寂しさは、涙となって、零れ落ちた



やらなきゃならないことはたくさんある


僕たちはまだ大人になりきれないで

できないこともたくさんある



そんなこと頭じゃわかってても

身体が理解できない

心は納得しない



勉強なんてしたくないし

やりたいことは何だってしたい




頭で考えたって

行動できない自分がいる



まだまだ未熟な自分がいる


そんな自分に心は泣いている





君は想いを秘めるタイプだから

僕は時々不安になることがある


君はあまり夢中にならない娘だから

僕はしょっちゅう頑張ってる


君の目を惹きたくて

精一杯の優しい声で君の名を呼ぶ



ただそんなことしか自分にできない


こんな自分を理解してくれる君は

きっとどこにもいない



大人の恋に憧れて

いくら真似してみたって

毎日会えるわけでもないし

お金だってない


君の家は厳しいから夜は一緒にいれないし

泊まりにくることだってできない






僕はこんな繰り返しの中で我慢を覚えた

大人になることも覚えた


君中心で僕が回る

そんな感じになっている


もうずっと昔からの話




君が勉強している間

僕は寂しくなる


それでも君を理解してあげたいから

そっとしておく


“君なしでも大丈夫”

そんなこと想いながら生活する




僕は3日も持たない

どうしても君の声が聴きたくなる



会いたい

会って強く抱きしめたい



そんなことを考えると


寂しさは、涙となって、零れ落ちた。



君なしじゃ生きていけなくて

君の声を聴くだけで安心して




そんな考えは変わらないけど


もっと強くなっていくよ



時間かけながら




© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: