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2006年01月25日

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2006/01/25/04.html

　女子フィギュアスケートの荒川静香（２４＝プリンスホテル）がフリー演技の曲を変え、０４年世界選手権初優勝時に使ったオペラの傑作「トゥーランドット」で五輪に挑むことになった。

　荒川は現在、年明けのトリノ合宿後に拠点の米国で調整している。今季はショパンの重厚な曲を使用してきたが、イタリアのプッチーニが作曲し、五輪開催地になじみも深い「トゥーランドット」で勝負することを決断した。日本勢では安藤美姫（１８＝中京大中京高）もやはりプッチーニ作曲の「蝶々夫人」で五輪のフリー演技に臨むことになっている。

　荒川は世界選手権で上体を反らせたまま銀盤を横断する「イナバウアー」で大歓声を浴びたが、ジャンプやスピンなどを重視する新採点法では得点につながらず、今季は新しいプログラムで演技を続けてきた。しかし、国際大会で思ったような結果が出せず、荒川自身はフリーの見せ場として得意の「イナバウアー」を長めに取り入れた構成に変えることを望んでいた。

イナバウアーで金をめざして。