8月5日撮影)
路肩の花壇には
アナベルがきれいなグリーンに。
(2018年8月5日撮影)
ソフトピンク色の薔薇も、
猛暑のなか、
いっぱい咲いていました。
なにせ、この日も
最高気温35度越えでしたから。
この地でも、異例の暑さです。
(2018年8月5日撮影)
街並みにフィットして
小さいですが噴水が!
綺麗に管理されていて、
シャンパン効果?の税収で
豊かな町なんでしょうね。
2018.8.25
シャンパーニュ地方のシャンパンの聖地の町エペルネーを訪ねて☆東フランス旅行記(4)
(2018年8月5日撮影)
仏蘭西、
シャンパーニュ地方を旅して2日目
ランスをバスで出発してシャンパンの聖地
エペルネーへ向かいます。
葡萄畑を進むにつれ、
ワインの文化を風景からも感じ、
気分もおのずと高まりますね。
(2018年8月5日撮影)
ホテルを出て約30キロ、40分で、
エペルネーの町に到着。
バスの窓からの町の風景です。
エペルネーは
著名シャンパンメーカーの本拠地で
住民一人当たりの収入が
フランスで最も高いといわれる町。
(2018年8月5日撮影)
町には教会、バラ窓が見えますね。
この辺りは、もともとカソリックですから
マリア様を祭るノートルダム教会が多く、
この後戻るランスでは
ノートルダム大聖堂にも行きます。
(日曜なので、ミサがある時間に、
シャンパンのメゾン=工場見学でした)
(2018年8月5日撮影)
そして到着した
「ドン・ペリニョン(ドンペリ)」で有名な
モエ・エ・シャンドンのメゾン(工場)
写真は、本社・社屋です。
(2018年8月5日撮影)
表には大きく
その歴史がわかるように
年号が表記してありますね。
この後、この会社の迎賓室や
工場を見学、カーブ(倉庫)を見学します。
2018.8.27
ナポレオンも時々訪れてドンペリを飲んで楽しんだ迎賓室☆東フランス旅行記(5)
(2018年8月5日撮影)
シャンパンを発明した修道士
ドン・ペリニョンの銅像。
シャンパンメーカーの一つで
最も大きなセラーを持つ
モエ・エ・シャンドンの前庭にあります。
ドンぺリと呼ばれる高級シャンパンの名前は
発明家の名前からなんですね。
(2018年8月5日撮影)
前庭の花壇もきれいに整備されています。
シャンパンの会社が軒を連ねている通りが
シャンパーニュ大通り。
(2018年8月5日撮影)
そして、ガラスの扉の中は
今から始まる
見学ツアーのスタート地点です。
(2018年8月5日撮影)
ホテルのように磨き上げられたロビーに
エルムレス、アンセリウム、クロトンの葉の
大きなアレンジメントが!
やはり、フレッシュフラワーは
静かなパワーを感じます。
空間の印象を一瞬で決めてくれる!
無機質な大理石の空間に
フィットしていますね。
(2018年8月5日撮影)
アレンジの色使いもおしゃれですよね。
(わたしは、こんなアレンジが好きです
直線の構成が決め手ね!)
多色使いの
ガーデニングの寄せ植えとは対照的に
色を絞って、
大理石の空間に息を吹き込んでいます。
(2018年8月5日撮影)
その昔、ナポレオンが
ここのシャンパンが好きで
何度か立ち寄ったとか。
ナポレオン好きのインテリアにして
(例えば猫足?の家具)当時を再現。
現在もVIPがお見えになると
こちらの部屋を使うとか。
この迎賓室の奥のお庭は
イングリッシュタイプと
フレンチタイプのガーデンがあるそうです。
(2018年8月5日撮影)
館内には、遠くからもキラキラ煌めく
シャンパングラスでできた
大きなシャンデリアがありました。
さあ、次回から、いよいよ
試飲付き、見学ツアースタート。
2018.8.28
世界一と言われるシャンパン、ドンペリニョン(ドンペリ)の貯蔵庫セラー☆東フランス旅行記(6)
(2018年8月5日撮影)
いよいよ、
セキュリティ管理のしっかりされた
地下へ降りるエレベーターで
ワインの貯蔵庫セラーに降り立ちました。
温度も低く保たれ、
この日の外気温から
20度位低く10~15度だとか。
(2018年8月5日撮影)
年号や番号が書いてあり
このように、まさに山と積んであります、
シャンパンが!
(2018年8月5日撮影)
ナポレオンが愛したシャンパン、
ナポレオンとのエピソードは色々あるようです。
もちろん、贈った事実もあるし、
遠征先のポルトガルからポートワインを
返礼として受け取ったという話も
館内ガイドさん(日本人女性)から
聞きました。
(2018年8月5日撮影)
貯蔵庫は、延々と続きます。
それもそのはず、
数層からなり
28キロメートルにも及びます。
この会社だけではなく
各メーカーの地下には
地域全体で総延長100キロメートルもの
貯蔵庫があるそうです。
(2018年8月5日撮影)
シャンパンを醸造するときには
"澱(おり)”ができるので、
おりを瓶の上の方に集めるための棚。
こうして、逆さにし、
職人が手作業で毎日少しずつ回して
瓶の口近くに集めるのだそう。
やっぱり、技術と手間が
相当かかるんですね。
(2018年8月5日撮影)
かなり天井も高く、
それだけ、地下深いということで・・・
神話に満ちた迷路の様で
果実がワインに変身するのに最適な舞台は
温度と湿度が一定していて、
最高級ワインの熟成に最適条件を提供します。
石灰質の土壌なので、昔でも
貯蔵のためのカーブを
延々と掘ることができたのですね。
(2018年8月5日撮影)
何百万本ものシャンパンが寝かされ
時が来ると、
世界の市場に出荷されれます。
世界の特別な
イベントにおいてなくてはならない
最高級シャンパンが、ここで誕生するのですね。
フランスのシャンパンの、
ドンペリニョン(ドンペリ)という
名だけは聞いていましたが
こういう風に冷涼で広い貯蔵庫で
丁寧に熟成され、保管されているのだと知り
お値段が高いのも、少しだけ分かった気がします。
2018.8.29
ドンペリの製造元モエ・エ・シャンドンでの試飲と本社販売店☆東フランス旅行記(7)
(2018年8月5日撮影)
貯蔵庫から、
地上階へエレベーターで昇り
いよいよ、お待ちかね試飲です。
シャンパングラスが
なぜほっそりとしていて
なおかつ下の方が細くなっているか?
空気と触れる部分を少なくし
炭酸が抜けにくいようにと、
泡が下の方から、キラキラと
上っていく様子を楽しむためだそう。
モエ・エ・シャンドンの売れ筋シャンパンを
会社のスタッフが注いでくれて・・・
おいしく、お味見させていただきました。
左側の女性が1時間案内してくれた
日本人女性(モエ・エ・シャンドンのスタッフ)です。
(2018年8月5日撮影)
こちらが、
目下売り出し中のシャンパンのよう・・・
もちろん、年式を絞れば、
超高級品もあるようですが
(一本150万円以上とのこと)
一般的に、日本でも
売られているものだそうです。
(2018年8月5日撮影)
これは、
この夏、売り出し中のシャンパンだそうで
モエ・エ・シャンドン・アイス・アンペリアル
なんと、氷を入れていただくシャンパン。
いわば、シャンパンのオンザロック!
プールサイドなどで冷やして飲んでいただくように・・・
というのが 商品コンセプトのようです。
涼やかで、素敵なディスプレーでしょ。
(2018年8月5日撮影)
本社売店は、ご覧のように、
きれいに陳列されていて・・・
全てがゆったりした空間で
たまたま、
午前一番の工場ツアーだったこともあり
私たちだけで、ゆっくりできました。
日本人スタッフさんも、
日本でも買えます♪とおっしゃったりして
決して、押し売りモードではありません。
そのあたりも、余裕があって素晴らしい~
ツアー仲間(10名)のうち数名が
蔵出しということで、
記念に1~2本買われていました。
帰り時間には、
世界からの見学の皆様が続々・・・
(2018年8月5日撮影)
夏のディスプレーも、スッキリと!
世界のお金持ちが
プライベート・プールサイドで
シャンパンを開けて・・・
なんて様子を、勝手に想像して楽しみました。
2018.8.30
ランスに戻って山盛りの野菜サラダとビックなチョコレートムースのランチ☆東フランス旅行記(8)
(2018年8月5日撮影)
ドン・ぺリニョンの
工場見学をしたエペルネから
バスで40分程・・・再度、
ランスに戻ります。
農業国フランス、
小麦を刈り取った広々とした畑でしょうか
黄色くなっています。
バスの中から撮りました。
(2018年8月5日撮影)
ランスの町、再び見ても
落ち着いた、素敵な町ですね。
(2018年8月5日撮影)
さあ、今日のランチです。
ランスの町中のカフェのようです。
(2018年8月5日撮影)
お店の内部も、フランスちっく♪
あ、ここは仏蘭西だった・・・(笑)
(2018年8月5日撮影)
さあ、ツアー第一回目のランチは
何が出てくるのでしょう・・・
まず提供されたのは、
山盛りの野菜サラダ。
そして、同行の皆さんと驚いたのは
生のもやしが入っていたこと!
生の白菜も太めの千切りで入っています。
白菜のサラダは聞いたことありますが
生もやしのサラダ!にはびっくり。
大丈夫なのかしら?などと言いながら、
郷に入っては郷に従え、ですね。
まあ、想像通りのお味でした。
ツアー食は(私が知っている限りですが)
いつも野菜不足ですから、
その点は、素晴らしいですね。
(2018年8月5日撮影)
次に出てきたメイン。
こちらも 付け合わせのサラダと
ポテトがあってビックリ。
鶏肉料理ですが、ちょっとパサパサ。
それでも量だけはすごい!
キクラゲ風のキノコが入っているソースは
とてもおいしかったです。
ソースが決めて!
そのあたりはフランス (^▽^)/
(2018年8月5日撮影)
そして、お約束のデザート。
チョコレートムースは
これもビックで、ビックリ (*_*)
外国風に(笑)甘めだったので
完食ならず・・・でした。
2018.9.1
しっとりとした歴史を感じさせる美しいシャンパンの中心の町ランスの散策☆東フランス旅行記(9)
(2018年8月5日撮影)
ランスで野菜いっぱいの(^▽^)昼食後
腹ごなしに(笑)町を散策します。
ランスの町は、アールデコの街並みで
世界遺産にも指定されている
しっとりとした歴史を感じさせる
美しい町です。
建物が直線的な中に
角はカーブを描くように建てられています。
(2018年8月5日撮影)
こちらの街角もそうですね。
全体は、直線的で、
角は丸くなっていますね。
こうして、古い建物が
大切に今も使われているのがすごいです。
(2018年8月5日撮影)
こちらはドルエ・デルロン広場の
プラス・デルロンのモニュメント。
「有翼の勝利の女神」さまは
遠くからも見え、とても美しい像です。
(2018年8月5日撮影)
沢山の飲食店もある
ランス一番の繁華街には
回転木馬があり、もちろん回っている現役。
大人も乗っていいのですよ!と
現地ガイドさんに教えていただきましたが・・・
観るだけにしておきました♪
(2018年8月5日撮影)
町には、ケーキ屋さんも
チョコレートやさんもあって!
