かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん
スタジアムは燃えて… バロン82さん

コメント新着

ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2007年09月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、『「狂気の首相」遂に自爆す』中編です。

前編の最後に書いたように、
安倍首相が退陣に至った理由を
「政治力学」で説明しようと
試みるわけですが、
それは、これまでのような
自民党内の政治力学ではなく、

「自民党VS民主党」

の政治力学の動きで


「かみぽこ政治学」で
与野党の間の政治力学について
書いてきたことは、

「与野党の議席数に差がある時は、
野党は反対することでしか
存在感を示せないので
与野党の対立は激しくなる」

ということで、
これは、与野党の議席差が極端に大きい
今年の通常国会における
民主党の徹底抗戦と

端的に表れていた。
逆に、

「与野党伯仲状態になると
野党が政権交代を意識して
現実的になるため、


ということも、指摘してきた。

これは、日本の安全保障政策が進展する時は
大平内閣、村山内閣、小渕内閣、小泉内閣と
与野党伯仲か連立政権の時であることが
代表的な例であると紹介したんだよね。

それで、今回の参院選後、
自民党が参院第一党から転落し、
民主党が第一党になるという
衆参ねじれ現象によって、
ある種の与野党伯仲状態になることで、
民主党が現実路線にシフトし、
与野党話し合いの余地が
生まれるかもしれないと
僕は書いてきたんだよね。

実際に、参院選直後、
民主党の前原さんなどが
「テロ特措法」延長に関して
柔軟な姿勢を示したりしたしね。

ところが、今回に関しては
こういう「与野党伯仲の政治力学」が
明らかに働いていないんだよね。

それは、なんでなのかを
説明したいんだけどね。

与野党伯仲状態だと
与党VS野党では
野党のほうが与党に歩み寄る形で
話し合いが始まるんだよね。

与党はすでに現実的なわけで、
非現実的な反対を繰り返していた
野党のほうが、政権を意識して
現実的になっていくからね。

こうなってくると、
基本的には与党のほうが
話し合いの主導権を握り、
立場を強めていくことになる。

自民党長期政権の強さっていうのは、
ここにあったわけだ。

自民党は常に政権を担い
「現実的」であるのに対し、
野党は「非現実的⇔現実的」を
いったりきたりする。

そして、実は野党が強くなって
「現実的」になった時にこそ、
野党の協力によって
より多くの政策を実現していって
支持を回復していくというのが
自民党の強さだったわけだ。

要は、うちの大学の寮の近くの
池に住んでいる白鳥の雛を野党として
それを狙うキツネを自民党とするとね、
雛が選挙の支持という栄養をもらって
すくすく育つまで、
キツネは草むらの陰で
じっと待っていて
雛が丸々太ったところを
襲って食べることで、
生き延びていくと。。。

ちょっと、たとえが悪いですね。(苦笑)

要は、自民党というのは、
野党を一度太らせてから、
政権をちらつかせて
近くにおびき寄せて、
野党を捕まえて
ばりばりと食べると、
それを繰り返すことで
長期政権を維持してきたと
いうことが言いたかったわけです。(苦笑)

もうちょっとまじめに言えば
自民党は野党の政策を吸収して
いつのまにかそれを
自分の手柄にしてしまって、
野党を無力化してきたということ。

このブログで何度も取り上げているけど
かつての

「社会党の福祉」
「新進党・民主党・
さきがけなどの改革路線」

が、いつの間にか
自民党のものになってしまって、
これらの政党が力を失ってきた
歴史があるわけだ。

ところが、民主党の代表は
自民党のそういう強さを知り尽くした

「小沢一郎」

だったわけだ。

参院選直後、「テロ特措法」に関して
前原さんなどが柔軟姿勢を示したが、
小沢代表はすぐに引き締めたよね。

「国連決議がないものはダメ」

で、話し合いの余地は一切ないという
強い姿勢を打ち出して、
党内もそれで統一してしまった。

自民党に寄っていかなかったわけだ。

「自民党と政策で戦っても勝てない。
その政策がいつのまにか
自民党のものになってしまうから」

ということを、
小沢代表は誰よりも
知っているからね。

ただ、小沢代表が
自民党の誘いには乗らんと
強気になったところで、
「政治力学」というものは、
個人の思惑を超えるものなのでね。(苦笑)

小沢代表がいくら党内を
引き締めようとしても、
それだけでは党内は
引き締まらないはずだ。

それでは、なんで今回の
与野党伯仲状態では、
民主党が「現実路線」に
走らないのであろうか。

それは、これまでの与野党伯仲とは異なる
新たな要素、

「衆参の与野党ねじれ現象」

つまり、衆議院は与党が過半数、
参議院は野党が過半数を占めるという
国会がねじれた状態に
なっているからだ。

「ねじれ現象」の最大のポイントは
衆院で与党が可決した法案を
すべて否決できるということにある。

もちろん、その後与党は
法案を衆院に送り返して
3分の2以上の賛成で
可決できるのだけど、
なかなかその手をつかうのは
「政治的に」難しいと
言われている訳でね。

これは、今までにはなかったことだ。

これまでの野党というのは、
いくら与野党が伯仲しても
議会で過半数は占めてないわけで
法案を否決させる力はなかったわけだ。

だから、野党は
与野党伯仲で政権が見えてきたとき
現実的な対応をすることで、
政権担当能力を示すために、

「野党が与党に歩みよった」

わけですね。それに対して
「与野党ねじれ現象」では、
野党は与党提出の
全法案を否決することで、
政府を「死に体」に追い込める。

つまり、野党は
衆参ねじれ現象では、
何もしないことで
政府・与党を追い込めるわけで

「与党が野党に歩み寄らざるを得なくなる」

のである。

もちろん、法案を否決するため、
一切の話し合いに応じないという戦術は
国民の反発を招くリスクがある。

でも、小沢代表は

「自民党政権の存在自体が問題」

として、政権交代を目指しているのだから
政策が現実的であるかどうかとか
そんな細かいことはどうでもいいのだろう。(苦笑)

僕は、その是非はここで一切論じないが、
小沢代表は心の底から
そう考えているわけでね。

「自民党解体こそ改革の本丸」

だということだね。

それはかつて、小泉さんが
郵政民営化について
心の底から「改革の本丸」だと
信じきっていたのと
同じような感じだと言える。

ここのところの
小沢代表の動きを見ていると
どうも、政治家やマスコミの皆さんが
思っている以上に
国会で強硬な姿勢を取るような
感じがするんだよね。

「話し合いは一切しない。
嫌なら衆院解散しろ」

こんなの、むちゃくちゃ乱暴なんだけど、(苦笑)
小沢代表は、本気でこういうこと
やりかねないんだよね。

小泉さんの執念がバカにならなかったように
小沢さんの執念もバカにならない。

自民党は、それを敏感に察知したから、
安倍改造内閣発足後、
急激に民主党に擦り寄ったんだよね。

与謝野官房長官の

「囲碁の世界」

発言から始まって、
高村防衛相の

「テロ特措法を通すためなら
なんでもする」

発言。舛添厚労相だって、

「もう選挙は終わったんだから、
与野党出すものはぜんぶ出し合って
協力しましょう」

と発言しているわけでね。

消えた年金の問題については
安倍首相が

「3月までにぜんぶ明らかにする」

と決断して、

「私が指導力を発揮しました」

と、言い切ったことだからね。
それを与野党協力して、
場合によっては
野党の要求も受け入れてというのは
安倍首相にとってはたまらないことだ。

だから安倍首相は、
急激に民主党側に寄っていく閣僚たちを
自分のほうに引き戻すために

「テロ特措法は国際公約で身を賭してやる」

と、ダイナマイト発言をかましたわけだ。

これで、民主党との調整に走ろうとしていた
閣僚たちは、し~ん、となった。(苦笑)

これは、要するに
民主党を仮に「左」とするならば、
自民党の閣僚たちが
「左側」に寄りつつあったのを
安倍首相が強引に
「右」に引き戻したということ。

そして、「国際公約」という
重い言葉を使ってしまうことで
「左」にどっしり構える
小沢代表を「右」に動かそうとした。

「国際公約の重さは、
小沢さんが一番知っているはずでしょ。
さあ、僕との話し合いに応じなさいよ」

安倍首相から小沢代表への
メッセージだったわけだが、
小沢代表はこれを軽くスルー。(苦笑)

そして、小沢代表に
党首会談を断られた安倍首相は
自ら発した「国際公約」の
重みに耐えかねて
更に「右」にダッチロールして、
ついに、「自爆」した。。。

これが、安倍辞任に至る
「自民党VS民主党」の
政治力学の流れです。(苦笑)

つまり、与野党ねじれ現象では
「左」の野党のほうが立場が強い。
(野党は「政権交代」自体を成果にできるが
与党は現実に政権を運営しないといけないから。
様々な「公約」や「責任」が国内外に対して
あるからね。)

だから、野党は「左」に
どっしり構えてしまう。
一方「右」の与党は
「死に体」を恐れて
「左側」に寄ろうとしてしまう。

しかし、首相が無理に
「左側」に寄ろうとするのを
「右」に戻そうとすると
政権党としての「公約」や「責任」の
重みに耐えかねて
ダッチロールを起こし
自爆するのだと。

こう考えると、
おそらく新しい首相が誕生して
臨時国会が再スタートしても、
おそらく小沢民主党は
想像を超えて強硬路線を走る
可能性があると思われる。

ああ、おそろしや。。。(笑)

これは、まじで小泉さんしか
戦えないんじゃない?(苦笑)

それでは、後編へ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年09月13日 12時47分02秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: