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うっちゃん1020

うっちゃん1020

2008/10/23
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カテゴリ: 病もろもろ


板橋の病院の方へ早速診察を受けに行きました。
※専門外来は診察日の曜日が決まっているらしく、しかもその前に一般外来での診察が
 必要だったため。
 駿河台では何曜日が板橋の顔面麻痺の専門外来の診察日かがわからなかったのです。

駿河台でお世話になった先生が板橋の方に連絡を入れておいてくださって、
初診扱いなのにスムーズに受診にこぎつけました。

一度診察室に入ったのですが、カルテを見たとたんドクターが
「あっ、あっ、えっと別の先生が診察しますので、もう一度外で待っててくださいっ。」


どうやら耳鼻科の教授の先生が診察してくださることになったらしく、
他の先生は診ちゃいけないことになったようでした。

少し待って呼ばれて診察室へ。
初めの印象は、どっしりしたちょっと恐い感じの先生でした。

駿河台でもやった、顔の動きを点数化するテストをした後に、筋電図の検査を受け、
再度診察室で先生とお話を。
検査結果をご覧になった後に、先生が頭を少しうつ伏せて、しばしの沈黙の後に、


「手術、をした方が良いかもしれません。」と


え?


しゅじゅつ(゜o゜)?


頭の中真っ白。



手術なんて、手術なんて、駿河台では手術の”しゅ”の字も出なかったのにっ!
なんでなんでなんで!?



お話を伺ったところ、今の私の顔面神経は通常の20%しか動いていないそうなのです。
これが50%以上なら、このまま投薬治療で様子を見れば完治するだろうと思わるし、
逆に10%以下なら、正直言って手術をしたとしても効果が期待できないだろう、と。


完治は難しく、あなたに手術をするかどうかを告げるべきかどうか非常に迷ったと。
正直言って自分でも非常に判断に苦しむので、先ほど頭を抱えてしまったんですよ、と。

で、どうしますか?、と。


入院も初めてなら、手術も当然初めてで、駿河台での最終の診察で少し安心していたのが
現状のスコアがそんなに悪いことを伝えられて、完治も厳しいとか。
しかもまだまだ退院の時に感じたカラダへの不安と不信がバリバリ残ってるのに、
顔面神経だけの話してるけど、他の部分大丈夫なの?
え?切るの?手術しても治らないかもしれないの?でも手術しないと完治は不可能なの?
こんなパニックな状態で決断迫られてもーっ。

しかも、手術をやるかどうかを先生が判断してくれないんだ。
こっちが決めなきゃいけなんだ。


手術するならとにかく早い方がいい、と。
やるなら10月27日の月曜日。
今日が23日。
来週の月曜日て、そんなに早く…。

まあ、今日は決めるのは難しいでしょうから、そうだ、では明日の朝の9時にもう一度来て、
手術をするのかどうかを教えてください。
先生…、明日の9時って、考える暇ほとんどないじゃないですか…。


頭のぐるぐるが収まらないまま診察が終わり、診察室出る前にようやく質問できる状態に。

「ラムゼイハント症候群の完全型ということでと顔面神経と前庭神経と中耳神経の全部が
ヤラれてしまっていると伺っているのですが。
この手術はあくまでも顔面神経に関するものと認識したのですが、他の二つの神経の
状態に関してもまだまだ不安が残っているのですが…。」
と、前の病院の退院のときから感じてる不安を話してみたら、


「ああ、あとの2つはね、もう大丈夫。」


あれ?
なんかポロっと安心が降ってきた。
なんだろ、落ち着いた。


「あと、手術というと執刀は…。」

「もちろん僕がやりますよ。簡単な手術じゃないんでね。」と、サラリと。


あ、この先生ならなんか大丈夫だ。
で、自分は後の2つはもう大丈夫で、あとは顔面神経の回復に集中していいんだ。


病院の中にあるスタバでコーヒー買って、家族会議。
自分以上に父母も「手術」という言葉にショックを受けてました。
ただ、自分としては診察室を出るときにはもう決断ついてました。

手術しても完治しないかもしれなけれども、いまの状態より悪くなることはないだろうし、
であれば、手術をして今の状態を少しでも改善したい。
他の2つの神経に関して不安があって、そっちもこの先ダメな状態ならば、
この先どうなるのかと思ったけれど、、先生のひとことでなんか救われた。
あの先生が今後も診て執刀もしてくださるのなら、手術をしてもらおうと思う、と
ちょっと涙目になりながら両親に伝えまして。

「大学病院」という場所柄、すぐに手術というものをしたがるのかもとも思い
セカンドオピニオンのことも考えましたが、前回の投薬開始のタイミングの話や
今日の先生の「出来るだけ手術は早い方がいい」とのお言葉もあったので、
他のことに時間をかけずに、前に進む方を取りました。

先生に関しては、両親も診察に同席していて、信頼できる印象をもったようで、
手術に同意してくれました。



こうして、入院初体験に引き続き、手術まで初体験することになったのです。







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Last updated  2009/01/03 06:16:16 PM コメントを書く
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