HQ鍛えて幸福家族♪♪

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足跡




ある夜、私は夢を見た。


私は、神様とともに砂浜を歩いていた。


振り返ると、砂浜には二人分の足跡が残っていた。


一つは私のもので、一つは神様のものだった。


これは、これまでの私の人生の足跡であった。


足跡を見ていると、私の人生の様々な場面が、走馬灯のように思い出さ
れた。



よく見ると、これまでの私の人生の中で、足跡が一人分しかないときが、
何度もあることに気づいた。


それは、私が辛く悲しい思いをしていた時期ばかりだった。


ああ、あの時は、信頼していた友だちに裏切られた時だ。

ああ、あの時は、失恋して落胆していた時だ。

ああ、あの時は、事業で失敗した時だ。



私は神様に尋ねた。


「神様、あなたはずっといっしょにいてくれるものと思っていました。

しかし、私がもっとも辛かった時期には、一人分の足跡しか残っていま

せん。

あなたを最も必要としていた時に、どうして私をお見捨てになられたの

ですか?」



すると、神様は答えておっしゃった。


「いとしい大切な我が子よ。

私は、愛するお前を、決して見捨てたりしない。

お前をひとりぼっちにはしない。

一人分しかない足跡は、お前の足跡ではないよ。

その足跡は、私の足跡なのだよ。

悲しみに打ちひしがれるお前を背負って歩いた 私の足跡なのだよ。」



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