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2007年07月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、参院選投票日まで


「かみぽこ政治学」

は、参院選後までお休みだと
書きましたけど、
投票日前に1回だけ
やってみたいと思います。(苦笑)

これまで、いつも選挙直前には

「選挙に行きましょう!


シリーズをやってたような
気がするので(苦笑)
まあ、その一環ということで。

最後はやはり、参院選の
いろいろな争点について
政党間の違いを
参院選後の政局も考えながら(苦笑)
明らかにすることで
皆様の選択の一助となればと
思います。

1.年金問題



これは、まずもって
「年金未払い問題」と
「年金制度改革」を
分けて考えないと
いけないんだけどね。


ですけれども、
この問題に対する
政府・与党の対応というのは、

『領収書など保険料を支払った証拠がない人への
給付を審査する総務省の
「年金記録確認中央第三者委員会」が、
本人からのクレームを認める条件として

「明らかに不合理ではなく、一応確からしい」

場合には支給対象とし、
それがない場合には

「人柄や態度」

を勘案して総合的に判断する』

というもの。

うん。。。

それに対して、
民主党の対案は、

『年金の受給をその申し出ている人には
とりあえず申し出通り年金を支払う。

それから時間をかけて
本当にその人の保険料の支払いが
あったどうか調べる。

その結果、保険料の支払い記録が
確認されればそれでよし。
逆に支払っていないことが確認されれば、
その時点で返還を求める。

いろいろ調べても払ったかどうか
最終的に確認できなかった場合、

「年金受給者の利益に」

で、払ったとみなす』

いわゆる、

「年金仮払い法案」

というものだけどね。

僕は、この自民党と民主党の案を比べたら、
自民党の案のほうが法律として
筋が悪いなあとは感じる。

1日で法案を作って、
4日で衆院を強行採決したことも
さることながら、
なにが筋が悪いって

『「人柄や態度」を勘案して総合的に判断する』

という部分のあいまいさで、
言い換えれば、これは
面談した役人の主観で
決まるということであって、

「役人の裁量で決まる部分を残す」

という、ある種のお役人根性が
ぷんぷんとにじみ出たものに
なっちゃってるんだよね。(苦笑)

これは、あえてシンプルに言えば

「とにかくすぐに対策を立てろ」

ってお役人さんに命令して、
わずか1日で法案を作らせたりするから
お役人さんが

「役人が決められる部分が残るように」

法案を書くという習性を
政治家がチェックできなかったのだ。(苦笑)

これ、実際に現場で
もめる可能性がありますよ。

「人柄や態度」ってなんなんだよと。
なにが基準なんだよと。

それに対して、
民主党の「年金仮払い」のほうが
原則がしっかりしていると思う。

とりあえず、
本当に払われるべき人には
確実に払われるわけだ。

1年以内に全て解決する、みたいな
本当にできるのかよ?
という、あいまいな部分もない。

次に、政府・与党は
この年金未払い問題に関して

『総務省に

「年金記録問題検証委員会」

を設置し、
問題が起きた原因を解明し、
責任を追及する』

として、すでに動き始めている。

これに対して、民主党は

『国会の元に原因・責任解明機関を設置すべき』

と主張しているわけだ。

これも民主党案のほうが
筋がいいと思う。

なぜなら、議院内閣制を採用する
民主主義国のやり方として、

「行政府の問題は立法府がチェックする」

ほうが、チェック機能が高いと
思うからだ。

行政府である社会保険庁の問題を
行政府である総務省がチェックするのでは
所詮は、限界があるというか
きちんとチェックできているのかどうか
果たして国民がどれだけ信頼できるかという
問題も出てくると思う。

ちなみに英国の場合、
行政府の問題に対しては、
貴族院が委員会を作って
チェックすることが
多いように思う。
まあ、

「庶民のやることを監視するのが
ノーブレス・オブリージュを持つ
貴族の役割」

ということで、
これのいい悪いは別にして
第二院たる貴族院の
本来的な役割でもある。

そして、「社会保険庁改革」。

政府・与党の「民営化」と
民主党の「歳入庁構想」と
いうことになるのだけれど、
僕はこれについては
民主党の構想のほうが
筋が悪いと思う。

この構想の政局的な重要性については
すでに書いたわけだけれど、
それは、繰り返さない。(苦笑)

しかし、純粋に政策だけを見れば、これは

「役所の焼け太り」それも
「財務省の焼け太り」

に他ならないわけでね。(苦笑)

今の時代にこれは
受け入れられないというか、
正直、発想が古い。(笑)

要は、「社保庁改革」については、
政府・与党の民営化案
基本的にまだましということで
問題はそれが実際に
どれだけ民間の活力を
導入できるものかと
いうことだと思うのだけどね。

ただ、民主党の構想も
その先に、

「年金の税金としての徴収と
年金制度の一元化」

が念頭にあるとするならば、
一定の評価をすることが可能だ。

「自称・年金は100年大丈夫の自民党」

だけれども、
国民は誰も大丈夫とは
思ってないわけでね。(苦笑)

現行制度を前提にして
数字のつじつまを
合わせていくやり方では
もはややっていけないのだろうが
自民党と官僚の
長年の結びつきと
これまでの年金改革の
進捗を振り返ってみると
自民党にその改革を期待するのも
難しいような気がする。

年金制度の抜本的改革には、
与野党伯仲状態になって、
政府・与党と民主党が
話し合える余地が生まれるほうが
いいような感じがする。

さて、皆さん、
かえってどの政党に投票したらいいか
わからなくなりましたか?(笑)

まあ、どっちか一方の政策が
全部いいということは
あんまりないわけでね。

政策のポイントは
シンプルに整理したと思うので、
あとは皆さんで選択してくださいませ。

うひょひょ。。。(笑)

それでは、(2)へ。






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最終更新日  2007年07月25日 20時10分33秒


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