お味見したいところですが、
そうもいかず、カメラでお味見。
皆様も、ぜひ・・・
おひとつと言わず、いくつでも
お味見なさってくださいませ。(^▽^)
(2018年8月5日撮影)
仏蘭西ですから、ぜひマカロンも!
色とりどりできれいですね。
色合いにもフランスを感じませんか?
(2018年8月5日撮影)
『連帯の泉』という噴水も、
モダンなデザインですね。
ここランスはシャンパーニュの中心都市で
シャンパンの工場もあり、豊かな土地なんですね。
これから向かう、ノートルダム大聖堂もあり、
歴代25人の国王の戴冠式が執り行われたところです。
(2018年8月5日撮影)
そして、こんなに素敵なトラムが!
色は葡萄の紫色と
聞いた記憶が・・・(たぶん)
地下鉄もいいですが
私はトラムが好きです。
特に、こちらの町では
トラムの上に電線がないですよね。
別な方法で電気を引いているのでしょう。
美しさと便利さを兼ね備え、
排気ガスも出さない
エコな乗り物トラム。
日本の国土事情では難しいのでしょうかね。
それと、電線が空を遮ってないのが
美しいですね。
ヨーロッパの町々を美しく感じるのは
電線のことも大きいとおもいます。
2018.9.2
フランス王が代々戴冠式を行ってきたフランス随一の格式あるノートルダム大聖堂☆東フランス旅行記(10)
(2018年8月5日撮影)
シャンパーニュの中心都市ランスは
かつてフランス王が代々戴冠式を行ってきた
仏蘭西随一の格式ある
ノートルダム大聖堂があります。
ノートルダム大聖堂というと、
パリのノートルダムを思い浮かべますが
ノートルダムとは
聖母マリアを祭る教会を意味します。
まずは大聖堂の正面。
13世紀初頭に着工されたゴシックの大聖堂。
3段で構成された端正な正面左右の塔も見事です。
(2018年8月5日撮影)
そして正面広場の一角に
ジャンヌ・ダルクの騎馬像があります。
ジャンヌ・ダルクは
普通の農村地の娘時代を過ごしていましたが
17歳の時ジャンヌ・ダルクは神のお告げにしたがい、
仏蘭西軍を指揮しオルレアン解放を成功させ
シャルル7世にハッパをかけて
ランスの大聖堂で戴冠式を行わせます。
もちろん、立ち会ったジャンヌダルクの像が
この教会にあるというわけです。
しかし、その後イギリスとの講和を模索する
シャルル7世に反して戦いを続けようとする
ジャンヌ・ダルクは王からの援軍のない中
パリ奪還を試みるも、ルーアンで捕まり
火刑に処せられ、何度もイエスの名を呼びながら
フランスの英雄は19歳の短い生涯を終えます。
1920年、ローマ法王によって
聖女の列に加えられたジャンヌ・ダルクは
今も、フランス人の間で
熱狂的に支持されているそうです。
(2018年8月5日撮影)
外観は無数の彫刻で覆い尽くされ
2300体の像で装飾される正面サファードは
圧巻です。
(2018年8月5日撮影)
外見のいたるところに施された彫刻が素晴らしく
正面ファサードのうち、左ボルターユ(扉口)の
『微笑む天使』『マリアの従者』『聖ヨゼフ』なども習作。
(2018年8月5日撮影)
こちらが、特に有名な『微笑む天使像』
アルカイックスマイルの天使様は
東洋人の私たちにもスッとなじめる面立ちです。
京都・広隆寺の弥勒菩薩像を思い出しますね。
(2018年8月5日撮影)
教会内部は、このように高い柱が
見事にずーっと並んでいます。
遠くに見える祭壇奥の青いステンドグラスは
後陣礼拝堂のシャガール制作
"シャガールブルー”のステンドグラスです。
(2018年8月5日撮影)
そして奥の方から入り口を振り向くと
バラ窓(直径12.5m)が外光をうけて、
輝いています。
上下、2段に連なっているのも、見どころ。
各国、各地の大聖堂にあるバラ窓、
いつも、本当に美しく、
人の手と光の織りなす芸術だと感動します。
2018.9.3
ランスのノートルダム大聖堂の素敵な薔薇窓とシャガールの特別なステンドグラス☆東フランス旅行記(11)
(2018年8月5日撮影)
昨日に引き続き、
ランスのノートルダム大聖堂の
直径12.5m、大きな薔薇窓です。
現大聖堂は、1210年に
火災で消失した教会の代わりとして、
1211年5月6日に建造が開始され、
難航したファサード部分の完成は
南側が1445年、北側が1475年。
(2018年8月5日撮影)
フランス革命の動乱に続き、
第一次世界大戦中の1914年~1918年まで
ドイツ軍の空襲や砲撃を受けました。
特に1914年9月19日に空襲で壊滅的な被害を受け
彫像や約半数のステンドグラスが失われました。
この美しいステンドグラスも
再建されたものでしょう。
終戦後にランス出身の建築家
アンリ・ドゥヌの主導によって再建開始。
1938年に竣工した後、
現在も一部修復作業が行われているそうです。
(2018年8月5日撮影)
聖堂内部は長さ138.75mで
幅30m、中心の高さは38m、
その左右翼の塔の壁にも
素晴らしいステンドグラスが
キリスト教の教えを説いています。
当初のステンドグラスは18世紀に
ろうそく代を節約するため
ステンドグラスを透明なガラスに替えたので
堂内は、ほかの大聖堂と比べ明るいのが特徴です。
思えば、パリのノートルダム大聖堂はかなり暗くて
人も多いので、スリに厳重注意でした。
(2018年8月5日撮影)
シャガールのステンドグラスが
後陣の最奥に1974年に配され
シャガールブルーの
輝くばかりのステンドグラスが
私たちを迎えてくれます。
(2018年8月5日撮影)
シャガールのステンドグラスがあるのは
世界に三か所だけで
南仏ニースのシャガール美術館と
(当ブログのトップページのステンドグラス、
ここにも行ってきましたが)
イスラエル、そして、ここランスだそうです。
ブルー好きなので、見ることができて良かった!
(2018年8月5日撮影)
シャルル7世の戴冠式に
大いなる力を発揮し同席した、
大聖堂にゆかりの深いジャンヌ・ダルクの像も
堂内に設置されています。
(2018年8月5日撮影)
そして、こちらは
画家、藤田嗣治の洗礼の様子。
ここで、洗礼を受けたんですね。
そして、この近郊の
シャンパン工場の敷地内に
藤田嗣治が設計監修した
礼拝堂があります。
今回のツアーに含まれていなかったことが
返す返すも残念です。
いつか、パリを再訪することがあったら
電車でランスに来て、
行ってみたいと思う程でした。
(2018年8月5日撮影)
後ろの像は、
幼子キリストさまでしょうか?
聖堂内の
キャンドル点火のコーナーを見ると私は、
ここに来れた感謝の気持ちとして
わずかな献金とともに、
キャンドルを灯します。
(2018年8月5日撮影)
キャンドルホルダーに、
絵が描いてあり
両翼の「天使の微笑み」の
像がプリントされていますね。
素敵な心配りですね。
2018.9.4
ランスのノートルダム大聖堂に隣接する美術館となっているトー宮殿☆東フランス旅行記(12)
(2018年8月5日撮影)
ランスのノートルダム大聖堂の側面です。
こんな感じで、側面もちろん美しいです。
(2018年8月5日撮影)
そして、
広場を横切って向かう先は・・・
(2018年8月5日撮影)
大聖堂に隣接するトー宮殿。
1690年築の大司教館。
建物がT字型をしているところから
そう呼ばれています。
写真はトー宮殿の入り口。
(2018年8月5日撮影)
中に入ると、
アーチの天井が美しい通路。
こうやって、アーチの形によって
重い天井を支えていたのでしょうね。
(2018年8月5日撮影)
まずは、大きなタペストリー。
当時は寒いし、部屋を飾るインテリアは
歴史やエピソードを織り込んだ
タペストリーが
大切な調度品の一つだったようです。
(2018年8月5日撮影)
現在は、かつてのフランス皇帝の
戴冠式に使われた品々や
当時をしのぶ品々が展示されている
美術館となっています。
(2018年8月5日撮影)
そう、多くはありませんでしたが
黄金の輝きは当時の戴冠式の様子を
想像させてくれます。
例えば、
ナポレオンの戴冠式の絵を思い出し
イメージするとか・・・
(2018年8月5日撮影)
第一次世界大戦で大きく破壊された
大聖堂の外壁にあったのでしょうか、
衛兵のような彫像が展示されていました。
近くで見るといかに大きいかがわかります。
2018.9.7
シャガールブルーでも有名なノートルダム大聖堂のランスからロレーヌ地方の中心地ナンシーへ☆東フランス旅行記(13)
(2018年8月5日撮影)
シャガールの
ステンドグラスを見ることができた
ランスのノートルダム大聖堂の後ろ側・・・
何処から見ても、美しい大聖堂ですね。
復興にも時間がかかって、
いまだ修復を
重ねているというのもうなづけます。
(2018年8月5日撮影)
今回の旅、二日目は
シャンパンのメゾンを訪ね、
大聖堂を観たランスを離れて、次の訪問地
ロレーヌ地方のナンシーに向かいます。
白バラも咲いていて、
私たちを見送ってくれました。
今回のツアーで訪れた
東フランスの地図を
もう一度見てみましょう。
次は ナンシーです。
(2018年8月5日撮影)
ランスからナンシーまで
バスで約3時間。
245キロの移動です。
車窓からの眺めは 概ねこんな感じで、
フランスは農業国で
広い平地に恵まれていることを
改めて思い出す風景ですね、。
(2018年8月5日撮影)
ぼんじゅーる♪
長いバス移動、お約束のトイレ休憩。
高速のパーキングエリアで
バスを降りて・・・一休み。
(2018年8月5日撮影)
大体、
どこの国も一緒ですよね。
飲み物と、食べ物と、
子供向けのおもちゃや
ちょっとしたグッズが、
展示されています。
ただこちらの国は
ごちゃごちゃ感がないのが、
素敵ですよね。
日本のパーキングエリアも楽しいけど、
絶対的な広さが違うのかもしれないと、
この写真を見ながら、思いました。
どうでしょうか・・・?
(2018年8月5日撮影)
サンドイッチ、
長いバゲットに野菜やハム、チーズなんかが
挟んでありますね。
これ、
端からかぶりつくのかしら?
食べているうちにバラケそう~?
恵方巻を食べる図を
思い出してしまいました。(笑)
(2018年8月5日撮影)
そして、
合わせて3時間のドライブのあと
着きました。
ロレーヌ地方中心地
ナンシーの最大の見どころ
世界遺産、スタニスラス広場です。
~ 次回へつづく ~
2018.9.8
ロレーヌ地方の中心地ナンシーでその昔マリーアントワネットが泊まったホテルに泊まる☆東フランス旅行記(14)
(2018年8月6日撮影)
世界遺産の町、ナンシーについて
私たちの宿泊したホテルです。
テントが閉じていますが
翌朝、ホテル前の
スタニスラス広場から撮りました。
(2018年8月5日撮影)
ホテルの入り口の上の手すりは
ロココ調で装飾されていてきれいです。
18世紀には貴族好みのロココ美術が
花開いた町でもあります。
(2018年8月5日撮影)
こちらが
ナンシーグランドホテルの入り口。
今どきのホテルだと、
入り口も広々していますが
こちらは、
ロココ調の時代からの老舗だそうですから!
