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2006年07月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、今日は「英国留学回想録」です。


「MEMEという概念は社会科学の発展に貢献するか?(その4)」
(2001年1月)

前回の続きですね。

前回は、実際にミームのエッセイを書くために、
頭を悩ました過程を書いたのだけど、
前回書いたのを簡単に要約すると、

『ダーウィニズムが出現して以来、

ダーウィニズムVS反ダーウィニズム
の対立が続いてきた。

しかし、この対立の中で、
ダーウィニズムは様々な学問の分野に
お粗末に応用されていたために、
反ダーウィニズム側に
力づくで封じ込まれてきた。』

。。。ということで、
今日はミーム学が登場してくるところから。

はじめに書いておきたいのだけど、
私が書いていくことは、

私の頭の中で起こったことである。

私の頭の中で
エッセイが練りあがっていく過程である。

決して「ミーム学」について論じているのではないので、
そのへん1つご理解ください。


振り返ってみると、

アホちゃうか。。。

と愕然となる。
こんなレベルで物事を考えていたのかと思うと。
まあでもその時は必死だったし
正しいことを書いていると思っていた。

以前書いた私お得意の

「勘違い」

であったのだろう。
ということを読むときの注意として
いただきたいと思います。

それでは始めます。

3.ミーム学のアプローチ

ダーウィニズムを応用した学問の問題点は、
なんでもかんでも遺伝子の利益を理由にしてしまったことだ。

つまり、文化や社会の発展を
全部生物の進化で理解しようとしたのだ。

そりゃむちゃだということで、
非難轟々であったわけだが、
ここに登場してきたのがミーム学ということになる。(笑)

ミーム学は生物進化と文化進化の乖離を埋めるものなのである。

では、ミームとは何か。
前回までの繰り返しになるけど、
MEMEとは1人の人間の頭から他人の頭へ、
模倣という人間の行為を通じて伝わっていくもの。
そして、このMEMEは世の中に存在するもの全てにあるのだとされる。

これは生物学者リチャード・ドーキンスという人が提唱したものだ。
私がこのエッセイのメインに使っている
ブラックモアの本によると、
ミームは生物学者よりも、
心理学や認知科学者、哲学者から強い注目を浴びた。

そして、ブラックモアは著書で
上記のミームの基本原則を元に、
「人間の巨大な脳」「言語」「性的慣習」「宗教」
などの起源と進化を検証する。

その結果ブラックモアは、
全ての文化的現象は、
ヒトの脳を舞台に自らのコピーを増やそうと競い合う、
ミームの働きであると結論した。

まあ、例えばだけれども、
以前書いた「言語」がわかりやすいだろう。

「英語」のミームと
「日本語」のミーム。

どちらのミームが人間の模倣という手段で
脳から脳へ伝わりやすいだろうか。

考えるまでもない。

同様に、宗教の伝播やインターネットの普及も
ミームという概念で説明可能というのが
ブラックモアの結論なのだ。
そして、ブラックモアは言う。

「人類を自然淘汰とミーム淘汰の両方の産物で見るときにのみ、
私たちの生活のあらゆる側面を1つの理論的枠組の中で統合できるのだ。」

4.ミームに対する批判

しかし、調べてみるとこのミームという概念には
激しい批判がたくさん存在している。

「模倣は人間だけのものではない」
という生物学からの批判。

逆に「模倣だけでは説明できない」
とする批判。

「ミームにはいろいろなタイプがある」
から「動物もミームを持つ」
などなど様々である。

しかし、批判の中で最も有力なものは、

「ミームが科学になっていない」

というものだ。
その単位がわからない、
そのメカニズムがわからない、
つまり実体のない観念の産物である
という批判である。
(これは前回、HPの掲示板で、
すんさんからのご指摘と同じですね。)

これらの批判に対する再反論は、

「科学的でないからと言って、
この概念を研究するのを始めない理由にはならない。」
(ブラックモア)

あらら。。。。
今考えるとガクッとくるような再反論だ。
反論に全然なってない。。。(苦笑)

まあ、いいじゃないすか。
あん時はこれでエッセイとして
成立すると思ったんすよ。(再び苦笑。。。)

ということで、

5.結論

社会科学の発展のためには、
生物進化と文化進化の間を埋める概念が必要とされる。
ミームという概念がそれに答える一つの仮説であることは確かだ。

なんちゅう結論だ。(笑)
いやはやこりゃひどいね。
これほどひどいとは思わなんだ。
自分で振り返ってみてちょっとびっくり。(恥)

最初のエッセイなんてしょせんこんなもんだ。
はは、はははは。
とほほほ。。。。

留学を志すみなさん、
自信つきましたでしょうか。

それでは、また。





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最終更新日  2006年08月31日 06時11分27秒


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