朝   は   和   食

朝 は 和 食

苦い恋愛談・・みたいの。



それと、なぜか微妙に小説チックになってることにも気づきました。

笑える要素はありません;;

おまけは少し、そうゆうのを入れました。

それだけ見たいという方は、Ctrlキー+Fキー で「おまけ」と検索していただければ、パッと移動できます。



苦い恋愛談みたいの。



小学生編





小学6年生の頃だろうか。とりあえず6人でひとまとまりの班になっていた記憶がある。

そのとき、俺、Y君、Sさんとあと3人でいた。

するとYが話しかけてた。

Y「ねぇねぇ、Sさんの好きな人、知ってる?」

Sさんは細長く長身でスタイルも良い、将来モデルになれそうな活発な女子だった。

俺からは話しかけることはなかったものの、席が近かったり何かの行事で一緒になったりで、比較的話しかけられることが多かったと思う。

やたらバシバシ叩いてきたりして、まぁそれが本気で痛かったこともあったけど・・・。

多分その学年の中では一番かわいかったんではないだろうか?

白メシ「え?いるの?へー・・・誰なん?」

ただの好奇心から聞く俺。

Y「えっとねぇ・・・このクラスの人。」

クラスは1組と2組しかない。

俺は1組だった。

白メシ「んー・・・Kか?」

Y「違うw」

白メシ「じゃあ・・・H?」

Y「違うw顔が長い人」

白メシ「え、じゃあKじゃねえの?」

Y「違うって。」


このとき、Sさんは間違いなくこの会話を聞いてただろうに何も言ってこなかった。

というか、YがSさんの好きな人がいることを俺に教えてる時点で何も言わなかったのは、今思えば不自然だったかもしれない。

白メシ「Tか?」

Y「このクラスだってw」

白メシ「ん・・・あ、そう言ってるYか!」

Y「違うよ!このクラスの、顔の長い人だよ。」

たしかにYは長い人ではない。

白メシ「え・・・じゃあWか。」

Y「違うw」

Yの表情が微妙にニヤけてきた気がする・・・。

白メシ「・・・え、他にいなくねえ?」

Y「だからwこのクラスで顔の長い人だってばw」

恐らく全員の名前を挙げたと思う。

それに顔の長い人なんて、そんなにクラスにいなかったから全員言ったはずだ。



悩んではいるものの、ホントは気づいていた。









自分の顔も細長く、しかし自分の名前は挙げてないことに。






結局、自分の名前を挙げず、そしてYが教えることもなく、この話は終わった。

今思えば俺はバカだったと思う。

「俺?」と一言。それだけ言えば、きっと違う思い出が出来てたかもしれない。

なぜ、あの時はそんな態度をとってしまったのか。

Sさんの気持ちもそっちのけだった。

これがただのうぬぼれで済むならそれに越したことはないと思う。

それなら俺の勘違いというだけで、傷つけたということは実際はないということになるのだから。

ただの妄想で、恥ずかしい思いをしてるだけならそれでかまわない。

実際は、どうだったのかはわからない。


けど、最後に残った俺の名前。

自分の好きな人が、目の前でバラされようとしてるのにまったく止めようとしないSさん。

確率的には・・・やはりほぼ確定だろうか。

しかし、答えを聞かずに終わったから、SさんとY以外には答えを知らない。

Yもそこまで教えたんだから答えを言ってくれたってイィのに・・・。

いつか、同窓会とかがあるときに聞いてみようと思う。

多分覚えてないかもしれないが、聞いてみないよりはマシだろう。











中学生編


中学二年の頃の思い出。

進級したばかりで、まだお互いギクシャクしてるような部分もある時期。

だから1年のときも一緒だった人や、部活での付き合いのある人とだけ話すことが多い時期。



音楽の授業があり、座る場所は男女を縦に分けていた。

リコーダーで曲をそれぞれ練習するように言われ、みんな思い思いに行動する。

ちゃんと練習する者もいれば、ただの雑談で時を過ごす者もいる。

俺は前者だったけど、合間合間に友達と話してたりしていた。

リコーダーの音がそこら中を飛び交う。

話してるとき、何かをするためか俺が立った。

偶然女子の会話のほんの一部を聞いてしまった。


Kさん「白メシ君ってかっこよくない?」

Yさん「ん~・・私もねぇ・・」

N「おい白メシ!何ぼーっとしてんだよw」

白「ん?あぁ・・すまん。なんとなくだ。」



Kさんは二年で初めて会った。

Yさんは一年のときも同じクラス。

Nはまぁ・・・背のでかい友人。いやもちろん男だけどさ。

正直、Kさんを見たときに何か惹かれるものがあったと思う。