シンプルです(^▽^)
(2018年8月5日撮影)
フロントも、
全体がクラシックなわりに
モダンで?シンプル。
きっと、長い歴史の中で
部分部分で、改築してきたのでしょう。
(2018年8月5日撮影)
落ち着いてクラシカルなロビー。
写真で見ても、
時代感が伝わってきます。
(2018年8月5日撮影)
そして、一角には、
1770年にルイ16世に嫁ぐために
移動中、マリーアントワネットが
宿泊したということから
肖像画が飾ってありました。
マリーアントワネットが泊まったホテルだと
改めて思うとき、歴史を感じますね。
(2018年8月5日撮影)
部屋への階段の手すりもロココ調。
他に、クラシカルなエレベーターもありますが
この階段も印象的でした。
(2018年8月5日撮影)
部屋も、シンプルで
★のついていないホテルではありますが
印象的なお宿で、
今回の旅の2泊目を迎えたのでした。
~ 次回へつづく ~
2018.9.9
ロレーヌ地方の中心地ナンシーのレストランで夕食を楽しむ☆東フランス旅行記(15)
(2018年8月5日撮影)
ランスからナンシーに来て
ホテルに着いたのは夕刻
18時30分ごろです。
昨日ご紹介したマリーアントワネットが
お輿入れの際に
泊まったというホテルにチェックイン後、
夕食をとるレストランへ。
(2018年8月5日撮影)
この時期、パリの夜のとばりは
20時ころ下りるので
まだ、明るい中での夕食タイムとなります。
皆さん、テラス席がお好きなので
こうして、楽しそうに!おいしそうに!
召し上がっていますね。
(2018年8月5日撮影)
さあ、私たちの夕食レストラン♪
今夜のメニューは?
(2018年8月5日撮影)
まずは前菜。
鮭のマリネ?でしょうか。
なかなか美味しかったです。
手前の茶色い線描き模様は
バルサミコですね。
(2018年8月5日撮影)
アップにしてみると
こんな感じで、
食感は、しっとりしていて
少しとろみがあって
すごく美味しかったですよ。
お野菜も入っていますね。
リンゴも入っていたかも・・・
(2018年8月5日撮影)
続いてメインは
鶏肉のソテー。
オリーブオイルで
ソテーしてあったと思います。
これも美味しかったですよ。
お野菜も添えられていますね。
(2018年8月5日撮影)
最後にお約束のデザート。
アイスクリームが
しっとりスポンジの上にトッピング。
盛り付けにも、こだわっていますね。
フランスを感じます。
~つづく~
2018.9.7
ロレーヌ地方の中心地ナンシーの夜のスタニスラス広場と近くを楽しむ☆東フランス旅行記(16)
(2018年8月5日撮影)
昨日ご紹介したナンシーの
レストランでの夕食の後は
よるの帳も降りて、
すっかり暗くなっていました。
でも夏のフランスはまだまだ・・・
テラス席にもテーブルキャンドルが灯り
雰囲気は最高~
それにしても、整然とした小路ですね。
(2018年8月5日撮影)
ホテルの有る
スタニスラス広場に戻ってきました。
現在の市庁舎が、
美しくライトアップされています。
この広場は、
フランス王ルイ15世の義父に当たる
ロレーヌ公スタニスラスが、
国王を称えてつくらせたもの。
1751年から1755年にかけて工事が行われ、
国王広場 (Place Royale) と
名付けられたのですが
フランス革命後、
1831年になってスタニスラス公の銅像が設置、
それからは広場の名も
スタニスラス広場と呼ばれています。
(2018年8月5日撮影)
ハイシーズンですし、
広場のあちこちで
テントが張られ、
今年は猛暑だったこともあり
こうして皆さま、
世界遺産の広場でのひと時を
ゆっくり楽しんでいます。
(2018年8月5日撮影)
実はこの広場では
6月中旬から9月中旬まで夜には
建物をスクリーンに
音と光のショーが開催されます。
それもあり、
皆様、集まってくるのですね。
(2018年8月5日撮影)
向かって右が私たちの泊まった
マリーアントワネットゆかりのホテル。
写真でみる二つの建物の間の道も
実際には結構広かったので
隣が何の建物かまで確認しませんでしたが
こうして、遠景で見ると
同じような外観なんですね。
(2018年8月5日撮影)
こちらがわれらが(^▽^)グランドホテル。
色がついているように見えますが、
照明で、建物に深みが添えられています。
(2018年8月5日撮影)
ツアーガイドさんから
音と光のショーの
ご案内をいただいていましたが
ちょうど2泊目のわたしとしては、
時差ボケと、早めにお部屋で休みたくて
ホテルの前の広場に出ずじまい・・・
今思えば、見ればよかった!
ナンシーのプロジェクションマッピング。
残念でした。
旅行は下調べと、
体力勝負なところ、
ありますね。(^▽^)/
~つづく~
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2018.9.12
ロレーヌ地方の中心地ナンシーの凄く広くて美しい世界遺産のスタニスラス広場☆東フランス旅行記(17)
(2018年8月6日撮影)
先日に引き続いて
東フランス、ナンシー。
世界遺産のスタニスラス広場の前に建つ
ホテルでの朝食会場です。
歴史があるホテルだけに
クラシックですが、
アールヌーヴォーを思わせる
エレガントなしつらえですね。
(2018年8月6日撮影)
朝食はいつものように、
ビュッヘスタイル。
好みのパンやチーズ、
ハムなどを取り合わせ・・・
パンの右上にあるのがチーズです。
(2018年8月6日撮影)
ここナンシーは19世紀末に
アールヌーヴォーの新芸術が生まれた町。
そして
その一世紀前には貴族好みのロココ美術が
花開いた町でもあります。
(2018年8月6日撮影)
生活に溶け込んだアールヌーヴォーと
貴族のために作られたロココ。
二つの文化が一つの町で展開したのは
興味深いことですね。
(2018年8月6日撮影)
中でも見どころは今まで
見てきているスタニスラス広場。
106m×124mのこの広場を
実際に設計したのはエマニュエル・エレ。
広場は市庁舎、凱旋門、
ナンシー美術館などに囲まれています。
広い石畳に
朝日を受けて建物の装飾のシルエットが
映し出されていますね。
自然の描くナンシーの
プロジェクションマッピング?(^▽^)
(2018年8月6日撮影)
ポーランドの国王だった
スタニスラス・レスチンスキーが18世紀中ごろ
ロシア軍に追われてフランスに逃亡。
ロレーヌ地方を譲り受けて統治したそうです。
(2018年8月6日撮影)
彼の命を受け、
ナンシー生まれのエマニュエル・エレが
設計したのがこの広場。
この装飾的な鉄の門については
次回、ご紹介しますね。
~つづく~
2018.9.13
ロレーヌ地方の中心地ナンシーの美しい世界遺産のスタニスラス広場やカリエール広場☆東フランス旅行記(18)
(2018年8月6日撮影)
ナンシーの見どころ、
仏蘭西屈指のスタニスラス広場。
106m×124mの
スタニスラス広場の6箇所にある
ロココ様式の美しい
金属細工で彩られた鉄柵。
これは金具師
ジャン・ラムールが手がけたもの。
(2018年8月6日撮影)
一つは噴水もあり、
暑い一日に涼しさを提供してくれました。
黄金に輝く、噴水・・・
綺麗ですね。
(2018年8月6日撮影)
この広場の特色は中世期の旧市街と、
16世紀から17世紀にかけての新しい市街を
統一しようと設計された
都市計画の中心に当たるということ。
広場を取り囲む現在の市庁舎なども
エレの設計に基づくものです。
(2018年8月6日撮影)
スタニスラス広場の凱旋門。
ここを通り抜けると
世界遺産のカリエール広場。
凱旋門はパリだけではないですね。
(2018年8月6日撮影)
スタニスラス広場に
面している凱旋門をはさんだ
北側にある細長いカリエール広場。
この広場は
18世紀に整備されたものですが
その起源は16世紀に遡り、
当時は馬上槍試合なども
行われていたそうです。
カリエール(この場合は「競技場」の意)の名は
そのことに由来します。
(2018年8月6日撮影)
スタニスラス広場の
数百メートル東に位置する
比較的小さな
これも世界遺産のアリアンス広場。
中央に噴水があり、
アリアンス(同盟)の名は
ロレーヌ公家とフランス王家の
同盟に由来するそうです。
(2018年8月6日撮影)
カリエール広場をそのまま北に向かうと、
ロレーヌの官邸 に突き当たり、
その隣には現在ロレーヌ歴史博物館となっている
ロレーヌ公宮殿があります。
~つづく~
2018.9.14
ロレーヌ地方の中心地ナンシーの美術館そのものがアートなナンシー美術館☆東フランス旅行記(19)
(2018年8月6日撮影)
昨日に引き続いてナンシーから、
今回はナンシー美術館のご案内です。
建物そのものも、アートですね。
(2018年8月6日撮影)
入口はこんな感じで
垂れ幕が、美術館だと教えてくれます。
(2018年8月6日撮影)
入ってみると、
なぜかこの時はあまり人がいなくて・・・
それでも、簡単な持ち物検査はあります。
ま、一応という感じでしたが・・・
(2018年8月6日撮影)
収蔵作品もいろいろあるようで
まずは、マネの 「秋」~1882年~
ガイドさんが言うには、マネの「春」は
2~30億円の価値で
どこかの美術館にあるらしいですが
こちらの作品「秋」も風情がありますね。
ヨーロッパを旅すると
こうして、気軽に写真を撮れる美術館が
とても多いです。
(近年禁止になったことも少なくないですが
これは、一説によるとカメラの性能が良くなって
商業フォトに使われる可能性が高まったからだとか)
そして、こんな風にゆったり鑑賞できることも
12時間のフライトの先に待っているご褒美です。
(2018年8月6日撮影)
こちらはモジリアニ。
モジリアニにしては、
ふっくらの女性ですね。
1918年
「金髪の女性」というタイトルのようです。
(2018年8月6日撮影)
この作品は、当地ナンシーの画家の代表作、
まさに お葬式がテーマ。(タイトルはわかりません)
大きな作品だったこともあり、
女性の美しさが際立つといわれる喪服をきていること、
同じ黒服が包む、女性一人一人の個性が表現されている点、
少女が物乞いの老女にコインを差し出すしぐさを
描写する画家の着眼点とに、目を奪われた作品です。
とても美しいと、今も写真を見て思います。
想像力を呼び覚ましてくれる絵画鑑賞、
それも、ツアーで連れていってもらうので
まさに、絵との一期一会、
今回の美術鑑賞も、すごく楽しめました。
(2018年8月6日撮影)
ドーム?の花瓶。
この美術館の地下には
ドームの膨大な
コレクションがあるそうですが
事前にアドバイスがなかったので
見ないでしまいました。
これまた、残念!
