きんぎょ警報!~金魚飼育日記~

きんぎょ警報!~金魚飼育日記~

2025.11.24
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テーマ: 金魚(1751)


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金魚飼育を始めるとき、
ショップにはたくさんのアイテムがあり
何を揃えればいいのか迷ってしまいます。

「絶対必要なもの」
「あると便利なもの」
「実は最初はいらないもの」をきちんと分解して整理すると
ムダなく効率的にスタートできます。

今回は初心者がつまずかないための用品選びを
わかりやすくまとめました。


■ 必須アイテム(最初に絶対そろえるべきもの)

● 水槽(できればゆったりサイズ)

飼育容器は小さいほど水質や水温が不安定で
失敗しやすくなります。

30~45cmサイズが初心者にも扱いやすいでしょう。
例えば30cmキューブ水槽なら約24リットル、
45×30×30cmの横長型の水槽なら約35リットルの
水が入ります※。
※満水まで注いだ場合なので、実際の水量は
これよりやや少ないです。

これらのサイズの水槽は10cm以下くらいの小さめの金魚が
2〜3匹飼える程度のキャパシティがあります。
● 餌

まずは、ホームセンターやペット用品店などで
市販されている普通の金魚用フレークや粒餌で十分です。

初めは高級な餌は不要。
むしろ栄養過多で水質悪化の原因になることもあります。
高級餌は飼育に慣れたらチャレンジしましょう。


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● バケツ

バケツは水槽のメンテナンスやお世話の時に活躍します。
持ち手付きの大きすぎないバケツは水換え時に重宝。

魚専用のバケツを1つ以上、新しく用意してください。
洗剤を入れた使用済みのバケツは絶対に使用しないこと。

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● すくい網

素手で金魚を捕まえられる人には
必要ないかもしれませんが(笑)
おおよそすべての飼育者が持っている
アイテムが魚用のすくい網です。

すくい網は柔らかい素材のものを選ぶと
金魚を傷つけにくいです。
網のサイズは色々ありますので、
飼育する金魚に合わせて選びましょう。

すくい網は金魚を移動させる時だけではなく、
餌の食べ残しや糞を取り除きたい時にも使えます。


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※ちなみに私はダイソーの
キッチンポット(持ち手付きの透明な調味料入れ)を
すくい網の代わりに使うことが多いです。
透明なので金魚が警戒しにくく捕まえやすいほか、
水換えの際や金魚のお迎え時の水合わせにも使えて
とても便利です。


■ あると便利なアイテム(買わなくてもOKだが場合によっては必須なものや活躍するもの)

● カルキ抜き(中和剤)

水道水には消毒のために「塩素」が含まれます。
これは金魚にとって有害な物質。

水換えの際には必ずカルキを抜いた水を
使用してください。

カルキは水道水を張ったバケツを
1日日光に当てれば抜けますが、それが難しい場合や
水道水をすぐに水換えに使いたい場合には
カルキ抜き剤を使用して金魚の健康を守りましょう。

カルキ抜きには顆粒タイプ(ハイポ)や
液体があり、どちらでもOKですが
速効性がある液体タイプが便利です。


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● エアポンプ & エアストーン(エアレーション)

酸素不足は金魚の体調不良の大きな原因になります。
特に、酸素が水中に溶けにくくなる夏場の高水温期や
たくさんの金魚を飼う(過密飼育)の場合、
小型水槽で飼う場合にはエアレーションは
必須に近いでしょう。

また、エアレーションを適切に行えば
ブクブクの泡で水面がしっかり攪拌され、
水質も安定しやすくなります。

エアレーションだけでは水の汚れが気になる場合は、
下記のろ過フィルターの導入も検討してみてください。


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● フィルター(ろ過器)

金魚はフンが多く水を汚しやすい生き物です。
水質悪化を放置すると命に関わるため
水質の浄化(ろ過)が重要。

ろ過フィルターは屋外飼育の場合で
ゆったりとした水量で少ない匹数を飼うのであれば
必ずしも必要ではありませんが、
特に室内飼育の場合や屋外でも過密気味に飼育する場合には
ほぼ必須と覚えておきましょう。

ろ過フィルターは、チューブでエアストーンの代わりに
エアーポンプとつなげばOKです。


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【初心者におすすめのフィルター】
・外掛け式フィルター:手軽でメンテが簡単
・投げ込み式(ブクブク):扱いやすく価格が安い
・ワンランク上の管理を目指すなら上部フィルターも◎

金魚水槽でよく使われるろ過フィルターの種類について
解説した記事は​ こちら ​。

● スポイト(フン取り・餌の残り除去用)

目に見える糞や餌の食べ残しの掃除の際に
あると圧倒的に便利。
投げ込みフィルター周りのゴミ取りにも◎
小まめな汚れ除去が水質安定に直結します。

先端の穴の径が小さすぎないものを選ぶと
効率的に作業できます。


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● 水温計

金魚は急な水温変化に弱い生物です。
特に真夏の水温上昇、冬場の急降下、
季節の変わり目の昼夜・日毎の寒暖差などは要注意。

水温計でこまめに水温を測り、
水温に合わせたお世話ができれば
金魚の健やかな育成に役立ちます。

水換えの際には、水換え用の新水と飼育水の水温が
一致していることを水温計で確認してから
新水を注入すれば、金魚の体への負担を減らせます。


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● 水換えポンプ(サイフォン)

水換え作業が一気に楽になるアイテム。

先端に長いパイプがある形状の製品が多く、
底にたまったゴミを吸い出すのにも便利です。

水を吸い出す時にも入れる時にも両方使えます。
バケツの水をこぼす心配も少なくなりますよ。

必ず週に1回前後の水換え作業が発生するため、
管理が時短で手間を軽減するアイテムはあると助かります。


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水換えの頻度について解説した記事は​ こちら ​。

● フィルター掃除用ブラシ

外掛け式やろ材ケースの細かい部分を洗いやすくなります。
手入れがしやすいとフィルター性能が長持ちしやすいです。
アクアリウム専用品もありますが、
キッチンやお風呂の細いお掃除ブラシでも代用できます。


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● バクテリア剤(あると安心)

水槽立ち上げ初期の水質安定を助けてくれます。
完全必須ではないものの、初心者が安心して
スタートするためには有効です。


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新規水槽の立ち上げについて詳しく解説した記事は​ こちら ​。


■ 実は不要な場合もある用品(買って後悔しがちなもの)

● 底砂
水槽内の景色を演出してくれる砂利は、
砂利の中に糞や食べ残した餌が入り込んで溜まりやすく
掃除がしづらいことから水質悪化の原因になりやすいため
敷かない方が良い場合もあります。

どうしても敷きたいなら、上述の水換えポンプの中でも
水抜きと底床の砂利掃除が同時に行えるタイプを選んで
砂利の中を1~2週間おきにきれいに掃除しましょう。

● 水槽用ヒーター

金魚は低温に強い魚。
屋外飼育でも、水に厚く氷が張らない限りは
越冬することができます。
基本的に加温の必要はありません。

ただし、極端な低温になる環境や
冬でも元気に泳ぎ回る姿を鑑賞したい場合などは
ヒーターの導入が必要になることもあります。

また、気温が高い国から輸入された金魚や
丸物(らんちゅうやピンポンパールなどお腹が丸い金魚)は
低温で体調不良に陥る可能性も比較的高いので
そのようなケースでもヒーターの導入を検討しましょう。

● 装飾品・岩などのアクセサリー

ほどよく隠れ家がある環境は金魚が安心できる一方、
トゲや角のある素材のアクセサリーはケガの原因に。
ゴツゴツした流木や尖っていて細く固い水草、オブジェも
金魚の体が傷つく可能性があるため要注意です。

水質を悪化させる素材もあるため事前のリサーチが必須。
陶器の隠れ家、トンネル状のオブジェなどは
金魚が挟まったり擦れたりしてケガをしないように
余裕のあるサイズを選んでください。

初心者は何も入れないか、もしくは金魚藻と呼ばれる水草から
始めるのが安心です。

金魚水槽におすすめの水草についての記事は​ こちら ​。

● 高級餌・色揚げ餌

前述したように、最初は高級な餌は不要です。
栄養価が高すぎて“水質悪化のスピード”が上がることも。

シンプルな基本餌でも健康に育ちます。
原則として「餌を与えすぎない」
「水温に合わせて餌の量を調整する」ことを
意識するようにしてくださいね。


■ まとめ

金魚飼育に必須の用品は
「適切なサイズの水槽・餌・バケツ・すくい網」。

アイテムは案外少なくても、金魚の飼育は始められることが
分かっていただけたかと思います。

(​ 屋外飼育の方が必要なアイテムは少なくて済みます ​。)

一方で、必須ではないけれどあると便利なアイテムは
飼育を楽にし、トラブルを減らす強い味方。
初心者ほど「管理が楽な環境」が長期飼育の鍵となります。

不要かもしれないものは無理に買わず、
まずはシンプルな環境でスタートして
必要だと思ったら買い足していくのも良いですね。

必要なものを揃え、余計なものは省きつつ、
金魚が快適に過ごせる環境づくりをしていきましょう。


楽しい金魚の飼い方 プロが教える33のコツ 長く元気に育てる [ 長尾 桂介 ]


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最終更新日  2025.11.24 22:01:56
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