こっぱんの日記

こっぱんの日記

2010.01.29
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カテゴリ: 美術・博物・展示
今日は、午前中は、英クロを解いたり、雑事をしたあと家を出て、美術展3つを見た。大阪高島屋で開催されている「京都・壬生寺展」、大阪市歴史博物館で開催されている「聖地・チベット展」と「楳茂都陸平展」の3つだ。

家を10時半に出て、高島屋には、11時10分に着いた。壬生寺は、新選組の本部があったことで有名で、京都での勤務地の近くにあり、何度か行ったことがあったが、余り詳しくは知らなかった。今回の展示は、寺の縁起をはじめ全般的な説明とともの、特に壬生狂言と紹介と、一昨年に描かれた障壁画の展示が目玉である。展示は次のように分類されていた。

1.壬生寺の歴史
  壬生寺縁起絵巻、円覚上人彫像、伽藍図、勧進帳、金鼓、舎利塔、鬼神面など
2.壬生狂言
  嵯峨釈迦堂狂言、千本閻魔堂狂言とともに京の3狂言の一つ。
  壬生三面、狂言面30面、番号札、衣裳、大幕(1.3M×5.9M 今年新調、お披露目前のもの)、小道具(楽器、棒、杯、槌、桶、被り物、札、弓矢、)、壬生狂言の映像(19分)
3.壬生寺本堂障壁画
  あだち幸氏の作品(平成19年に奉納)、地獄変(襖4面)、宙みつ誓願、宙みつ祈り、明珠不滅、明珠不生、銀河の使者、永遠の今(以上6点いずれも3M×3M)、浄土幻想(襖4面)

  地蔵菩薩立蔵、薬師如来座像、十一面観音座像、菩薩像、羅漢像、曼荼羅図など。

壬生狂言は一度見たことがあるが、沢山ある演目のうち3つか4つしか見たことがない。映像でいくつかの演目のさわり部分を見せていたので、全部見た。あたち幸氏は、友禅下絵画家で、仏像を優しい色合いで描いている。この作品はいつまでも見ていたいと思った。

画像は、パンフレットより。宙みつ祈り(部分)、本堂内の様子、永遠の今(部分)、壬生寺縁起「元禄本」、壬生三面(狛蔵主、姥、猿)、地蔵菩薩立像、地蔵菩薩半迦像、狂言衣裳


壬生展を見終わったら、12時10分だった。難波で昼食を取り、地下鉄で谷町4丁目まで行き、歴史博物館に着いたのは、13時10分だった。ここでは、2つの展覧会を見るのだが、先ずは、「楳茂都陸平展」から見た。

楳茂都陸平(1987-1985)のことは今まで知らなかったが、楳茂都家は歌舞伎、能楽、舞踊の家元で、陸平はその三代目、宝塚音楽学校の教師兼振付師として多くの作品を作り出した人だそうだ。展示は次のように分類されていた。
1.初代楳茂都扇性  
  風流舞鷲谷正蔵の子。天満の地に楳茂都流を開く。
2.二代目楳茂都扇性
  扇性の三男。浪速おどりの振付、楳茂都流舞踊の基礎を築く。俳人でもあった。
3.三代目家元陸平の活動
4.楳茂都流の事始

  3点を展示
6.楳茂都流の道具
  鈴、笛、小鼓、扇子など
7.戦後の陸平
8.四代目家元へ


画像は、パンフレットより。宮比大神像、陸平の写真、楳茂都陸平舞踊イラストノート、初代楳茂都扇性像、鶯集庵での句会の図、モーツアルト像(陸平筆)、雑誌「舞踊」第3号、楳茂都流舞踊譜、宝塚少女歌劇「パンフレット」、同、新舞踊劇「和歌の浦」パンフレット。


楳茂都展を見終わったら、13時45分であった。6階に降り、「聖地ーチベット展」を見た。チベットは仏教がインドから中国に伝わるより前に伝来していた。一旦は滅びたが、7世紀初めにソンチェンガンポ王のとき、ネパールと中国から娶った王妃により仏教が復興する。その後独自の発展をとげるが、その特色は仏像や仏画がカラフルなことだ。今回は、チベットのポタラ宮を初めチベットの寺院から国宝級の品36点を含む123点の仏教美術が展示されている。展示は次のように分類されていた。

序章 吐蕃王国のチベット統一
  ソンチェンガンポ王坐像、魔女仰臥図など3点
第1章 仏教文化の受容と発展
  弥勒菩薩立像、ダマルバ坐像など29点
第2章 チベット仏教の精華
  十一面千手千眼観音菩薩立像、カーラチャクラ父母仏立像など62点
第3章 元・明・清との往来
  大元帝師統領諸国僧尼中興釈教之印、青花高足碗など13点
第4章 チベットの暮し
  民族衣装(チティパティ)、たて琴、ホルン、胸飾りなど16点

色彩が鮮やかなので、仏像が厳かで陰気な感じがせず、明るく陽気な感じがする。仏像は日本のような木造は一つもなく殆どが金属製。絵は日本の掛軸のようなものに描かれていてタンカというそうだ。これも色がきれい。ゆっくりと一通り見て回るとちょうど15時になっていた。

画像は、パンフレットより。十一面千手千眼観音菩薩立像、カーラチャクラマンダラ・タンカ(部分)、カーラチャクラ父母仏立像、カーラチャクラマンダラ・タンカ、ダーキニー立像、グヒヤサマージャ坐像・タンカ、白傘蓋仏母立像、十一面千手千眼観音菩薩立像、大元帝師統領諸国僧尼中興釈教之印、青花高足碗、ダマルバ坐像、弥勒菩薩立像





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Last updated  2010.01.29 20:53:46
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