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たいがい20時頃。出張に出ると、家に電話をすることにしている。勿論用事なんて特にはない。「ちゃんと飯食ってるかー・・・」その程度のことだが、都合が許す限りそうしている。「何食べたのよ・・・お菓子か?」お袋はお菓子が好きで、刺身を食べながらチョコレートも口に入れる。「違うわよ」「パン?」パンも大好きだ。「違う」「カップヌードル?」「違うわよー。もっとチャントした物・・・」翌日は一泊旅行だから残せないし、たいした物は食べていないだろうと思っていた。「ええとー、ハイコーロ?・・・Eさん、何だっけー・・・」自分で食べたものを連れ合いに訊いている。「何だよそれ」キャベツと豚炒めの事か?返事に詰まっているから、「そんじゃーなー元気でなー」と電話を切る。二葉にでも行ってラーメン食べてきたかしら?と勝手に推察しながらホテルに向かう。「何でも良いやチャント食べてれば・・・連れ合いはビール飲ませてもらったろうか?・・・」「僕は加茂泉2杯飲んじゃったものねー・・・」受け皿にもナミナミと注いでくれたから、実質3杯かもしれない。「餃子も食べたんだろうから、ビール抜きじゃ寂しいやねー」「結構ニンニク効いてるから家の中は臭いだろうなー」そして、私の推察は、ホテルに着く頃には確信に変わっておりました。めでたしめでたし・・・
2006.04.28
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遅い朝食というか、早い昼食を撮りに幾度か入ったことのある喫茶店に寄った。ミニ・サンドウィッチとコーヒー。卵サンドのくせに、これでもかと付いてくるボイルドエッグが何故か好きだからそこを選んでいた。マスターはランチの仕込みに忙しいそうだから、カウンターに座る。定食メニューは、既に張り紙が示すとおりミンチカツ。メンチ、でないところが関西かもしれない。(ミンチ、と聞いて変にミミズを連想するのは私だけだろうか?)「あと、30分してから来ればよかったなー」と、それでもうまそうな仕込み途中のミンチカツを眺めながら、ふと入り口を見ると猫が横たわっている。堂々とドアの前のダスキンマットの上に寝転んで、店内を恨めしそうに見入っている。「もうすぐ昼なのに、営業妨害ちゃうん?」見るからに馴れ馴れしい三毛猫だ。「大将、あの猫、飼ってるの?」「いえ・・・うちのちゃいまんねん・・・せやけど猫も賢いなー・・・」そう言いながら、主は一旦店の奥に引っ込むと、ゴソゴソとビニール袋を手にして再び表に出て行った。すかざず猫も大将の後を着いて行く。着いて行く、というよりも先を歩いていく。ちょうど道路の反対側に猫が止まるのを見届けるように、大将は餌をおいてやった。「定位置、あるんねんなー」オカズが何かは見えないが、一丁前にもきちんとお皿に乗せられていた。餌をくれる人間を、猫は知っていていつもやってくるに違いない。「サラリーマンも同じやなー」「出社すれば給料もらえるもんなー」つまらない不満が頭を掠めた。「餌は自分で探すもんや」慣れきった猫サラリーマン達のお陰で、お詫び行脚の自分を馬鹿らしく感じる。「それでも、行かなあかんか・・・」そうして350円を支払って、再び仕事に出かけた今日でありました。(大阪にて)
2006.04.27
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久しぶりに大阪に来た。お詫び行脚でありながらも、最終的にたどり着く所はいつもの居酒屋。大繁盛で座る一席を見つけるのがやっとの状態だが、気がつけばかつての常連さんは誰もいない。したがってかどうか、小さなテレビに映る阪神戦に興じる客は誰一人見当たらない雰囲気には、巨人贔屓である我が身を忘れて寂しさを感じる。阪神電鉄は、阪急ホールディングスによる公開買付を支持した様だから、そのうち「阪急阪神タイガース」になるやもしれないが、「こんな時こそしっかり応援せんかい・・・」と、憤ってしまうのは私が東京人だからだろうか。公開買付と言えば、ホリエモンの一件は何故か置き去られ、そして忘れられていく。仕組まれた時間外取引の裏には、きっと政治家がいるに違いないのに・・・。闇から闇へと葬られていく様は、わが社と同じだ。政治ほど大掛かりな物事ではないが、不祥事やミスを置き去りにしていく体質は会社と似ている。メスを入れる者がいるうちはいいが、いなくなったらおしまい。その労力も歳とともに希薄になってきている自分の価値観を改めて感じている昨今今日この頃でありました。傘を持ってきたけれど、今日は要らなかった。杖代わりにすればいいから、明日も降らないことを願って寝よう。
