あの子は 昨夜から家に帰らずに
何処へ行ったの
今 何処にいるの
喋れない・・・。
話そうとすると嗚咽になってしまう
それを堪える為に口もきかず
助手席で黙ってただ じっと外を見てた。
それでも涙を隠しきれない・・・。
家に着くと直ぐに次男の部屋へ
掃除をする気も起こらないほど
追いつめられていたのか
散らかり方がひど過ぎる。
お気に入りの何枚かのTシャツと
ズボンがない・・・。
すぐ〇〇中央警察に向かう
監視カメラが午前4時には
車の停車を確認していると言う
自殺する可能性ありと付け加えての
捜索願いが出された。
長男曰く
飲食街の方から来てそのまま
乗り捨てた様な停め方と
カギをかけずに車の中に置いたままは不自然!
行きつけの飲み屋さんから来て車を停め
早く見つけて家へもって帰って欲しくて
カギをかけずに車の中に置いて
おいたんじゃないか・・・と
この頃になるとおいらも少し落ち着いてきて
ちょっとは、話せるようになってきた。
行きつけの飲み屋さんを知ってる
と言うので長男の記憶をたどって行ってみたが
まだ開店前
時計はまだ午後2時を指している
開店するには 時間が早かった。
何処かで時間をつぶそうとまた歩き始めた。
そういえば朝から何も食べてない
こんな時だからこそお腹に
何か詰め込んでおかないと・・・と
そこら辺の店に入ってトーストを注文
<<あの子は何か食べたかな
お腹空かしてるんじゃないか>>と
思うとなかなか手が出ない
つづく
貧乏ひまなし…(o;ω;o)ウゥ・・・ 2009年11月02日 コメント(2)
悪夢ー2 2009年10月25日
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