携帯が震えたので待ち受けを見たら、
知らない番号からの着信が。
「わかる?」
と低い男性の声。
「???」
5分くらいわからず、
でもわからないと言うのも失礼かなと思いながら、
適当にそのまま会話してたんですが。
「!!」
うわ!ともくんやん!
学生時代に凄く好きだった彼氏でした。
結婚するって聞いて
大分前に携帯消したからわからんかったよ…
時は流れ、
彼は三歳の子のパパになってました。
飲んだ帰りに一緒に行った梅田のレストランの前を通り、
私のことを思い出してかけてきたらしいです。
そんなとこ行ったっけな?覚えてないや。
…
電話を切ってからぼーっと考えていました。
凄く好きだった人だけど、
今は違うなあって。
それは彼が悪いんじゃなくて、私が変わったんだろうなあって。
「よりを戻したいとか
そんなんで電話してきた訳ちゃうしな~」
って彼は笑いながら言ってたけど。
「うん、大丈夫、楽しくやってるしなー」
って笑って返せるようになれてて良かった。
たった十分程度の会話だったけれど、
なんか不思議な気持ちになった夜でした。