かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん
スタジアムは燃えて… バロン82さん

コメント新着

ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2004年09月23日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、毎週日曜日(日本時間では月曜日?)の

私の行き当たりばったりで準備不足丸出しの
留学生活の始まりを紹介しているが、
最近、やっぱりあれではあかんかったんやなあと
思っている。

もう少し、いろんなことを事前に予測して、
よく準備してから英国に来なければいけなかったのだと。

というのは、最近10月からうちの学校に入学する方々から

その中にこんな方がいるのだ。

M君。

私と同じ学部の国際政治経済学研究科修士課程に入学予定である。
彼は、歳は私より若いようだが、
社会人経験があって、会社を退社して留学するということだ。
そして修士課程が修了したら、PhD(博士課程)に進みたいという
希望を持っているようだ。

彼は、入学前に学校のことをいろいろ聞きたいらしく、
私の先輩であり、日本で大学講師をしていて、
うちの学校のOB会長でもあるTTさんの連絡先を探して、
メールを送ったらしい。



「。。。。ということですので、かみぽこさんからも
何かアドバイスしてあげてください。」

ということだった。今年の7月頃のことだった。

「TTさんから話は聞きましたので、
何か質問がありましたら、遠慮なくご連絡を」


すると、彼から返事が来た。

国際政治経済学の選択科目について、
各科目の特徴や先生はどういう方なのかなど、
教えてほしいということだった。

まあ、わかる範囲で回答した。
そこまでは普通だった。

その後なのだが、
そのM君とTTさんがいろいろメールでやり取りしていて、
TTさんがそのコピーを全部私に落としてきたのだ。

その2人のやり取りを読んでいて、
私はたまげてしまった。。。。

最初は、M君からTTさんに、

「修士が終わったらPhDに進みたいので、
何かアドバイスを」

という、ごくごく一般的な質問から
やり取りが始まったのだが、
TTさんの回答が
だんだんエスカレートしていくというか、
すごいことになっていったのだ。。。

「博士課程の奨学金は、
今から当たりをつけておいたほうがいいです。
修士課程が終わるときに日本に在住してないので、
応募したとき不利になりますから。」

「博士課程の願書に添付する
研究計画書は、修士在学時の12月には
書き上げておくべきでしょう。
年明けには提出したほうがいいです。」

「博士課程後の就職を考えれば、
また博士課程在学中の資金面を考えれば、
博士課程が2年修了したら、
日本の大学で助手をやることを考えるべきでしょう。

今から、日本の大学の先生に
コネをつけておくべきでしょう。」

正直、TTさんのこの回答にはちょっと驚いた。

ハアーッこうすれば博士課程で
奨学金も取れて、助手もできて、
いろいろうまく行ったのね、
何にも知らんかったわーっ
と最初は感心してしまったのだ。


しかし。。。。

次第に疑問がわいて来た。

こんなことね、
博士どころかこれから修士を始めようって人が
できるわけないやんけ、と。

特に「日本の大学の先生にコネをつける」
なんて、博士どころか修士を始めてもいない者が
ノコノコ訪ねていったところで、
会ってくれるわけないじゃないか。

それに、何よりも肝心なことなのだが、
このTTさんの回答に書いてあること、
当のTTさんが何にもやってないことなのだ。

私はTTさんの非常にきまじめな性格を
敬愛してやまないものである。

なぜTTさんが、
自分が博士課程時代にやってきていないことを
アドバイスとして言ったのか、
私にはよくわかる。

しかし、M君はTTさんとメールでやり取りしているだけで、
TTさんに会ったことがない。

だから、TTさんの言うことを全部まともに受けとめて、
渡英まであと1-2ヶ月しかないのに、
どうやって奨学金や日本の大学の先生とのコネを
当りをつけようかと、泡を吹いて大慌てしてしまうだろう。

これはちょっと、私の出番だなと思って、
TTさんにコピーが落ちないようにして、
M君にメールを送った。

「TTさんとのやり取りを拝見していて
ちょっと気になりましたのでメールします。

まずもってなんですが、
この『奨学金』『大学とのコネ』『助手』の3つとも、
実はTTさんは博士課程在学中にやっていません。

TTさんは、あくまでご自分の苦労した経験から
修士に入学する前からこれだけのことをやっておいたら、
ベストですよということを丁寧に教えてくれているだけです。

TTさんが書かれていることができなくても、
博士課程には入れます。

それと、『研究計画書』とかの博士課程への願書なんですが、
12月に書かないといけないということは絶対にないです。

私がそれを出したのは、翌年9月に修士論文を提出した後ですよ。

修士課程で最初のエッセイを提出するのが2月です。
その前の12月に『研究計画書』を作ろうとしても、
エッセイ1本も書いてない段階では、
いいものが書けるとは到底思えません。

エッセイを書いてみて、初めてわかることもたくさんあります。

また、博士課程に進むのに
何より大事なのは修士の成績です。

エッセイにじっくり取り組むべきときに
研究計画書に時間を取られて、
エッセイの成績が悪かったりしたら、
本末転倒です。

逆に言えば、成績がよければ博士課程には入れるのです。

まずはエッセイにしっかり取り組んで、
研究計画書はその後で落ち着いて取り組めばいいのです。

ちなみに、修士課程だった時、私は12月に日本に帰りました。
10月にコースが始まって10週間の秋学期が終わる頃は、
非常に疲れが溜まる頃です。

修士課程はその先も長丁場のコースです。
12月の休みは日本に帰るなり、
どこかへ旅行するなりして
リラックスしたほうがいいと思います。」

こんな感じだったかな。
M君から返事が来た。

「これ、全部やらないといけないのかと
ぞっとしてました。ありがとうございました。」

そうだろうなあ。(笑)

