ふるさと散歩道

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2008/09/11
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カテゴリ: 日々感想
アエラから思い出した
ほたるの日記 命の最終章 から
その2 私の死とのむきあいのはじまりは


学生時代の原点とも言うべき「あにき」が癌で逝った。

席上「あにき」の死について「ペコ」からあった報告に 一周忌には「あにき」の写真展をやりたいので手伝って欲しいと依頼があった。

今思えば私が始めて写真機と向き合ったのは 「あにき」から借りたオリンパスペンと言う ハーフフイルム撮影機だった。

「あにき」からカメラを借りては写真をとっていた私を思い出した。



当時20歳の頃 「二十歳の原点」と言う本があり 私自身も そのような思いが支配していたことを思うし、死を意識した瞬間でもあった。

「もし死が自分に近づいたら君達はどうしますか」 と言う 担当教授の問いに、 そのときは様々な意見や話がでたし、その時は、直近の思い出に「高校時代の同年」の兄が自殺したことを鮮明に思い出していた。もし自分が死と直面するときがあったらどうするだろうか。当時皆で話し合ったときに死を宣告されたらその前に何をやるかとか友人宅を全部回る打とか色んな意見が出ていた。



 私自身は死と直面した時、そのような向こう側にある生を考える余裕がなかった。プロパンガスの大爆発の瞬間の自分が行った行動を1から順に思い出しながら

当時警察の調書に書き込んで

その内容を思い出すと、

その時、調書を病室にとりにきた警察の方の話では、

50キロボンベのガスが全部その部屋に漏れ出していたそうだ。

そして二股になった片方の栓はボンベなどのつなぎの配管チューブは無く、

そこから漏れ出したものが

私の入った部屋の調理室の反対側に充満していたことになる。


 湯沸かし器のつまみを動かした瞬間大爆発が起きた。

 爆心だったのか カウンターがあって、その下に身体がはいっていたためか

 火傷だけで済んだ当時の私の中では




但し、次の行動をおこさなければ火傷の度合いから死への一直線が自分の前にあった。

着ていた上着に火がついた瞬間に頭の毛は全部焼けたような気がする。

とっさにそこから出て風呂場の水道から水を出してかぶっているところに、

同僚の看護師さんが助けに来てくれた。


がんで死を宣告されたときから死を迎える瞬間まで前向きに生きた「ほたる」の気持ちと、考える余裕の無い一瞬の死の瞬間の人間の思いとが自分の中では交錯しながら、生きてしまった自分のその後の人生って、今を有意義に生きていく、としかいいようがないけれど、そのときは、何の死への用意もしてなければ、



家族への思いもまったく用意できないまま、命が終わる瞬間があった。


よく三途の川を戻ったと言う表現があるが

とっさの行動をとる瞬間などと言うものはまったく頭が働いていない。

何がおきたのかを瞬間思いながらもすでに身体が火達磨に近くなっていて

そのおきていることからどうやって火の子を払ったのか


浴室の水道の蛇口をひねったのか まったく覚えていない

だが

当時は救急車などがなかったので


役場の古びたバンの

後ろに 保健師付き添いで 役場の職員が運転手で

私は頭を運転席側にしてバンの後ろに横たわりながら

死ななかったんだと思いながら

本当は今頃サンシンをステージで弾きながら 寮の人たちに沖縄民謡教えているところだったに違いない とも 思ったんだろうか?


がたがたと舗装のない道のゆれに 身体のすみずみまで

なんてばかなやつだ 

死ななくて良かったんだろうかとも思いながら


施術室で 外科の先生と助手の人に顔中を ミイラのような包帯で巻いていただいた。





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Last updated  2008/09/11 05:53:24 PM
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masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
ごろびん @ Re:十五夜 お月さん (10/04) 美しい~!!! あ、どうも、ご無沙汰し…
etenraku2577 @ Re[1]:ほたるの日記から(09/15) さくら まことさん 訪問ありがとうござ…
さくら まこと @ Re:ほたるの日記から(09/15) 医療の現場はいろいろなパターンがある。 …
etenraku2577 @ Re[1]:花の季節(04/17) ごろびんさんへ ありがとうございます。 …

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