こっぱんの日記

こっぱんの日記

2010.11.04
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カテゴリ: 旅行・ハイキング
今日は、ジパング倶楽部の企画で高槻市の北の根本山にある神峯山寺へ行った。声明を聴くことができたし、12年籠山修行僧宮本祖豊師の講話を聴くこともでき、非常の有意義なイベントであった。

10時にJR高槻駅に集合し、市バスで上の口まで行った。ここから西へ行けば摂津峡だが、今日は東の神峯山寺道へと進む。高槻市観光ボランティアガイドの方の案内で、神峯山寺の歴史や沿道の遺跡などの説明と受けながら、なだらかな山道をゆっくりと登る。

今日の参加者は、当初募集人数50人の2倍の100人だった。みんな、今日のイベント内容に魅力を感じての参加だ。原の集落、鳥居、牛地蔵、勧請掛け、宝橿印塔、五輪塔、行者の笈掛石などを見ながら、1時間弱で、神峯山寺に着いた。境内は、あちこちで紅葉が始まっていた。

神峯山寺は、8世紀に役行者は開いた天台宗の寺で、当時は多数の塔頭を有していたが、江戸時代に炎上、3棟を残すのみとなった。本尊は刀八毘沙門天である。

11時半から神峯山寺本坊の広間で昼食を摂った。寺が「なだ万」から取り寄せた弁当である。食事を終え、12時半に本堂に移り、13時から始まる「比叡山秘密曼荼羅法要」を待った。法要は、数多くの蝋燭を一つずつ点火するところから始まり、予定より早く12時45分から声明が始まった。

声明は、天台声明といい、無形文化財に指定されている貴重なもの。6人の僧侶がある時はソロで、ある時はデュエットで、ある時は合唱で、厳かなメロディを奏で、それを伴奏に法師が読経をするもの。本来は夜中の暗闇の中で行うものだが、今日は特別に昼に行われた。45分の長い演奏だったが、初めて聴いたので、興味深く聞くことができた。

そのあと、秘仏の本尊、刀八毘沙門天立像を拝観し、ふたたび本坊に戻って、宮本師の講話を待った。

宮本師は、22歳のときに比叡山の僧となり、29歳から49歳までの20年間、外界からとざされた浄土堂で過ごし数々の修行を積んだ稀有の僧。戦後この行を達成した僧は数人しかいないそうだ。

宮本師の話は、14時から始まり、僧となるまでの道程、籠山修行中の状況を淡々と話された。昔なら修行中に命を落す僧もいたが、現在では、監視する人がいて危ないとなればドクターストップがかかるようになっていて、宮本師の場合、2回も生死の境を経験したそうだ。不眠不休の行ではしばしば意識不明になり、これが300日も続くのだ。鍛錬されているとは言え、物凄い精神力だと思う。



その後、境内を自由散策し、15時30分に下山開始、16時に「どぶろく本舗」に着いた。ここで、どぶろくの試飲をした。甘酒から糖分を抜いたような酒で、口当たりが良く美味しく、2回お変わりをした。

バスで高槻駅に着いたのは、16時45分だった。今日は、本当に有意義な一日だった。

写真は、原の集落、牛地蔵、勧請掛け、宝橿印塔、笈掛け石、山門、本堂、宮本師、開山堂。


写真は、神峯山寺境内の紅葉、龍の滝、どぶろく本舗など。










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Last updated  2010.11.04 23:18:00
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