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2004年07月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日、「NHKのど自慢 in London」本選が

もちろん私は観ていないのだけど、
それを観られた方、
「ガッチャマンの歌」
を歌った英国人の兄ちゃんがいたでしょ?

もう爆笑だったと思うのだけど、
彼こそは、私がこのHP・メルマガでやっている
「なりきりイングランド労働者」


イガグリ頭で小太りで
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおって
感じだったでしょ。(笑)




さて、「NHKのど自慢 in London 予選会、敗戦記」後編。

昨日は無事松山千春さんの「恋」を熱唱し、
手ごたえ十分で本選出場を確信したところまで書いた。

しかし。。。

世の中そんな甘いもんじゃないのよ。(笑)

歌い終わった後、
休憩時間に入って、

モニター画面で出場者のパフォーマンスを
流していた。

自分が歌っている姿を観た。

(なんか、違う。。。)

と思った。


画面には私の顔が映っている。
力を入れて歌っているせいか、
他の人より顔のアップの時間が長い。

しかし、そのためなのか、
会場の雰囲気が全く画面から伝わってこないのだ。

昨日書いたように、
私が歌い始めると会場から雑談が消えたように感じた。
(後から聞くと、現場にいた山田四丁目君も
確かにそう感じたと言っていた。)

その、私が会場を圧倒した雰囲気が
モニター画面からは全く伝わってこないのだ。

その上、テレビの音声だと、
私の圧倒的な声量が抑えられてしまっていた。
非常にきれいに丁寧に歌っていることだけは
わかったのだけど。。。

そして私は歌唱力一本勝負だったので、
白いシャツと黒いズボンという普段着。

なんだかすごい地味なのだ。。。

この予選会、
実は審査員は会場にいなくて、
別室でモニター画面を観ながら
審査していた。

のど自慢はTV番組。
ライブでどう聴こえるかではなく、
TV映りはどうかが大事なのだから、
当たり前といえば当たり前なのだが、
残念ながら、私の歌が圧倒した会場の雰囲気は
全く審査員には伝わっていなかったのだと思う。

歌い終わった瞬間、私は
「勝った!」
と思ったのだけど、
実はその瞬間、別室の審査員は
私のことはきれいさっぱり
頭の中から消してしまったのだと思う。

そして、休憩時間を終えて、
会場に戻る。

そして歌い終わった瞬間は
「俺が1番だ!」
と思っているのだけど、
だんだん興奮が冷めてくると、
人の歌が上手に聴こえてくる。。。(苦笑)

いや、これは私だけじゃなくて、
同じような感じだった人は多かったんじゃないかな。

後から思うとだけど、
舞台の上ってのは
お客さんを見下ろす形になって
ものすごく気持ちがいい。

その上、生バンドで音響がすごくいい。
もうカラオケとは全然違うわけだ。

だから「俺はすごい!」
みたいな錯覚をするのは無理がないというか、
そういう人は私だけではなくたくさんいたと思う。

そして、後から少しずつ冷静になっていく人も。。。

そういうド素人が
初めて舞台に立った時の心理状態というものを
典型的に私は感じたのかなと思った。

まあ、本当にきちんと歌いはしたのだけどね。
予選会の放送を観てもらえればわかるけど。

そして午後7時半。
審査は予定より30分も長くかかるほど難航したけど、
私は懸念した通り、落選した。

まあたぶん、私は全く議論の対象外だったと思う。

まあ、そもそも「のど自慢」というのは、
合格の人だけが出場できるのではなくて、
鐘1つの人も、鐘2つの人も
「ガッチャマンの歌」も必要なわけで、
歌がうまけりゃ出れるわけじゃない。

仕方がない。
運がなかったんだし、
よく考えてみると
こんなところで運を使い果たしても困る。(苦笑)

山田四丁目君が言う。

「かみぽこさん、すごいですよ。
最後まで『歌唱力だけで勝負する!』と言って、
ホントに最後まで貫きましたもんね」

まあな。
格好は普段着。
受け狙いは一切なし。
派手な曲じゃなく、
押さえて聞かせる地味な曲を
選曲したもんね。

元々ね。選曲する際に、
「君を忘れない」か「大空と大地の中で」
にするという考えもあった。

TV的にわかりやすいし。

でも、「恋」を選んだのは、
最初に抑えて聞かせて、
サビの部分で熱唱するでしょ。

千春さんの曲で一番難しいし、
それだけにうまく歌えば
圧倒的に歌唱力の違いを
見せつけることができると思ったから。

結果はTV的にただ地味だっただけで
思い切り裏目に出たけど。。。。

でも、こういう愚直なやり方は
かみぽこらしくてよかったと思う。

まあ、自分の敗戦記はこれくらいにして、
あと、いくつか気がついたことを書こうと思う。

1つは外国人の出場者の多さ。
200人くらい出場したのだけど、
4分の1か、あるいはそれ以上
外国人だった。

それがみんな日本の歌を日本語で歌ったのよ。

「世界で1つだけの花」「LOVE IS…」
「涙そうそう」「DISTANCE」
「ガッチャマンの歌」(笑)
などなど。。。。

外国人というのは、
一般的に日本人より声量があるし、
こねくり回さず素直に歌うので、
すばらしく上手な人が多かった。

その上、パフォーマンスの制限時間でも
外国人は明らかに優遇されていると思われ、
日本人だと1番歌いきれなかった人は多いのに、
(私のサビの前で切られた)
外国人は明らかに1番を歌いきるまで
歌わせてもらっていた。

サビを熱唱するところまで、
歌わせてもらっていたわけだ。

だから、正直日本人は圧倒されていたと思う。
私はサビさえ歌わせてもらえれば、
外国人とも互角以上に勝負できただけに、
ちょっと残念だった。

でもね、まあこれもいいかなと思う。

こんなにたくさんの外国の人が
日本の歌を日本語で歌ってくれたわけだ。

彼らはまだまだヨーロッパに少ないだろう
「日本びいき」の方々なのだから、
大事にしなければならないと思う。

だから、しっかり歌ってもらって
気持ちよく帰ってもらわないとね。

今回のど自慢に出場して思ったことがある。

それは、我々が国際交流って考えるとき、

「日本人が英語をちゃんとしゃべれるようになって
外国の文化を理解しなければ」

って考えがちだ。

しかし、それより相手に

「日本語を使ってもらうようにすること
日本の文化を理解して楽しんでもらうようにすること」

も本当に大事なのだと思った。

まあ、どちらか一方というのではなく、
2つの相乗効果が大事なのだろう。

日本人の場合は、どちらかというと
外国を理解しようとすることだけに
集中することが多いと思うので、
日本をもっと理解してもらうほうを
意識してやるのが大事かもしれない。

今回、たくさんの外国人が
日本の歌を日本語で
気持ちよさそうに歌っているのをみて
つくづくそう思った。

こうして
「日本っていいな」
って思ってくれる人が
増えていくことが
とても大事なことなんだと。

その意味で、
NHKというのは結構努力してるのだな
ということも今回わかった。

今やほぼ世界中で
日本語の放送が観れるようにしてるし、
のど自慢の海外版も今回のロンドンで8回目。
ベタな番組ではあるけれども、
日本の暖かさを外国に知ってもらうにはいい番組だ。

コツコツ続けていってほしいと思う。

まあ、のど自慢に出るなど、
なんて馬鹿なことをと
親父・お袋は嘆いているらしいが、
それはそれで勉強になりました。

今年2日間だけの夏休みなので
お許しを。

それでは、また。





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最終更新日  2004年07月25日 02時43分13秒


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