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2007.04.09
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カテゴリ: 文集



「『子どもの家』にもう一年お願いしよう」
そう決めたのは、先日開かれた保護者会がきっかけでした。

私たち家族は、去年の春、転勤で船橋に住むことになりました。
実は、その下見の際、家の近くに公立の保育園を見つけ、
夫婦でその保育園に預けようと決めていました。
しかし、いざ子どもをお願いしようとすると定員一杯でした。
子どもの家に息子(なる)をお願いしたのは、
当初そんな消極的な理由からでした。
ですから近所の園が空き次第、そちらにお願いするつもりでいました。
そんな中、先日の保護者会に私は妻の所用から
"代理出席"することになったのです。

会では、子どもに関する事を保護者と先生方とで自由に話すうち、
「先日の節分行事」の話題になりました。
"鬼"が登場したところ、ほとんどの子どもたちが
怖がって大泣きしたという笑い話でした。
特にうちの子はしつこく泣いて先生に抱っこをせがんだそうです。
やれやれと思っていたところ、園長先生がぽつりと
「でもね、子どもは一つくらい怖いものがあった方がいいんですよ」
とおっしゃったのです。
そうなんです。
私自身、二人目の子となる成を育てながら
「子どもを大切にすることと、大人同等の待遇にすることは、違う」
と感じています。そんな気持ちもあり、
園長先生の言葉に「そうそう」と深くうなずいたのです。

また、別の先生は言葉の発育に絡んでこう話していました。
「みんな言葉が出てくるようになってきていて、
言葉に敏感になってきいています。
ですから私たちも正しい言葉使いをするよう心がけています」
先生はもしかして保育士としては当たり前のこと
おっしゃったのかも知れませんが、
ご本人が若い女性だったこともあり、私は目からうろこでした。
「正しい言葉使いって、だから大切なんだ」と、
はっとさせられる思いでした。

そのほかにも、栄養士の先生が「空腹が一番のご馳走」
とおっしゃっていたことなどなど。
先生方のさりげない言葉からは「子どもの家」の
保育に対する情熱というか姿勢を充分に感じることができました。
そして、その夜、私は妻に
「次の一年も子どもの家にお願いするか」と言ったのです。
もちろん3歳の卒園ぎりぎりまで、という意味です。
妻も大賛成でした。

それ以来、私は安心して子どもの家に息子を預けています。
息子は私に似て怖がりで、とっつきが悪いところがあるのですが、
郷里の保育園に通っていたころに比べて
朝すんなりと園に向かうような気がしています。

園長先生をはじめとする先生方、そして保護者の皆様、
あと一年、どうぞよろしくお願いいたします。


  なるの父

mejoroshaberu






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最終更新日  2007.04.12 13:03:13
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