<6日目(ナポリ→マテーラ→アルベロベッロ)>
マテーラに行く道筋には白い石灰岩の山肌が多く見られます。

マテーラの旧居住部の入口には整備された道路沿いに近代的な建物が並んでいます。

始めてみたマテーラの光景!
急斜面に立てられた家の上に、重なるように幾重にも家が建ち並び、家の境が分からないような、なんとも不思議な光景です。
サッシと呼ばれるこの洞窟居住は、8世紀頃イスラム勢力から逃れてきた修道僧が住むようになったと、言われています。
時代が経るに従い、サッシの街も経済的に発展してきましたが、洞窟居住者の間にも次第に貧富の差が生まれてきました。
商業などで財を成した富裕層の人々は段々と高台に住居を構え、小作農などの貧しい人達は岩窟に住んでいたとの事です。
それも政府はこの劣悪な環境下での生活を改善するため、1960年~70年代にかけて居住地を準備し、強制的に移住を求めたとそうです。
その後、文化遺産としての価値が認められて政府が修復し、更には世界遺産の登録が拍車をかけてまたこのサッシでの居住者が戻ってきたそうで、現在は70%の洞窟住居で生活しているとの事でした。


グラヴェーナ渓谷を挟んだ向かい側には旧石器時代の自然洞窟居住群が見えます。


石造りの教会。。

この洞窟住居には世界遺産を守る上での様々な制約の中で、家賃を払いながら居住しているとのことです。

[道の両側にはカフェや土産屋さんなどの店が並んでいます]

[中央の鐘楼の側には教会が。。]

マテーラで昼食後、バスは今日の宿泊地のアルベロベッロへ向かいます。
途中、広大な土地を活用してのソーラー発電や風車発電所が随所で見られました。
イタリア南部では、広い土地を活用してのエコ発電が盛んに行われているようです。


[風車発電群。。。]
アルベロベッロに近づくにつれて、畑の中で白い石がゴロゴロしているのが多く見られるようになりました。白い石は石灰岩で、取り除かれた石灰岩は畑の仕切りとして、高く積んで処理しています。

[これほど石灰岩を積んでも、まだ畑の中には白い石が多くあります。。]
2時間程走ってバスはアルベロベッロに到着です。
アルベロベッロはトゥルッリと呼ばれるとんがり屋根が立ち並んだ街で、この屋根は平らな石を螺旋状に何層にも積み重ねて作り上げた、独特の形をしています。
とんがり屋根のアルベロベッロの街並みです。漆喰の白と、濃灰色の屋根のコントラストが映える街。。。

トゥルッリの屋根の中は柱や廊下はなく、一部屋だけの造りで玄関ドアを開くと、そこはいきなり皆のいる部屋になっているとか。。
勿論ここでも人々が、家賃を払って生活しているとの事でした。

メイン通りで両側にはお土産屋さんが並んでいます。

一変して夜の風景。夕食後に撮影しました。

アルベロベッロに宿泊のホテル。。 建築が制限されているのか、ホテルにしては珍しい2階建? 低い建家のホテルでした。(翌朝撮影)



[綺麗な庭園で、朝の空気も清々しいです]