2006.04.26
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新たな仕掛けが動きだした途端にミスの連続。恥じの上塗りてんこ盛状態。詫び状何通書けば済むのやら・・・。後にもぞくぞくと控えているに違いない。予測はしていたが、これほどまでとはお釈迦様でも気がつかない。とほほ・・・今夜は大酒飲んでやる。
2006.04.21
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雨の中、会社に着くなりミスの報告。ただでさえ憂鬱な気分が、更にダウン。同じミスばかり出されても対処の仕方が見あたらない。それでも最善の指示を出し、お詫びは後日に引き伸ばす。従って、来週はお詫び行脚決定。嫌だ嫌だ・・・これから外出しなくては・・・外は大雨、運が悪い日なのだろう。
2006.04.20
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天気が良かったので、フラフラと昼食に出かけた。大通りを越えて、寂れた商店街をのんびり歩き、たどり着いた店。以前二度ほど入ったことがある。1時近かったが結構混んでいた。テーブルは一席だけ空いていて、「どうぞ・・・」と勧めてくれたが、「そこでいいですよ・・・」そう言って、片方の壁側に設えられたカウンターの一番奥に腰を下ろした。三度目もワンタン麺を注文して、ふと脇を見ると、出っ張った柱の側面に色紙が1枚張ってある。ほとんどの客からは見えない場所であり、また気がつかないであろう状態の色紙だったが、書き手は有名人だった。「一品飯店様美味在其陳健一」けして上手くない字だが、中国字体で書かれていた。どういうわけで存在するのかは分らないが、今度行ったら麻婆豆腐を食べてみようと思っている。【伝言板】Mさんへ夢想仙楽ありがとうございました。おまけの1本まで付けていただき、感謝しております。ありがたく頂戴いたします。
2006.04.18
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週初めから、お疲れ気味・・・12時間も会社に居るといい加減嫌になってくる・・・世の中では、当たり前なんだろうけど、私には苦しい・・・捗らないわけじゃーないけど、仕事が終わらない・・・先週、少々休んだせいではなが、明日も遅くなるんだろうなー・・・せっかく夢想仙楽を仕入れてもらったが、今日は飲めないし・・・何で憂さを晴らせばいいやら・・・お腹も空いたなー・・・お昼は買ってきてもらったお弁当を二口三口・・・だって不味いんだもの・・・500円だからしょうがないけど、頼んだ相手が悪かった・・・帰って、お風呂入って、頭も洗って・・・早くご飯食べたいなー・・・
2006.04.17
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我が家にも小百合ちゃんがやってきた。シャープの液晶テレビのことだ。昨晩帰ってチョットだけ見たが、奇麗だった。500Gのハードディスクレコーダーも一緒にやってきた。ボーナス前はおろか、出ない会社に勤めながらこのところ大盤振る舞いの癖がついてしまったようだ。財布の紐をしめなきゃなー。何て言ってもそうそう治るもんじゃーないでしょう。さてさて、お次は何にしようかなー。
2006.04.08
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「遅いなー、まだかいなー」やきもきしていた。「イタリア人は昼休みたくさん取るし、仕事捗らないんだろう・・・」「あかんなー・・・もう頼まないよー」「受取に行ったら文句の一つも言ってやろう」そんな風に思っていた背広が、ようやく昨日届いた。「大安だし、取りに行くか・・・」会社では、ものすごーく気分の悪い事だらけの一日だったから、いつもより早めに退社して寄ってきた。「憂さ晴らしじゃーないけど、少し苛めてやろーっと・・・」人の悪い私。意気込んで行ったものの、エスカレーターを上った時にいち早く店長が近づいてきて、「申し訳ありません・・・」先に詫びられてしまった。「しゃーないなー、分ってるなら許してやろう。