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2006年06月25日
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カテゴリ: 勉強:倫理
ヘーゲル


先に逝ったペンギンみたいなフィヒテ夫妻の横で眠ってます。

このおっちゃんは、
歴史と自由について。

弁証法 を用いて考証いたしました。

一つ。
弁証法というのは別にヘーゲル独自のものなんかじゃなくて、
ギリシア起源のものでマルクスやシュリングも形を変えて使用しているものです。


で。
弁証法 とは何か。


ここに一つの命題( テーゼ )がある。
さらに、それに矛盾するもう一つの命題( アンチテーゼ )があるとします。

そうすると、この二つが 止揚(アウフヘーベン) されて、 ジンテーゼ がうまれる――

まぁ、あれだ、中和みたいなものだ。
なんかさ、反対意見でると新しい上位の意見が固まるじゃん?話し合いでも。

この時の矛盾っていうのは、普通の水掛け論的な

『神はいない、と思う』と『神は存在する、と思う』の矛盾であり、
両立するものです。
なんとなく、わかるよね。
完全否定じゃなりたたないのよ。


世の中イエスマンばかりじゃ、向上しませんよってわけ。




まずは歴史について。


ヘーゲルは歴史の発展は自由を実現する理念( 世界精神 )によってなっていると考えました。

彼によれば、それは英雄などの形をもって現れるのだそうな。

でもお仕事おわったら、おさらばだから理性はずるがしこいねぇーって
理性の狡知 』なんて名前つけたんだね。



えーと、お次は、道徳観念のほうだね。


カントが 人格 と呼んだようなもの、
それは個人にのみ成り立つんだよね。つまり、主観的内面的自由。

ヘーゲルはそれを客観的な法とも合わせて考えた、
つまりは客観的であって、なおかつ主体的な自由でアレとしたわけだ。


これをね、 人倫 って呼んだそうです。


人倫には三つの段階があるんだってさ。


一つは 家族

結婚して、子供ができて、その子供が成長すると、個々は独立人格となり、

次に 市民社会 を形成する。

市民社会は、資本主義に見られるように、個々の独立と利益を追求するものですよと。

このころの自由主義経済はさまざまな矛盾を生み、これを法によって統一を図るのが――


次にくる、 国家
この国家が、人倫の最高の段階と説いたわけですね。



まぁ、ヘーゲルおじさんはこんな感じ。


では次から、経験主義、合理主義行きますです。





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最終更新日  2006年06月25日 18時30分17秒 コメント(4) | コメントを書く
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