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2006年12月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、「かみぽこの研究生活」ですが、

当初思っていたよりも準備期間が長くなり、
しかも、それに対する指導教官ドン・キーンの言葉は

「あんまり準備するな。
まず、スシを食え!」

だったもんだから、
なんだか力が抜けてしまった。。。(苦笑)

まあ、それについて


「俺は口頭試問の準備は
2日間でやった」

という、ダメ押しまで
してくれた。(苦笑)

もしかしてね、これは
言葉の裏の裏に
含まれるものを読んでいく
高度な禅問答のようなものかと
期待される方がいるかもしれないけど
残念ながら全くそんなことはない。(笑)

シンプルだもん、


しょせん、英国の労働者だから。。。(苦笑)

「とにかく、口頭試問は大丈夫だから
準備は適当でいい。

お前の研究、とにかく英国では誰もやってない。
インタビューとか取ってきた資料とか


俺はそのことに自信を持っている。
お前も自信を持て。

それより、博士号を取った
後のことをもっとやれ。」

ドン・キーンはこう言った。(苦笑)

ということで、
「後のこと」をもう少し
本腰入れてやることにした。

「後のこと」ってのはね、
まあ、はっきり言うまでもないけど
私も食べていかないといけないからね。(笑)

いや、厳密に言えば
いまから本腰ではなく、
実はいろいろやってるんです。

ただ、これはちょっとね
デリケートなところがあるから
今は書いてないということでね。

将来、これは「留学回想録」で
書くことがあると思うから、
ずっと先だけど(苦笑)
どうぞお楽しみに。

ということでなんだけど、
この、いろいろやっている中には
いろんな証明書とかを
提出しなきゃならんことも
あるんだよね。

それで、昔在籍した

「たこちゅー商事」

から、もらわなきゃいけない
書類もあったんだよね。

まあ、要はいろいろ
昔、在籍してましたとか
給料なんぼもらってましたとか
そういうことを証明する
書類を求められることが
あったんだよね。

「いまさら、たこちゅーねえ。。。」

たとえ円満退社であったとしても、
辞めた会社に連絡するのは
なんかやりづらいもんだ。

それに、自分の事情を
1から会社の人に
説明していくというのは、
面倒なものである。

特にたこちゅーみたいな
大企業の人になると
新卒で採用されて
ずっといる人が大多数だから
会社を辞めて海外を
彷徨っている人間なんて
もう理解の範囲内を
はるかに超えちゃってるわけよ。(苦笑)

今は転職が当たり前の
世の中になってきたというけど、
まだまだ大きな会社にいる人には
ピンとこないことだからね。

ほんとの話。。。

だから、できれば
一から話をしないでも
話がスムースに
社内を通っていくように
ならないかなと思った。

要するに知り合いを通じて
話を通そうと思ったんだけど、
ここで問題なのは、
私が昔所属していた「鉄鋼部門」が
完全に分社化してしまったこと。

これでは鉄鋼の
同期とか先輩に頼んでも
話が通しにくい。
頼まれるほうも困るだろう。

ということで、
たこちゅー本社にいる同期、
現在、海外駐在中のたけぽんに
頼んでみることにした。
(2004年12月31日
たけぽんぽん:同世代への応援歌 )

ところが、たけぽんに
メールを流したのだけど
なかなか返事が来ない。

海外事務所では
担当する地域も広いし、
出身部署以外の仕事も
担当しなきゃいけない。

例えば繊維部門だった人が
機械売ったりね。

だから、きっとどっかへ出張にでも
行ってるんだと思った。

まあ、考えてみれば
たけぽんにとっては
迷惑な話だ。

「こんなの、代表電話から
人事部に回してもらえば
いいだけじゃないの?」

と、不快に思うかもしれない。
まあ、そうなんだけど
非常に気が重いことなんで
できれば少しでも
楽にやりたかったんだけどね。。。(苦笑)

でも、私はここで、
やっぱり覚悟を決めた。

「自分でやらんといかんわな」

当たり前のことなんだけどね。
一応、ここで覚悟を決めたと。。。(苦笑)

時差があるわけなので、
英国時間の午前2時まで起きて
(日本時間の午前11時)
電話をすることにした。

ご存知の通り、
超朝型人間なので、
かなりキツかったけど
まあ、仕方がない。

日本時間の午前11時にしたのは、
大体こういう書類関係を処理するのは
女性の事務職の人だろうし、
女性はフレックス使って
午前10時に悠々と出社する確立が高いし(苦笑)
それを9時くらいに電話して

「担当者はまだ出社してないんですが。。。」

と言われてしまったら、
時差と電話代を考えた時
ダメージが大きいと思ったこと、
そして、出社後1時間くらいたった
午前11時くらいだと
仕事が落ち着いたところで
丁寧に対応してもらえるかもと
思ったからだ。

なんか、細かい??(苦笑)
実は気が小さいですから、はい。。。

それで、英国時間午前2時きっかりに
たこちゅーの代表電話にかけたのだけど、
なんか間違ってるみたいでかからない。

インターネットで調べたんだけどな。。。(涙)

他の電話番号がないか調べていたら、
人事部のメールアドレスを見つけた。

そこで、電話するのはやめて、
このアドレスにメールしてみることにした。

こういうアドレスって、
実際には誰もチェックしないって
なんとなくわかってたんだけどね。

案の定、返事はなかった。。。(苦笑)
(今日に至るまで、返事なし)

翌日、私は再び覚悟を決めて
今度は人事部に電話をしてみることにした。

時間は同じく、午前2時。

ネット上にあった
人事部の代表電話(?)にかけると
入社2-3年目くらいと思われる
初々しい声の男性社員が出てきたので

「1999年まで在籍した者で、
かくかくしかじかの書類を
いただきたいので
担当につないでください」

という旨伝えると、
多少とまどったみたいだったが、
担当につないでくれた。

しかしこの、若手社員の

「はあ、はあ、そうですか。。。」

という、とまどいながらの応対が
ちょっと心に突き刺さった。

なんか、変わった電話を受けたなと
いう感じが伝わってきたんだよね。

担当の女性に
電話がつながったので、
もう一度用件を言うと、
こちらは慣れた調子で
すんなりと対応してくれた。

ほっとした。。。

書類は約1週間後に
英国の私の自宅に届いた。

まあ、なんか結局ね
電話で5分くらい話せば
解決するような
ことだったんだけど、
なんか気が重くて
電話しづらくてね。(苦笑)

これと同じような気持ちを
これまでも感じたことがあると思った。

「会社を辞めてハローワークに通った時」
「日本では無名な大学の研究者として
政治家や官僚にインタビューを依頼した時」

とかかなあ。

この3つに共通点があるとするとね、
自分にはなにも頼るものがない
ひとりだっていう孤独感と
日本の社会からの疎外感を
ちょっと感じたってことかな。

これは、自分が大企業の人間だった頃には
決して感じることがなかった感覚だけど
自分が今後どうなっていこうとも
いつまでも忘れないようにしたいと
思うんだよね。

上ばかり見ているときには
わからなかったこういう感覚って
きっと人間として大事なことを
教えてくれたと思うからね。

それでは、またね。



「かみぽこの研究生活」バックナンバーは こちら。





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最終更新日  2006年12月09日 11時01分19秒


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