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カテゴリ: 知識
先日よりステロイドと併用して処方されていますガスターD錠について、お薬110番で調べてみました。

以下、お薬110番よりの抜粋。

成分(一般名) : ファモチジン
製品例 : ガスター錠10mg~20mg、ガスターD錠10mg~20mg、ガスター散2%~10%
区分 : 消化性潰瘍用剤/H2遮断薬/受容体拮抗剤2受容体拮抗剤

概説 胃酸の分泌をおさえるお薬です。胃炎や胃潰瘍の治療に用います。

作用

【働き】
胃酸は、本来、胃腸に侵入してくる“ばい菌”を殺菌する大切な役目をしています。けれど、胃壁が弱っていると、胃粘膜を荒らし、胃炎や胃潰瘍(胃粘膜の傷)の原因にもなります。



【薬理】
胃粘膜のヒスタミン受容体(H2)を遮断することで、胃酸の分泌をおさえます。胃酸による胃粘膜への刺激が弱くなるので、胃炎や胃潰瘍の治癒につながります。
特徴 ヒスタミン受容体拮抗薬に分類されます。一般的には、H2拮抗薬とかH2ブロッカーと呼んでいます。この系統の開発により、胃潰瘍の治癒率が大きく向上しました。
H2拮抗薬は、各科で広く用いられています。現在でも、消化性潰瘍の治療に第一選択されます。
作用時間が長いので、1日1回もしくは2回の服用ですみます。

注意

【診察で】
持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
服用中の薬は、医師に伝えましょう。


【注意する人】
腎臓の悪い人や、高齢の人は、薬の排泄が遅れがちです。少量を用いるなど、服用量、服用間隔などに配慮が必要です。薬でアレルギーを起こしたことのある人も慎重に用います。




【飲み合わせ・食べ合わせ】
胃酸が少なくなる関係で、他の薬の吸収に影響する可能性があります。服用中の薬は市販薬も含め、必ず医師に報告しておきましょう。

【使用にあたり】
決められた飲み方を守ってください。症状、年齢、製剤によって飲み方が違います。症状が重いときは多めになりますし、逆に軽い胃炎では半分の量になります。
食後のほか、寝る前に飲むことも多いです。夜間の胃酸分泌による潰瘍生成を防ぐためです。

潰瘍に非常によい効果を発揮する反面、やめると再発しやすいという欠点があります。潰瘍の場合、症状がよくなった後も、再発予防のため少量を続けることがあります。


【検査】
長期に続けるときは、定期的に血液や肝機能の検査が必要です。


【備考】
潰瘍の多くは、胃に住み着く「ピロリ菌」が原因。ピロリ菌を除菌すれば、難治性の潰瘍でも、たいてい完治できます。再発を繰り返す場合は、医師と相談のうえ除菌療法を試みるとよいでしょう。
効能

【効能A】
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群。


【効能B】
次の疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善//急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。


【応用】
医師の判断で別の病気に応用されることがあります(膵炎、じん麻疹など)。


用法

【効能A】
通常、成人はファモチジンとして1回20mgを1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)経口服用する。また、1回40mgを1日1回(就寝前)経口服用することもできる。なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、上部消化管出血の場合には通常注射剤で治療を開始し、内服可能になった後は経口服用に切りかえる。


【効能B】
通常、成人はファモチジンとして1回10mgを1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)経口服用する。また、1回20mgを1日1回(就寝前)経口服用することもできる。なお、年齢・症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 副作用は少ないほうです。人によっては、肝機能値に異常があらわれたり、便秘がちになったりします。

ごくまれですが、不安感や無気力感、混乱や幻覚、けいれんなど精神神経系の副作用を生じる可能性があります。とくに、もともと腎臓の悪い人や高齢の人は注意してください。

特異な副作用として、白血球や血小板が減少する血液障害も知られています。そのほか、肝障害、腎炎、皮膚障害などの報告もあります。これらは、きわめてまれな副作用ですが、定期的な検査でチェックする必要があります。


【重い副作用】
..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
アナフィラキシー・ショック..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)、冷汗、顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
腎臓の重い症状..発熱、発疹、だるい、吐き気、むくみ、尿の濁り、血尿、頻尿、尿が少ない・出ない、側腹部痛、腰痛。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
重い皮膚症状..高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
重い不整脈..動悸、頻脈(120/分以上)、徐脈(50/分以下)、胸の痛みや違和感、めまい・ふらつき、立ちくらみ、気が遠くなる、失神。
意識障害、けいれん..意識の乱れ、筋肉のぴくつき、筋肉の硬直、手足けいれん、全身けいれん。
横紋筋融解症..手足のしびれ・けいれん、手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。

【その他】
便秘
発疹、肝機能値の異常
乳首の腫れや痛み、生理不順
眠気、頭痛、めまい、不安感、無気力感
混乱状態、幻覚


以上、お薬110番からの抜粋です。

ちなみに、私が処方されたガスター錠は識別番号120なんでアステラス製薬製造のものです。10mgもの1錠の薬価は35.7円と安価です。






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最終更新日  2008.05.16 17:04:52
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