それに、イタリア人がいけないんだもんねー」急に肝要な私。「準備いたしますので、こちらにお掛けください」と、小錦だって座れそうな大きな椅子を勧められる。「一応試着しなくちゃねー」と、コートと襟巻きを外して待っていると、スーツじゃなくてYシャツを店長は先に持ってきて言った。「誠に申し訳ありません・・・」「?????」嫌ーな予感。「実は、こちらのYシャツの寸法が間違っておりまして・・・」2着作ったYシャツの内、1着の胸囲が小さいと言う。遅くなったお詫びじゃなかった。2.5cm程だと言うから着てみたが、普通に着るなら問題ないが、ラジオ体操は出来ない。背広でラジオ体操はしないが、満員電車の吊革持ったりする事を考えると不満だった。「お作り変えさせていただきたいのですが・・・」時間を頂戴したいと言いたいのかと思いきや、「イタリア本社にも問い合わせましたが、同じ生地がありません」最後の1枚だったのねー。「他にお気に召された生地がございましたら、そちらで作らせて頂きます。」「金額がお安ければ差額はお返しいたしますし、高い物でも差額は結構でございます。」「他になければ、ご返金させていただきます。」しばし絶句・・・。背広の採寸をしている間に、係りの店員が選んであった柄の方が失敗作。私も気に入ったから頼んだ。「Yシャツは2着からお願いしております・・・」そう言うから、ついでに頼んだ方はちゃんとしているらしい。「2着でないと駄目です、といわれたのでそうしたんですが、両方揃ってこなかった、と言うことは両方キャンセルでも良いんですか?」嫌味な質問をしてみた。「・・・・・」即答できない。嫌味なお客だねー、と思い、「考えておきますから、先に背広を試着させてください」背広は良く出来ていた。もっとも、キチンと着てみないと何とも言えないが、一応はOKと言うところか。本当は、Yシャツをどうしようか考えていてあまり真剣に試着しなかった。試している間に、店長はシャツの生地見本をテーブルに並べて待っていた。100種類以上をペラペラめくって見るが、結構上の空。どう考えても、売り切れてしまったやつが一番良い。それでも、どうにかこうにか1枚チョイスして変りに作ってもらうことにしたあたり、大人になったものだと感心。「ご迷惑をおかけします。イタリアでも職人をスタンバイして待たせてありますので、最短で仕上げさせます・・・・」「スタンバイも待たせるも同義語じゃないの?」そう思ったが口にはしなかった。袋に入れてスーツを運んできたときに、「つまらないものですが・・・」そう言ってハンカチを付けてくれた。たかがハンカチだが、結構値の張るやつだ。私が普段使っているのとは大違い。「ありがとうございました・・・」と深々と頭を下げられる。何故か拍子抜けの私。「言えないよねー。ネクタイはいかがでしょうか、なんて・・・」私なら、お詫び行脚をしながらも次の商品を売り込んでくるが、こちらはおとなしい方だ。「Yシャツは?靴は?ベルトは?」前回とは落差が激しい事に何故か寂しさを覚えたお人よしの私。「ネクタイは勧めないの?」「えええっ・・・」慌てる店長。「皆さんのせいじゃないですものねー。本社が悪いんですよねー。最前線の営業は大変ですよねー」自分がいつも同じ立場にあるから気持ちは良く分る。結局ネクタイも買って帰ってきました。本当ーにお人好しな私でありました。連れ合い様へ散財しました。ごめんなさい。でも、また秋冬物買うでー。7月中旬には生地届くってよー。宜しくなー。
2006.04.07
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朝から雨が降っていた。出たくはなかったが、渋々布団を抜け出して出勤体制。「どうやって行こうかなー」「電車混んでんだろうなー」「傘があたると嫌だなー」「たくさん歩くと濡れちゃうなー」「嫌だなー」さまざま考えながら、雨の日スーツを着て、いざ出発。東横線は予想以上に混んでいた。中目黒で降りるお客さんに押されて一旦はホームに降りた。地下鉄は来ていない。ならば、と乗りなおして渋谷まで行く。バス乗り場に行くと運良く出発前のバスが待っていた。更に運良く座れた。会社は、2つのバス停の間にあるが、通り過ぎてから引き返すほうが近い。20分ほどで会社の前を通過する。部長さんが二人、表で煙草を吸いながら立ち話をしているのが見える。「朝から暇なこっちゃねー」遅刻の自分をさて置いて、勝手につぶやく。当社は社内完全禁煙。会社の外で、蛍をしなければならない。みっとも良いもんじゃーないが仕方がない。さてさて、バスを降りて歩くことしばし。ほとんど雨の被害にはあわずに到着できた。歩数、114歩。ちなみに手前のバス停で降りると倍以上歩くことになる。昔のバス停なら、日々引っ張って会社に近付けることもできるが、歩道に埋め込まれたバス停は無理だ。ならば、会社を近づけるしかないが、これも無理だねー。私と一緒に降りた二人の乗客は、バス停の真ん前のビルに入っていった。勿論傘などささずに・・・羨ましい限りでありました。今日は連れ合い記念日。2年前の今日、連れ合いは山の中から嫁に出てきた。2年間ご苦労様でした。3年目も宜しくなー。
2006.04.05
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昨晩の予告どおり、今朝はゆっくりゆっくりの出勤だった。目覚めてはいたが、体が重たかったから・・・。ラッシュはとうに過ぎていたが、何故かバスに乗る。会社までは、地下鉄の駅からよりも、最寄のバス停のほうが少々遠い。時間に不規則なバスを待っていることを考えると、電車の方が確実に早く着ける。それでも穏やかな空を見ていたら、急ぐ気にはなれなかっただけだ。バスを降りて歩き出すと、建物の谷間をハラハラと桜の花びらが舞ってくる。肝心の桜の木は見あたらないが、青空の下、どこからかゆっくりと舞ってくる紙ふぶきみたいな花びらの中を歩くと、気分は歌舞伎役者。見得こそ切らないが、知らぬうちに足取りは軽かった。16、7の頃、母親に起こされても中々起きなかった私。遅刻寸前に起き出して、「なんでチャンと起こしてくれないの・・・」そう、母親に楯突く私を親父は庭に連れ出した。「空を見てみなよ」プリプリで慌てている私に親父は静かに言った。「奇麗な空だよなー」紛れも無く真っ青な空があった。「カリカリしないで、頑張れよ・・・」花びらの中に、親父のそんな声が聞こえたような気がした。そんなわけでかどうか、昼からの出社であったが充実した仕事ができた一日でした。よしよし・・・
2006.04.04
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定時に充分間に合うように家は出た。タイミング良くやってきた急行に乗って、いつもより混んではいたが中目黒駅の200メートル手前までは順調だった。もうちょっと、と言うところでノロノロ・・・(早よせんか)・・・ノロノロ・・・(あかんでー)ホームに停車してドアが開くと同時に、向かい側に停車していたガラガラの始発地下鉄は出発して行った。「まあいいか、直ぐ来るもんねー」いつもなら次発は直ぐにやってくるのだが、今日は問屋が卸さなかった。1台、2台と東横線はやってきて、乗換え客をホームに残していくが地下鉄は入線しない。ホームは待っている上客で溢れ始める。3台目の東横線がやってきたときには、降りるに降りられない状態だ。混雑も嫌だが、間に合わない事の方が気がかりだった。イライラが最高潮に達した時、ようやく折り返しの地下鉄がノソノソやってくる。時間が遅れているからドアが開くと同時に発車のベルも鳴る。溜まりに溜まったお客は後から後から乗り込む。「発車いたします・・・次の電車をご利用ください・・・」アナウンスなど誰も聞かないから、ますます遅れる。ぎゅうぎゅう電車。足を踏まれる。充分な体制がとれない。恵比寿に到着すると、予想通り通常の3倍の上客が待機していた。少々は降りるが、降りた以上の人が乗ってくる。目的地に着いた時にはヘトヘトだった。時計を見ると後9分。13分かかる道のりを小走りに急ぐ。信号は運良くひっかからなかった。買おうと思っていた煙草も、自販機の前を止まらず通過。「良いことだ」と連れ合いは言うだろう。「何とかいけたか」会社の玄関に着いた時は思った。エレベーターで5階にあがり、ドアを開けタイムカードの時計を見る。9時ジャスト。出勤ボタンを押して、カード入から私のタイムカードを引き抜いた時に無情にも9:01に変った。ドット疲れた瞬間だった。「タイムカードあるのか?」って?先月20日から押してます。労基局からのお勧めで、労災対策らしいです。遅刻しようが、早退しようが僕には関係ないが、初めて定刻打刻ができるチャンスを失ったわけだ。今日も目いっぱい仕事をしたし、明日は定時には来ませんです。はい。
2006.04.03
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