別に何をするでもなく、リコーダーの音が飛び交う中、そんな会話・・・たとえ一部だけだったとしても、聞こえたことはすごい偶然だったのかもしれない。

しかし、その先が重要だったのかもしれない。


Yさんの「私もねぇ・・・」が。

私もそう思った、ならそれはうれしいこと。

私もそう思った・・・けど、なんてきたら危険信号。

一年間同じクラスで過ごしてきたから、何か俺の短所を見抜いたりしたんではないだろうか?

それをKさんに言って悪いイメージを持たせているのではないだろうか?

まぁ、いくら心配しても、俺自身の悪さなんだから俺が悪いんだけど・・。

それから、Kさんが話してるときに時々俺の名前が出てくることがあった。

昼休みに、大体が外や体育館に遊びに行き、ガラガラになる教室。

空いてる席がそこら中にあり、自分の席もその周りも当然空いてるのに、Kさんが俺の席に座ってYさんやTさんたちと話してるのは何だろう?

何ヶ月か経ったころだろうか。

昼休み、教室で友達と話してると黒板の前で女子が騒いでる。

KさんやYさん、Tさんなど、普段つるんでるメンバーだ。

Tさんが黒板に何かをでかでかと書こうとして、それを普段おとなしいKさんがめずらしく必死に、大声だして止めている。

そのメンバーでのほかの女子は、その光景と俺の方とを交互に見てる。

時折、Tさんも何かを確認するかのような目で俺を見る。

Kさんは相変わらず必死になっている。


不思議そうにそれを眺めているとTさんがこっちを見て

Tさん「ちょっと白メシくん見てー!」

・・・とてつもなく元気な子だ。

Kさん「あ、見ないで見ないで!なんでもないから!」

なんでもないわりに必死な表情。

どちらかというとおとなしいKさんがそこまで必死になるのもめずらしく、気になるので構わずに事の成り行きを見ていた。


Kさんの必死の抵抗が実ったのか、ようやくTさんがチョークを置き、近くの机に座って話し始める。

小学生の頃からまったく進歩してない俺は、聞けばよかっただろうに知らないフリをしていた。

異性と話すのが苦手なのだ。

そういえば幼稚園児のころから、男としかまともに遊んだ記憶がない。

免疫というものがないのだろうか。

しかもそれが今も継続中なんだから、困ったものだ・・。



ある日の昼休み、友達と図書室に行こうとして廊下を歩いていた。

教室から図書室は近く、10mほど歩いたところで図書室のドアにたどりつく。

後ろから女子の声・・というより、叫び声が聞こえる。

「白メシくーーーん!!」

Tさんだった。

しかしまともな状態ではなかった。

腰に手を回して、必死にTさんの動きを抑制するKさんが後ろにいたからだ。

何かをがむしゃらに叫んでるが、

「やめて!やめて!!」

だろうか。

突然、まるで修羅場のような状況を与えられて困惑する俺。

何かを二人が必死に何かを叫んでるが、声が重なってうまく聞き取れない。

T「あのねーー!Kさんが」

K「だめぇなんでもない!!」

免疫もないので相手が男ならばともかく、異性ということでまともな対処もとれずにいる。

一応、何が言いたいかもわかってはいた。

わかってはいたが、それに対してもどうすればイィのかがわからないのだ。

悩みながら、そのまま図書室に入ろうとする。

Tさん「白メシくーーん!!」

さっきと同じように、ただ困惑するだけになるだろうと思い、振り返らずにそのまま図書室に入ってしまう。

まるでその状況から逃げるように。



状況から逃げるよりも、Kさんの気持ちから逃げていたのだろうか?

多分そうかもしれない。

こっちも好きだったかもしれない。

逃げる理由がわからない。

照れてるなら、ただのバカだ。



ただのバカだったのかもしれないけど。


数ヶ月が経ち、バレンタインがやってきた。

昼休みだろうと先生がそこら中を何の用があるのかわからないが、よく歩っている。

教室と廊下は、透明な窓ガラスで仕切られているので何もかも見える。

たいてい教室にいる俺は、チョコ渡しを見たことはなかった。

前の図書室前での騒ぎから気になり続けてたのもあり、Kさんを意識していた。

くれるとか、くれないとかではなく、誰かに渡すのだろうか?と。



学校が終わり、行きたくもない部活に行こうとする。

大きな荷物は駐輪場の自転車にくくりつけ、それから必要なものだけ持って部活に行く習慣がある。

いつもどおり、剣道で使う手ぬぐいのみをポケットに入れて、他の荷物を自転車に縛りに行く。

駐輪場でKさんが荷物を持ったまま、バッグの中に手を入れた状態で一人で立っている。

誰かを待っているのだろうか?

立っているところより奥に自分の自転車があるから、Kさんとすれ違うことになる。


すれ違うとき、Kさんが俺の方を見ていた気が・・・。

目は合わさなかったからわからないけど、それでも顔の向きが俺のほうを向いてた気がする。

その瞬間、まさかとは思ったけど、ただのうぬぼれの可能性が高かったからその考えをむりやり頭の中から消す。

振り返ると、Kさんの姿はなくなっていた。

荷物を自転車に縛ることもしないまま。

あらゆる可能性が頭の中を駆け巡り、しかし何にしても結局わかることはないのだから、部室へと足を運び始める。



3年になり、Kさんとは幸か不幸か違うクラスになった。







高校生2年になり、そのときでも気になり続けてる自業自得で未練がましく、救いようのない大バカの俺。

中学3年のとき、Kさんと同じクラスだった友達と一緒に帰ってる途中。

高校の2年、3年では俺と同じクラスになった。

失うものはなにもないのと、スッキリさせたいのとで、でもいきなりというのもどうかと思うから、その友達にKさんのアドレスを知ってるか聞いてみた。

中学のとき、話してはいたけども、アドレスは知らないらしい。

他にはアドレスを聞けるような人はいなかった。

というのも、アドレスを教えて、と言うと聞かれた相手からしたら なぜ? と思うのが当然であり、そしてその なぜか がすぐに理解されてしまうからだ。

あまり、自分の気になる人のことを広めたいとは思わない。

この友達に話したのは、こいつなら大丈夫だ と思ったからであった。




それから数ヶ月が経ち、学校帰りに寄り道して遊び、帰ろうとして電車を待つ。

電車が来て、下りる人の中にギャルとギャル男がいた。

ギャルのほうが気になった。



Kさんか・・・?


向こうも俺に気づき、まるで驚いたように俺の方を見る。

ホンの一瞬かもしれないけど、すごい目を見開いてた。

卒業以来会ってないから驚いた、とかいうものじゃなかったと思う。

ギャル男に小突かれてそのKさんと思われるギャルは我に返り、電車を降りる。

ギャル男は、自分の女としばらく見詰め合ってた男---俺を怪しむように見ながら、階段を上っていった。

俺は電車に乗り、ついさっきの出来事をずっと思い浮かべる。

会えたこと自体はうれしかったが、まさかあんなふうになってしまうなんて。

後悔したと思う。

中学のとき、黒板の前で騒いでたかを聞かなかったこと。

図書室の前で、2度目は振り返らなかったこと。

後悔している。



話しかけなかった。

振り返らなかった。

できなかったわけじゃない。

たいそうなことでもないのに行動を起こせず、後悔してる自分。

やはり救いようのないことだと思う。

これからはどうするのだろうか。

といっても、同じような失態を高一の時点ですでにまたやってしまってるわけだけど・・・。

これからはどうなのだろうか。

これからの残り少ない高校生活では。

大学生活では。

ただただ年を重ねるばかりで、中身は成長しないのだろうな、と自分で思う。




中学生編 完





















































































おまけ



小学4年生の頃だろうか。

クラスに、太った子・・・というより ブタがおりまして。

やせてるときはかわいいらしかったが、

その面影は完全に食い尽くされていた。


本来、俺は人をブタ扱いはしないんです。

よっぽどひどいやつでなければ。

こいつはよっぽどひどいやつで、

まるで黒い風船のような体型。


小学生の分際で、この頃からギャルぶってたと思う。

俺はそうゆうのは好きではなく、相手にしてなかったんです。



ある日言われた、身の毛もよだつ発言。


「白メシくんかわいい♪食べたくなっちゃうww」


し、死刑宣告だ!

小学4年生の俺にとって、死刑宣告はさすがにきついものがありました。


冗談交じりに

「うあぁマジかよ~」

ぐらいに返して、

「なんでそんなイヤそうなのよ~!」

などと言ってきて、とりあえずその場は笑い話で終わったものの

力の限り本心であったことを
8年の時を越えてここに宣言する。







小学生編 完




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