病院で




「道具を入れて行きなさい」
「病院でしてきなさい」
「しっかりだ」

病院へ行く私に彼は 命令した
一瞬にしてその光景が頭を過り とても恥ずかしくなった
黙っていると

「できますか?」

と強い口調で念を押すように言われた

「頑張ってみます」
そう答えるしかできなかった

病院へ向かう途中も どうなってしまうんだろうと不安だった


病院で全てが終わると 怖い気持ちを抑えてトイレへと向かった
誰もいません様に・・・・

トイレはがらんとしていた
1番奥のトイレに入り怖さにびくびくしながら・・・


声を必死でこらえて お願い誰も来ないで・・・・

・・・あ。。

心臓の音がドキドキ聞えてきた

家にたどり着き道具を引き出すと 感じたものが溢れ出てきてしまった
その多さには正直ビックリした




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