ツアー会社のコーディネート担当者
もしくは、今回の添乗員さんは
あまり美術にこだわりないみたいでした。
私も、下調べしておけばよかったんですけど・・・
(2018年8月6日撮影)
ワインのメーカーさんの依頼で
作られたステンドグラスでしょう。
土地柄が反映されていますね。
(2018年8月6日撮影)
建物内部のだまし絵的なアート。
もちろんモダンアートで近代のものですが
見る角度でつながった輪になり
面白い作品だとおもいました。
こうして、現地に行かなければ
絶対見れないアートってありますので
まさに、一期一会です、ね。
旅行のなかで風景も、アートも、
その点では同じだと思っています。
~つづく~
2018.9.16
ロレーヌ地方の中心地で、アール・ヌーヴォーの発祥の地ナンシーの散策☆東フランス旅行記(20)
(2018年8月6日撮影)
先日に引き続き、
東フランス、
ロレーヌ地方の中心地ランスの町。
ランス美術館から徒歩で、
ランチのレストランに向かいます。
ご覧のように、
整然とした素敵な町です。
パリだけをみて、
フランスを語れないですね。
花の都とは別の魅力、
落ち着いた雰囲気があります。
今回の旅で実感しました。
(2018年8月6日撮影)
歩いている途中に、
こんな建物が目に飛び込んできます。
パリの地下鉄メトロの入り口
(エクトール・ギマール作)の
装飾に似た鉄の装飾は、
まさにアール・ヌーヴォー!
ナンシーはアール・ヌーヴォー
発祥の地なのです。
(2018年8月6日撮影)
1908年に建てられた商工会議所。
エミール・トゥーサン/ルイ・マルシャル設計で
ルイ・マジョレルの鉄装飾です。
19世紀に使われ始めた
ガラス、鉄、コンクリートを建築素材とする
軽快な建築物に
装飾要素が加わったアール・ヌーヴォー。
その美しい建築が、
今もこうして現役・・・
(2018年8月6日撮影)
そして、テラス席で
皆様団らんしている、こちらのお店が
今日のランチのレストラン。
(2018年8月6日撮影)
入り口がこちら。
ブラスリー・エクセルシオール
1910年の開店という
歴史のあるレストランです。
(2018年8月6日撮影)
この日も暑い夏の日でしたが
店頭には牡蠣がならんでいました。
聞くところによると、
フランスでは通年食べるのだとか・・・
ずっと前に2月にパリに行ったときは
オペラ座の傍のレストランで
牡蠣を食べましたけど・・・
(2018年8月6日撮影)
店内も、まさにアール・ヌーボーで
統一されていて、雰囲気があります。
~つづく~
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2018.9.17
ロレーヌ地方の中心地ナンシーのアールヌーヴォー様式のレストランでランチ☆東フランス旅行記(21)
(2018年8月6日撮影)
昨日に引き続き、ナンシーの
アール・ヌ-ヴォー様式のレストランです。
1900年ごろ発展したアール・ヌーヴォーにより
ナンシーは傑出した芸術家を数多く輩出し、
世界的な名声を手に入れました。
芸術と産業の融合に貢献した
この素晴らしい出来事はナンシー派の名で
近代芸術に知られるようになります。
そのアールヌーヴォー様式のお店で
ランチをいただいたのですが、
そのランチの前に、お店の雰囲気にうっとり~
(2018年8月6日撮影)
照明器具も素敵!
全てがエレガント。
エミール・ガレの主導のもとに
この時代のアーティストたちは
植物や科学の世界から発想を得て
街をはじめ日常の生活に
新たな装飾のアートを誕生させたのです。
ガラス工芸、陶器、調度品、鉄装飾
装丁、ステンドグラス、彫刻、建築など・・・
西洋アンティークの宝庫フランス
そして、アール・ヌーヴォーの街ナンシーと
言われるのも納得です。
(2018年8月6日撮影)
ランチで出てきたのは
まずは、野菜がいっぱいのサラダ。
前回の生もやしは入っていません。(^▽^)
(2018年8月6日撮影)
キッシュ・ロレーヌ。
いわゆる、キッシュですが
なかなかの美味。
さすが老舗でしょうか・・・
(2018年8月6日撮影)
そして、デザートは
ミラベル(丸いフルーツ)添えの
アイスクリーム。
これまた、おいしかったですよ。
~つづく~
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2018.9.18
ロレーヌ地方の中心地ナンシーのアールヌーヴォー調の老舗のお菓子屋さん☆東フランス旅行記(22)
(2018年8月6日撮影)
昨日ご紹介したレストラン、
ブラスリー・エクセルシオールの向かいに
一軒の老舗のお菓子屋さんがあります。
(2018年8月6日撮影)
アンティークな店構えが
なんとも素敵で、
この一角だけでも
タイムスリップしたよう・・・
古いフランス映画に
舞い込んだような佇まいです。
(2018年8月6日撮影)
ショーウインドーを覗くと
いろんなお菓子がいっぱい
ディスプレーされています。
空港等のお菓子売り場とは違った雰囲気で
なぜか、どれもが懐かしい感じですね。
(2018年8月6日撮影)
こちらのガラス戸がお店の入り口。
ドアノブがアールヌーヴォー!
(2018年8月6日撮影)
お店に入ると、
これまたびっしりお菓子の山!
いろんなのが所狭しと飾ってあります。
昔の駄菓子屋さんを
ぐ~~んと上等にした感じがしませんか?
(2018年8月6日撮影)
ナンシーならではのお菓子が
いっぱい売っているようです。
故郷のポーランドからロレーヌ地方を治めた
スタニスラスという王様が、
もともと、お菓子の大好きな王様。
ナンシーの広場の銅像のあの方です。
王様は豪華な宴会や祝宴が大好きで、
いろんな料理やお菓子を
生み出したといわれています。
その歴史も、感じるお菓子屋さん。
そしてこの時お店番していたのも
年配の女性ひとり。
レトロなレジで、レトロな?お店番(店主?)
時間内に買い終わるか心配でした。
~つづく~
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2018.9.19
ロレーヌ地方の中心地ナンシーの老舗のお菓子屋さんの、宝箱を開けた様な品々☆東フランス旅行記(23)
(2018年8月6日撮影)
昨日に続き ナンシーの
老舗のお菓子屋さんのご紹介です。
店内に入って、
すぐにガラスケースに見つけたのは
チョコレート。
(2018年8月6日撮影)
そして、カラフルでかわいいお菓子です。
これが何だったかは、いまとなっては不明・・・
大きな金平糖みたいな形ですけどね。
そうそう、金平糖のルーツは
昨年訪れたポルトガルでみましたっけ。
(2018年8月6日撮影)
ナンシー名物、マカロンは
私たちが日本でもよく見掛ける
ガナッシュをサンドしている
カラフルなマカロンとは違い
卵白に砂糖と
アーモンドペーストを入れ焼き上げた
シンプルなもので、
今も伝統の製法をで作っているそうです。
一瞬買おうかとおもったけど、
紙箱が柔らかく壊れちゃいそうで・・・
断念しました。
(2018年8月6日撮影)
飴やキャラメルも・・・
スイーツは世界共通、
眼には見えない幸せの粉を
たっぷり振りかけてあるように思え
どれも、食べてみたい衝動に駆られます。
(2018年8月6日撮影)
この赤い缶、
映画”アメリ”をご覧になった方は
見覚えがあるのではないでしょうか?
ナンシー銘菓で1897年から続く、
ベルガモットのボンボン
Bergamottes de Nancy。
(2018年8月6日撮影)
映画アメリの中で
ある日アメリは、部屋の壁から、
前住人の子供の宝箱だと思われる
埃をかぶった赤い缶を発見します。
その赤い缶が、まさにナンシーの
ベルガモット・キャンディの缶なんですね。
作り方は、
ベルガモットの皮から抽出したエキスに、
カラメル状の砂糖を加えるのみ。
ベルガモットは
イタリアの地中海沿いにある柑橘系の植物。
例のスタニスラス王様がわざわざ取り寄せたそうです。
(2018年8月6日撮影)
次は ミラベルの砂糖漬け。
ミラベルとは日本では西洋スモモと呼ばれ、
黄金色の上品な甘さのプラムです。
ミラベルの時期はとても短いそうで、
夏の約6週間程度なのだとか。
ならば、砂糖漬け、なるほどですよね。
(2018年8月6日撮影)
こちらも、ミラベル。
ちょっと素朴な感じのお菓子です。
(2018年8月6日撮影)
こちらは、ちょっと上等な感じですね。
ミラベルは、ほとんどがフランス産!
それもフランス北東部
ロレーヌ地方のものが特に有名で
世界で生産されるミラベルの
7割はこの地域で栽培とか。
首都メスでは毎年8月末になると
「Fetes de la Mirabelle(ミラベル祭り)」が
開催されるほどだそうです。
私が旅したシーズンはまさに
ミラベルシーズンだったということが
いま、改めてわかりました。
~つづく~
2018.9.23
アルザス地方の中心地「道の町」ストラスブールのホテル・メゾン・ルージュ☆東フランス旅行記(24)
(2018年8月6日撮影)
前回までのフランス東部の町
ナンシーを後に、
ドイツとの国境の町、
ストラスブールに向かっています。
フランスは、平原の国で
移動するたびに、
農業の国だということも
良く分かります。
シャンゼリゼに賑わいは、フランスの中でも
首都パリの一部分でしかないのですよね、
あたりまえだけど。。。(^▽^)
今回の旅行での移動は
この地図の通りですが
ストラスブールへは
ナンシーから160キロ、
バスで約2時間でした。
(2018年8月6日撮影)
アルザス地方の中心地、
ストラスブールの地名は
「道の町」を意味するラテン語に由来し、
交通の要所として栄えてきました。
イル川に挟まれた
旧市街グラン・ディルは世界遺産。
モダンなデザインの電車(トラム)が
街を走っています。
(2018年8月6日撮影)
私たちが二連泊するホテルは
旧市街地にあり
デパート「ギャラリー・ラファイエット」の隣の
ホテル・メゾン・ルージュ。
グーテンベルグ広場にも近く、
トラムの走る道にあり、
赤い外観がその名を表していますね。
MAISONは、建物を意味し
ROUGEとはフランス語で赤の意味です。
(2018年8月6日撮影)
ホテルの入り口、
右側のガラス部分はロビーの一部です。
その右、小路を挟んだ隣が
ギャラリーラフェイエット。
夏のバーゲン中で、
ちょっと覗いてみましたが
これと言って欲しいものもなく・・・
昔は、せっかくだから何か!って思ったのに、
断捨離が身についてしまったのかしら、
それとも単なる○○のせい?(笑)
(2018年8月6日撮影)
フロントはこちら。
添乗員さんに、チェックインが済むまで
少しの間おかけになって、お待ちくださいと
言われるところです。(^▽^)
(2018年8月6日撮影)
こちらが、道路から見たロビーの一部。
瀟洒な感じが、フランスですね・・・
~つづく~
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(2018年8月18日撮影)
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