この件は、これで終わったのだけど、
またM君から問い合わせがきた。

「修士課程の在校生を紹介していただけませんか。」

わかりましたということで、
同じ学部がよかろうと、E君(F1をいっしょに行った)
などなどを紹介しておいた。

後からE君に聞くと

「なんか、『自転車はどこで安いのか』とか
そんなような質問でしたよ。」

おいおい、そういうのはこっちに来てから、
おらが街に住んでいる英国人に聞いたほうが
確実なんじゃないのかい?

と、思っていると、
M君からまたメールが。。。

「日本人会の掲示板にも書き込みしましたし、
ご紹介いただいた方皆さんにも問い合わせしたんですが、
『炊飯器』『キッチン用品』『プリンター』
など、安く譲っていただるものはありますでしょうか?」

私は多少苦笑しながら返事をした。

「今、買おうとすると高いものを買わされますよ。

こういうのは、今あせらないでも、
こっちに来てから、前の学生さんが帰国する直前に
問い合わせたら、もっと安く買えますよ。」

それでも、更にM君から問い合わせが。(苦笑)

「再び選択科目の件なのですが、
ファーディナンド先生に関しては
情報がたくさん入ってきたのですが、
マリア・ロッテンマイヤー先生の情報が
何もないので不安です。

どなたかロッテンマイヤー先生の
授業を取っていた方をご存じないでしょうか?」

私が修士課程だった4年前に取ってた人がいたのは
覚えてるけど、もう連絡先わかんないしなあ。。。(苦笑)

ということで、こんな回答をした。

「私はマリアの授業を直接取ったことはないので、
よくわかんないですが、要するに君が聞きたいことは
『課題が異常にヘビー』じゃないかとか
『エッセイの採点が異常に辛い』とか
いうことはないかということですよね?

彼女に関して、そういう話は聞いたことがありません。」

ちょっと修辞のないストレートな回答だったのだけど、
まあ、スパッと言った方がいいかなと。(笑)

そういえば、この方がマリアの授業を取っていたような気がしたので

「まりりんさんが取っていたような気がします。
メールアドレスをお教えしますので、連絡してみてください。」

と書いておいた。

しかし、翌日またM君から。

「まりりんさんは途中で選択科目を変えたそうです。
どなたかご存じないですか?
本当に情報がなくて。。。。」

しょうがないなあ。。。。

「日本人会のHPの掲示板か、同窓会のメーリングリストに
問い合わせてみたらどうですか?」

こう返事してみた。
5分もしないうちに、彼の問い合わせが、
メーリングリストで流れた。(笑)

ふう。。。

本当に情報収集に一生懸命なんだな。。。。

ご存知の通り、
私は英国留学にあたって、
卒業生や在校生から情報収集など
一切しなかった。

しかし、このM君の情報収集の熱心さを見ていると、
私はやっぱり間違ってたのかなあと思う。

ヘーゼル・ハリー教授は課題が異常にヘビーだとか、
ソフィア・デラ=ロッサは異常におっかないイタリア女だとか
そういうことは実際会うまで知らなかった。

ただ、取りたい科目を取っただけだし、
学びたいことを学ぼうとしただけだった。

生活に関しても、
あんまり細かく事前に情報収集してなくても、
現地にくればなんとかなると思ったし、
いろんなことが起こるだろうけど、
それも勉強の1つとおおらかに考えていた。

その結果が、このザマだったわけだが。。。(苦笑)

そういえば、昨年の今頃も
あの「伝説の男」Kさんから、
中華料理屋でさんざん質問攻めにあったっけ。(笑)

事前の情報収集をしっかりやるというのは、
意識の持ち方として大事なことなのかもしれないね。

10月にコースが始まった時、
全速力でスタートダッシュして、
1年間で最大限の成果を修めるためには、
生活面や勉強面の不安は全て取り除いて
おくべきなのかもしれない。

まあ、でもね。。。。

Kさんのような経済学はともかく、
政治学とかを勉強する場合はね。
多少現地に来てもめる余地を残すというか、
行き当たりばったりもいいと思うんだよね。

現地に来て、もめて警察を呼ばれかかったりして(苦笑)
初めて感覚としてわかるものがあるんだよね。

ヨーロッパ人の思考や行動のパターンというものが。

この思考や行動のパターンというものを知らないと、
日々起こる政治現象というものも、
ちゃんと理解することは難しかったりする。

事前に日本人から聞いて
全部きちんと準備していって、
本でしっかり政治学を学んでも、
それだけではわからないものがあるのだ。

まあ、これは政治学だけでなく、
社会学や歴史学やその他文化系の学問など、
多くの学問でそうではないかと思うけどね。

だから、多少行き当たりばったりで
トラブってみるのも、
いいんじゃないでしょうかねえ。(笑)

などとちょっとだけ自分を慰めてみたい。
ははは。。。

それでは、また。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月24日 07時51分42秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: