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友人にそそのかされて借金をして始めたビジネスが失敗に終わり、恐ろしい借金取りに追われることになったミッキー。逃げ場を失った彼は地球を脱出することにし、他の惑星で永遠に自分自身のコピーを作って生まれ変わり、任務をこなすという仕事によく考えずに応募してしまう。仕事は思った以上に過酷で「使い捨て」として利用される日々だったが、恋人もでき、なんとか日々を生き抜いていたミッキー。しかし、ある日手違いで彼自身のコピーが目の前に現れた。どちらかが殺される危機に瀕した彼は今までの搾取される日々から脱却しようと立ち上がる。「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督作品です。ハリウッド進出なんですね。って、どうしたポン・ジュノ?韓国で撮ってたときはあんなに面白い作品ばっかりだったのに…。たぶん社会派なメッセージは強い作品なのかな?とは思うんです。格差社会、下のものたちは使い捨て同然に搾取され、一部の権力者たちだけがのさばる世界、的な?違うのかな?それをブラックコメディチックに描いたんだろうとは思うんですが、いかんせん面白くない。キャラが大げさで、滑稽で、ふざけ過ぎてて、笑えない。ぶっ飛んだ設定で、ぶっ飛んだ人たちの演技見せられて、まったく入ってこない。ぶっ飛んでる割に回りくどくて、「もうそのくだりええって」と何回もイラついたし、展開も読めるし、驚きもさほどない。うーん、本当に私的には面白い要素がなかったんですよねー。韓流のコメディセンスとハリウッドの俳優たちの相性が悪いような気がします。新しいポン・ジュノの挑戦をジャッジする意味であれば観てもいいかもしれません。★★☆☆☆
2025.05.31
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優秀だが、恵まれない境遇のなかで疲れ切っていた弁護士のリタ。ある日突然、麻薬カルテルに拉致され、リーダーのマニタスから衝撃の依頼を受ける。なんと彼は女性に生まれ変わり、別の人生を歩みたいと言うのだ。リタは彼の願いを全て叶え、マニタスはエミリアとして第二の人生を送っていた。リタも大金を手に入れ、弁護士とし成功を手にしていたが、2人はあるパーティにて再会する。それから共に犯罪に巻き込まれた家族を支援する活動をはじめた2人。活動は軌道に乗り始めるが、ある行き違いから不幸な事件が起きてしまい…。このあらすじだけ聞いたら、ちょっとコメディっぽくないですか?麻薬カルテルのボスが女になりたいって言ってくるって…設定コントやんって思ったんですが、全くコメディ要素はありません。しかも、まさかのミュージカルなんですよ。最初からいきなり歌い出したので、もうインド映画かな?と思いました。でも…この映画めっちゃ良かったんです。今作もアカデミー候補だったんですが、私的にはこれが優勝です。コントみたいな設定でミュージカルって駄作の匂いめちゃくちゃするじゃないですか。これでシリアスで、観やすくて、感動もするんです。すごくいいタイミングで歌とダンスが入るので、白けず、飽きずに観れるんですよ。しかも、スペイン語なのもいいんですよね。トランスジェンダーとか、メキシコの犯罪率の高さとか、社会派の問題をスペイン語の歌とダンスが、中和してエンターテイメントとしてすごく秀逸に仕上がっていました。めちゃくちゃ余談ですが、マニタスのときの嫁がえらくお尻プリンプリンのエロい身体してるなとおもったら、セレーナ・ゴメスでした。特に人も選ばないと思うので、この映画はぜひ観てほしいです。単純な言葉で申し訳ないですが、面白いです。★★★★☆
2025.05.27
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キリスト教カトリック教会の最高指導者でありバチカン市国の元首でもあるローマ法王が亡くなった。次期教皇を決める選挙「コンクラーベ」に参加するため世界中から枢機卿たちがバチカンに集まってくるなか、選挙を取り仕切ることになったローレンス枢機卿は候補者たちの怪しい噂を耳にするようになる。様々な思惑、政治的な策略が交差するなか、投票は混乱を極めていく。面白かったです。こちらもアカデミー候補だったんですが、今作に関しては納得でしたね。私はキリスト教徒ではないので、詳しいことはきちんとわかっていないと思うのですが、普通にミステリー作品として良作だったと思います。次々と秘密が暴かれていくので、最後まで飽きないですし、ちょっと規模は大きいけど密室劇的な要素もあります。選挙にはありがちなスキャンダルも聖職者であるということで、さらにスキャンダラスに感じる面も物語を面白くしていましたね。さらに結末は、全く予想できないものだったので、ある意味どんでん返し映画的にも楽しめます。その結末ですが…、観る人のスタンスによって衝撃はかなり変わると思います。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、「これはとんでもないことだっ!」「こんなこと許されないっ!」となる人も、ただただ予想できない結末として楽しむ私のような人もいると思うんです。カトリック教は厳格ってイメージありますよね。厳格な教徒の方には、考えられない結末かとしれませんね。宗教的なものはさておき、ミステリー映画が好きな方には、おすすめしたい作品です。★★★★☆
2025.05.25
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世間を恐怖に陥れた連続猟奇殺人事件の犯人グループのリーダーであるジニョク。ある日仲間に裏切られて警察に見つかり、彼らに義弟を殺された刑事ジェファンに追い詰められる。逃走の途中に2人で森を転げ落ち、病室で目を覚ますと2人よ身体は入れ替わっていた。凶悪犯に身体を乗っ取られたジェファンは、家族を人質に取られ、彼の指示で他の仲間を探し出すことになる。さすがの韓流映画でしたね。ちゃんとどんでん返しで楽しませてくれました。終始、どういうこと?どういうこと?と引き込まれます。私が好きなコメディ要素も盛り込まれた感じではなかったんですけどね。ハッピーエンドでも全くないです。けっこう無慈悲な感じです。そっちのタイプの韓流映画です。ただ、アクションとしても、ミステリー?スリラー?謎解きかな?としてもかなり楽しめる作品ではありました。欲を言えば、イケメン。イケメン不足です。眼福がない、コメディがない、なので心は踊らないです。これは妖怪・.面食いババアである私のわがままなので忘れてください。どんでん返し映画が好きな方にはおすすめできる映画です。★★★☆☆
2025.05.23
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ロシア系のアメリカ人であるアニーことアノーラは、ニューヨークでストリッパーとして働いていた。ある日VIPの接客についたアノーラはロシア人の御曹司イヴァンと出会う。そして、高額の報酬で彼の1週間のアメリカ滞在中に彼女として共に過ごすことになり、贅沢三昧のセレブな日々を堪能したアノーラ。彼女に夢中になったイヴァンは、酔った勢いでプロポーズし、盛り上がった2人はラスベガスで結婚してしまう。しかし、それを知ったイヴァンの両親が憤慨し、2人の結婚を無効にしようと手下を送り込み、両親もアメリカに乗り込んでくることに。果たして2人の結婚のゆくえは。アカデミー賞ノミネート作品で、主演女優賞を受賞されたそうです。アカデミー賞が好きそうな作品だと感じました。性産業に従事する女性が、不遇な扱いを受けながらも屈することなく立ち向かっていく姿が描かれています。シンデレラストーリーではなく、割と現実を見せてくれます。前情報によると、辛くてリアルなお話なんですが、コメディ要素も織り込まれてるのであまり重くならずに観れるとのことでした。コメディ要素?一切笑えるところなかったですけど?この映画、私の好みでは全然なかったです。これ、女子はどうですかね?評価高いですか?私は、残念ながら一般的な女子の好みとは乖離している自覚があるので、ちょっとわからないのですが、女子は逆に共感できなくないかな?と思うんです。まぁ、映画なんだから?そんなこと言っても仕方ないんですが、浅はかすぎません?別にお互い一目惚れでも、本当に恋に落ちたわけでもないのに、根回しも熟考もせず上手くいくはずないやん。イヴァンはバカ息子の設定だから仕方ないにしても、アノーラもイキリ倒してストリップバー辞めて、結婚が破綻した未来くらい予想し、保険かけとけよ。めちゃくちゃイライラしましたね。彼女がなぜロシア語をあまり話したがらないのか、同居してるの誰?とか、彼女の過去や、これまでの経緯が全く描かれないんですよ。だからただのバカな女に見えてしまって全く同情も共感もできなかったです。最後のシーンが印象的みたいな評判も聞きましたが…、そうか?なんじゃ、それ?ってなりません?手下がやってきて抵抗シーンもただただうるさくて不快だったし、手下の立場なんか考えたらわかりそうなもんやのに失礼すぎるし、イライラポイントを挙げたらキリがないです。アノーラを演じたマイキー・マディソンちゃんはスタイルも抜群で可愛かったですけど、正直観て良かったポイントはそこだけかも?世間の評価は高い作品なので、私がズレているだけかもしれないですね。もっと、女子の意見を聞きたいです。★★☆☆☆■予約■新品北米版Blu-ray!【ANORA アノーラ】Anora (Criterion Collection) [Blu-ray]!価格:7,990円(税込、送料別) (2025/4/18時点)楽天で購入
2025.05.21
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ノーベル文学賞を受賞したボブ・デュランの若き日を描いた伝記映画。お金もなく、ギターとわずかな荷物だけでニューヨークにやってきたボブは、尊敬する歌手のウディ・ガスリーが入院している病院に潜り込み、彼と彼の友人で同じく歌手のピート・シーガーの前で歌を披露する。彼の才能を確信したピートはなにかと彼の面倒をみることになる。恋人のシルヴィアや、デュエットをすることになる女性歌手のジョーン・バエズとも出会い、順調に人気を獲得したボブ。しかし、人々が作り上げた「フォーク界のプリンス」としての自分に違和感を感じはじめる。やがて、周りの期待に反して新しい音楽性を求めていく彼は、ついに1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルにて物議を醸し伝説となったステージを披露する。私、彼には少し思うところというか、申し訳ないと思っていることがあるのです。生けるレジェンド・ボブ・デュランが日本にやってくるということで話題になったコンサートに知り合いにご招待いただいていけることになりまして、喜び勇んで友人と参戦したのですが…私も友人も全く彼のこと知らなかったんですよね…。すごい盲点でした。映画観たらけっこう知ってる歌も多かったのに、あの日は一曲も知ってる!ってならなかった気がします。有名な曲は、やらなかったのかな?私たちが普段聴いてる音楽とは正反対で、とにかく穏やかに歌い上げるスタイル…それはまるで子守唄…。きっと入れなかった人もいるだろうに、眠気と闘いながらの数時間でした。そんな話はどうでもいいですね、すみません。映画はというと、こちらは眠気とは無縁の音楽映画となっておりました。「ウォンカとチョコレート工場」のときも思いましたが、ティモシー・シャラメは歌が上手いんですよ。ものすごくボブ・デュランに寄せてはいるんですが、元々歌が上手くないとただのモノマネになっちゃうと思うんです。自然にボブ青年が歌ってるように観てられたのは彼の上手さのおかげですね。才能あるから許されるけど、まぁなかなかクソボブ野郎なんですよ。それが映画で描かれても、あまりイラつかなかったのは、ティモシー・シャラメのキュートさゆえでしょうね。また、音楽上のパートナー・ジョーンを演じたモニカ・バルバロのカリスマ性も良かったと思います。伝記映画だから、先はわかってしまうし、ややもするとファン以外にはつまらないものになりがちですが、今作はキャストが皆んな素晴らしくて飽きずに観れました。単純に音楽も楽しめましたしね。ボブ・デュランのファンじゃなくても、充分楽しめる作品だったと思います。★★★★☆ティモシー・シャラメ/名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN オリジナル・サウンドトラック 【CD】価格:2,860円(税込、送料無料) (2025/4/16時点)楽天で購入
2025.05.19
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過去に癒えない傷を抱えるシルヴィアはソーシャルワーカーとして働きながら13歳の娘とニューヨークで暮らしていた。ある日同窓会で若年性認知症を患うソールと出会う。誤解のため最初は頑なな態度を取っていたシルヴィアだったが、姪に頼まれソールの面倒をみることになった。次第にお互い惹かれあっていく2人。ソールの病気、シルヴィアの過去など、困難や傷を持つ者同士が支え合いながら歩み始めていく。痛い話でしたね。心が痛い話。シルヴィアの過去は、そんな壮絶に不幸な人生ってあるの?って思ってしまったし、ソールの病気も想像しただけで怖くて、悲しいです。ほんで、娘がいい子過ぎるやろ。そこだけが救いでしたね。主役のケツアゴ姉ちゃんこと、ジェシカ・チャスティンは私の好きな女優さんの1人なんですが、今回の神経が擦り減って、余計に過敏で神経質になっている役がとっても上手でした。めちゃくちゃ掃除しまくるシーンの手の動きや表情が彼女の精神状態を見事に表現していました。ここまでてお分かりと思いますが、暗いし、痛いし、楽しいという種類の映画ではないです。でもたぶん良い映画です。感動とも違って、これを観て前向きになるみたいな押し付け自己啓発ものとも全く違います。私が苦手な「何が言いたいねん」系だとは思うんですが、観た時の私の精神状態の問題かな?すごく心にじんわり刺さってきたんですよね。傷ついたことも、悲しい現実も、抗えない未来もどうすることもできないけど、とにかく今は大事な人たちと大事な時間を生きようと思わせてくれる作品でした。おすすめできるかは少し微妙なのですが、人生というものを考えるタイミングの方にはいいかもしれません。★★★☆☆
2025.05.17
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初代キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャースから、継承者とした盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン。彼は超人とならなかった自分では人を救うことに限界があると悩んでいた。そんな中かつて対立していた現大統領のロスより国際会議の招待を受けたサムだったが、その会議の場で大統領が命を狙われるテロ事件が発生する。なんと犯人として友人のイザリアが捕まってしまう。彼の容疑を晴らすべく奔走するサムだったが、やがて大統領とある科学者の隠謀が明らかになっていく。果たして彼は友人を救い出すことができるか。いつも通り、MCUのヒーローエンターテイメントでした。大勢の悪者を叩きのめすスピード感のある地上戦、壮大な空中戦も楽しめます。さらには新キャプテンの苦悩も描かれてヒューマンドラマ的な雰囲気もありました。ただ、今作はかなり以前の因縁などが関係してくるので、その辺を予習していないと全てを把握するのは難しいかもしれないです。しかも、今までのシリーズというより、「ハルク」ですね。マーク・ラファロではなく、エドワード・ノートンが演じた方の「インクレディブルハルク」がベースになっています。しかしながら、今までのMarvel作品と同様、知らなくても、充分楽しめると思います。正直、私もほぼ覚えていません。むしろ観たかどうかも怪しいところです。でも大筋はわかりました。これもいつも通り、前作に詳しければさらに楽しめたとは思いますが…。新キャプテンアメリカのアンソニー・マッキーは相変わらずハンサムガイで、初代からの継承なのかとってもキュートなお尻も魅力的でした。そして、なんといっても今回の熱演はハリソン・フォードですね。歳を考えれば当たり前なんですけど、ものすごいおじいちゃんなわけですよ。それを隠すことなく半裸までさらして頑張ってる姿は逆に迫力がありましたよ。かつてのイケメンアクション俳優が…見事におじいちゃんの身体…悲しさはありましたけどね。しかし、残念ながら、全てにおいて予想を超えることはありませんでした。及第点ではあると思いますけどね。褒めておいてなんですが、アクションも「すごいねー」という感じで、手に汗握るというほどのものではなかったです。超人ではなく、人間として闘う姿を描いたものなので仕方ないけど、そういう終わり方?と思うような闘い方でした。なんか、新アベンジャーズって戦闘力だいぶ落ちてない?とどんどん不安になっている今日この頃です。とはいえ、MCUファンは絶対に観ておかないと次に影響する作品なので、シリーズを追いかけてる人は観ておいてください。★★★☆☆
2025.05.15
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1641年、京の都では、民衆は大飢饉と蔓延する疫病のため苦しんでいた。川沿いには大量の死体が折り重なり、犯罪や暴力が蔓延っていた。そんな民の苦しみをよそに、権力者たちは己の享楽のみを貪って生活を送っている。そんな時代に才覚と類い稀なる剣の腕で、飄々と世の中を渡り歩いているように見えた蓮田兵衛は、実は腐った幕府を倒すことを密かに画策していた。兵衛に見出され武術の才能を開花させた才蔵や、兵衛の人柄に惹かれた人々と共に、ついに一揆を起こすことを決意するが、そこにかつての友、元盗賊の骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。痛快時代劇アクションですね。めちゃくちゃ面白くて、めちゃくちゃ熱かったです!大泉洋はこういう役やったら、本当にハマりますね。カッコ良かったなー。こういう普段は軽薄で飄々としてるように見える男が、実は漢気があって大きなことをやり遂げるっていうのは観てて気持ちいいですよね。アクションも見応えありましたよ。才蔵役のなにわ男子の長尾謙杜はもちろんスピード感のある素晴らしいアクションでしたが、大泉洋もなかなかどうして殺陣が様になってました。最後の戦闘シーンでは皆が傷つき倒れていき、それでも諦めずに一丸となって闘う、熱くて手に汗握るシーンで魅せられます。そもそも原作の垣根涼介の時代小説も面白いんだと思うんです。実は時代小説、時代劇って、ヒーローを描きやすいんですよね。正直、多様化で複雑になった現代ではヒーローを誕生させるのってどう考えてもむずかしいじゃないですか。不自由で、情報も少なかった時代だからこそ善悪もある程度はシンプルだし、詳細がわからないからこそヒーロー像を作り出しやすいんだと思います。カッコいい男たちの熱いバトル、厳しい現実も描きながらの痛快時代劇アクションをぜひお楽しみいただきたいです。★★★★☆室町無頼 上巻価格:781円(税込、送料別) (2025/4/15時点)楽天で購入
2025.05.13
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現アメリカ大統領ドナルド・トランプが成功を収めるまでを描いたドラマ。父が社長の不動産会社にて働いていた若き日のトランプ。人種差別などの問題で政府から訴えられ会社は破産の危機を迎えていた。ある日VIPが集まるクラブで悪名高いやり手の弁護士のロイ・コーンと出会う。彼に自分を売り込み会社の弁護を引き受けてもらったトランプ。勝つためなら卑劣なやり方も辞さないロイは、トランプに自分のノウハウを叩き込みはじめる。教わった「勝つための3つのルール」を活かし、次々に成功を収めていくトランプは、いつしかロイを凌駕する怪物へと変わっていった。こういう実在の人物を描いた映画って、すごく悪者だと思われてるけど、実はこんな面があって、そこまで悪い人ってわけじゃないよね?、ってなる場合が多いと思うんですが…これは全く違いました。観た後の方がクソ野郎感が増すってどういうことでしょう。きっと本人はこの映画嫌いだろうな、と思います。同情の余地もない、まったく共感もできない、ただただクソ野郎です。こういう人が成功するのかなー?なんかヤダなー。自分が絶対正しいと思ってて、根拠のない自信、他人の意見に耳を貸さない、それでいろんな人に影で笑われていようとそんなことはまったく気にしない。成功は収めているけど、だれにも尊敬されていない…。とんだ裸の王様だけど、こんだけ成功してお金手に入れたら、いいのか。そんな紛うことなきクソ野郎のトランプを演じたセバスチャン・スタンは本当にソックリでしたが、素晴らしかったのはロイ・コーンを演じたジェレミー・ストロングでしたね。絶妙に不気味で気持ち悪い演技が最高に人物像にハマっていました。何考えてるか、常に冗談か本気かわからない、確かにこんな人おったら、ある意味のカリスマになるかもしれないって思わせてくれました。晩年のシーンも表情が全て語るというような演技でした。まぁ、たぶん皆さんがトランプさんに持ってる印象はこの映画観ても変わらないと思うし、なにか得るものがあるとは思えない作品なんですが、まさかの第47代大統領に返り咲いたトランプが、現在もフルスロットルでめちゃくちゃ言うてる、その原点がみれる映画にはなっております。★★★☆☆
2025.05.11
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どこの医療機関にも属さずフリーランスで働く天才外科医・大門未知子がかつてメスを握っていた東帝大学病院では、やり手の若き外科医神津比呂人が新病院長となり、双子の兄弟で医療機器メーカーを経営する多可人の資金力をバックアップに、抜本的な組織改革を推し進めていた。合理的なやり方についていけない医師やスタッフは次々と辞職に追い込まれ、困った元同僚医師たちは日本に帰国していた大門未知子に話を持ちかける。再度東帝大学病院で手術をすることになった未知子は、外科医として優秀な比呂人と意外にも意気投合する。しかし未知子の師匠である神原晶の存在を知った比呂人は驚き、態度が一変する。果たして2人の間になにがあったのか。7シーズンまで続いた人気ドラマシリーズの最終章を飾る劇場版です。海外生活中にコロナによるロックダウンで外に出れないときに7シーズン一気見したんですよ。そんなに深い話でもなんでもないけど、こういうのって不思議と見続けちゃう。特に何も考えなくても楽しめる水戸黄門とか遠山の金さんみたいな、昔の時代劇的な良さがあるんですよね。さらに今回は大好きな西田敏行の遺作にもなったので、これは必見の作品でした。西田敏行ではないけど、別れの場面もあったし、最後に相応しい作品だったのではないでしょうか。ただ、目新しさとかはないです。7シーズンもやってて、それは無理ってもんです。「私、失敗しないので」→「よっ、待ってました!」的なことですよね。これはドラマをある程度は観ている方にオススメします。あっ、でも全く別の視点ですが、内田有紀の若さは一見の価値あるかも?★★☆☆☆「劇場版ドクターX FINAL」オリジナル・サウンドトラック [ 沢田完 ]価格:2,750円(税込、送料無料) (2025/4/14時点)楽天で購入
2025.05.09
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1977年、ライバル番組に押されていた深夜トークバラエティ「ナイトオウル」は起死回生を図るべく、ハロウィンのスペシャル企画を用意していた。しかし、スタジオでのポルターガイストや予想外の出来事が次々と起こり、番組は不穏な空に包まれていく。そしてメイン企画である悪魔に憑かれた少女の登場により、事態は最悪の結末を迎えることになる。昔のトークショーの裏側を見せつつ、ホラー、オカルトの世界を描いた感じですかね?ホラーというよりオカルト要素が強め、そして、都市伝説的な世界もあったのかな?私は全然わからなかったですが、昔の名作ホラーへのオマージュがふんだんに盛り込まれてたそうです。そんなことは知らないし、私には慌ただしくて、話があちこちに飛んで、何が言いたいかわからない映画にしか思えなかったです。夢なのか、妄想なのか、まやかしなのかわからないように描いているのは狙いだと思うので、成功と言えば、成功。これも意図的なんだろうけど、当時のテレビの雰囲気そのままに、なんか忙しなくて、全てが胡散臭い。その辺は良かったんです。ただ、要素を盛り込みすぎじゃないかしら?悪魔憑きの少女の存在だけで充分だった気がするんです。都市伝説の秘密結社的な設定いる?当時のオカルトブームで話題になってたことを全部盛り込んだってことなのかな?ちょっとグロいところはあるけど、あまり怖くはないですね。1番不気味なのは主役の顔です。あの顔は怖い、ほぼ顔芸で怖がらせてくる。ホラーやオカルト映画通の方なら楽しめる作品かもしれません。★★☆☆☆悪魔と夜ふかし [ コリン・ケアンズ ]価格:3,520円(税込、送料無料) (2025/4/14時点)楽天で購入
2025.05.07
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輸入雑貨の貿易商である井之頭五郎は、かつての恋人の娘・千秋より依頼を受け、フランスへと渡った。いつものようにパリの食事を堪能し、千秋と祖父・一郎を訪ねた。年老いた一郎は、昔母が作ってくれたスープがどうしてももう一度飲みたいため、五郎にスープを探し出してくれるように依頼。手がかりが少ないなか、長崎、東京、さらには韓国にまで渡る壮大なスープ探しの旅が始まった。果たして、あの頃の味は見つかるのか。同名漫画をドラマ化した人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」の劇場版です。今回は松重豊が、主演と監督を務めています。ドラマは全くみたことなかったんです。でも、見たらきっと好きだろうなとは思ってました。ほぼ食レポみたいなドラマとの情報を得てたので、それも面白そうだなと思ってました。全然設定もわからずでしたが、全く問題なかったですね。とにかく、食べ物が美味しそう。良くも悪くも、ほぼ、それが全てなんです。もちろんストーリーもあるし、人間ドラマも展開されるんですが、それはおまけ。今までもグルメ映画みたいなものは観ましたし、美味しそうだなー、飯テロやでー、みたいなのはあったんですが、この作品は別格なくらい食事が主役です。そこに、邪魔にならない程度の絶妙なバランスで、人間ドラマが入ってくるので、とても観やすいです。さすがに食レポだけだと飽きてしまいますもんね。ドラマが人気なのわかるし、松重豊が長年演じてきてるのも納得です。どんだけ美味しそうに食べるねん。若者のガツガツ美味そうに食べるのとは違って、しっかり味わって、美味しさが沁み渡ってるのがわかる食べ方なんです。彼の長身細身のスタイルもいいですよね。こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、おデブがご飯食べてるのって…ちょっと胸焼けするっていうか…ごめんなさい🙇♀️さらに脳内の声として食レポが入るんですが、名優さんですから、その声も心地良い。とにかく彼は最適のキャスティングだと思います。今作を観てからドラマもみましたが、聖地巡礼みたいに紹介されたお店を巡る人の気持ちはものすごくわかりますね。実際食べてみたい。やはり東京が中心なので、関西の私には難しいですが、もうちょっと見続けたら関西のお店もありそうですね。食べるのが好き、いろんな食事処をめぐるのが趣味だという方はぜひ観てください。★★★☆☆劇映画孤独のグルメシナリオブック完全版/松重豊/田口佳宏【1000円以上送料無料】価格:1,430円(税込、送料無料) (2025/4/14時点)楽天で購入
2025.05.05
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ニンは夫のクウィンと7歳の娘インの3人でコンドミニアムに住んでいたが、マンションに移り住むためそこを貸し出すことにした。元医師のラトリーと中年の娘ヌッチが興味を示し、彼女たちが借りることになったのだが、2人に会ってから夫クウィンが奇妙な行動をとるようになる。夫の行動と2人の存在が関係してるいることを感じ取ったニンは、娘にも危険が迫っていることを知り、真相を探り出そうとするが…タイ発のホラーサスペンスです。怖さこそあまり感じなかったですが、ある程度の気持ち悪さはありましたし、なによりストーリー展開が上手いなーっと、思いました。構成が何重かになっていて、真相に辿り着くまで引き込まれました。めちゃくちゃ失礼ながら、タイの映画にここまでの構成力は期待してなかったので、良い意味で裏切られました。というのも、今まで観てきたタイホラーって上手いことどんでん返し的にしたいんやろなー、ていうのさわかるものの、詰めが甘いというか、結局辻褄合わないみたいに感じることが多かったんですよね。今作は最後のシーンまで、すごく上手く構成されていたと思います。娘を守ろうと戦うシーンも迫力がありハラハラしましたし、全体的に見応えがありました。ホラー苦手な方でも、ちょっと気持ち悪いシーンだけ目を背けていただければ、十分楽しめる映画と思います。★★★★☆
2025.05.03
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税務署員の熊沢二郎と後輩の望月さくらは、企業家・橘の脱税を疑っていた。権力のある相手のため諦めるよう熊沢は説得するが、さくらは構わず相手に接触してしまう。その結果さくらは栄転を取り消され、その撤回を頼みに行った橘もまた理不尽な対応受ける。同じ頃、中古車を購入する際に代金を騙し取られていた熊沢は、刑事の友達に頼み、犯人の氷室マコトを見つけ出したが、氷室から思いもよらぬ提案を受ける。それは、橘を詐欺による罠にはめ脱税分の10億円を徴収するというものだった。違法なやり方に戸惑う熊沢だったが、過去の因縁もあり、氷室の提案に乗ることを決意する。韓流ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」を「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督がリメイクした作品です。私、この元ドラマの大ファンなんです。このドラマの良さを語り出したら止まらないので、今回はやめておきますが、大好きなマブリーことマ・ドンソクとソ・イングクが共演しているドラマなんて、ハマる理由しかない。映画の予告を見た時点で、すぐにこのドラマのリメイクだと気づきました。というわけで、私としては韓流ドラマの方がいいに決まってるけど、どんなもんじゃい?という気持ちで観に行きました。やはりドラマの方が背景とかもじっくり描けるので、良かったですが、この映画もなかなかどうして悪くなかったです。(上から目線ですみません💦)仕掛けや、結末も少しずつ違っていて、これはこれでスピード感のある痛快な仕上がりになっていました。さすが上田慎一郎監督だなと思うような伏線回収も楽しめましたね。深堀りはないものの、逆に映画の方が暗さも少なめで楽しく観れた思います。とはいえ、配役の何人かは納得いかなかったり、やはりオリジナルを知ってると歯がゆいものがあったのも否めないですけどね。全体的に軽めなので、サクッと配信サービスなんかで観るには良いのではないでしょうか。★★★☆☆「アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師」DVD通常版 [ (V.A.) ]価格:3,678円(税込、送料無料) (2025/4/13時点)楽天で購入
2025.05.01
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