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2007年08月23日

最近は、ブログもすっかりご無沙汰状態。

先週の土曜日、中学校の同期会があった。
私達の卒業した中学は、当時は５クラス。
１２年前まではそれぞれのクラスで「クラス会」があったようだが、
各クラスの幹事が集まって「４年ごとに同期会」にすることになり、
今回で４回目となる。

4年前も感じたことだが、
この年齢になると実年齢より若い人、ふけている人の差が次第に開いてくる。

時々会っていたら別だけど、中学卒業以来初めての再会となると、
「えっ！　この人があの人？」と驚く人も少なくはない。
そしてまた、良い具合に年を重ねていると感じる人もいれば、
「全然成長してないなー」と思う人も、少数だけどいる。

今回は、私達のクラスのムードメーカーだった人が、十数年ぶりに二人参加してくれた。
どのクラスにも、場を明るくする人やみんなの輪を取り持つタイプの人がいるものだが、
私達のクラスのムードメーカーの人たちは、みんな遠方に住むようになり、
残っているのは私のような（？）「冗談の通じない真面目タイプ」が多く、
いつも５クラスの中では、「人数は多いのだがおとなしい集団」だった。
しかし今回は、この二人がいてくれたおかげで、
二次会も他のクラスに負けずに盛り上がることが出来て、

もう一つは、幼なじみ集団五人（男三人、女二人）との再会。
本当はもう一人の女性が加わり６人なのだが、彼女は今回は出席できなかった。
実はこの６人、青春時代には非常にややこしいことになってしまい、
私は約二十年間は男性群とは全く会っていなかった。
と書けば、少しは想像できるかと思うが、

私も心ならずもその末席に加わってしまったのだ。
私自身は、このメンバーの中に心を寄せた人はいないのだが、
結果的には「全員が片思い状態」で、お互いに傷つけあっていたともいえる。
小学校時代からの幼なじみが５人、今回欠席した女の子だけが中学から加わり、
中学卒業の頃から私の知らないうちに
他の人たちとの感情のやりとりが始まり、
こともあろうに私自身は、その鈍感さの故に自分が仲間はずれというか、
みんなに阻害されていると感じたりして、
もう、正確に書くのは絶対に無理な状態に陥ったのだ。
中学卒業時点では別々のクラスだったので、
１２前の同期会で初めて今回集まった５人が再会した。

２０年間、青春時代の感情を凍結したまま棚上げしていた感じで、
再会したら妙に生々しく解凍されたようで、
私は平静を保ちながら話していても、
「女同士、男どうして会うほうが気楽でいいな。疲れるー」とすら思った。
でも、その後、何回か別々の組み合わせで顔を合わせ、
それぞれの現在を話すようになって、解凍されたものが少しずつ乾燥し、
今では「スルメ状態」になったような感じだった。

同期会の次の日、本州から来た三人と一緒に一日行動したのだが、
何も考えずに無邪気に過ごしていた小学生の頃の続きのような感じさえした。
この中の誰か一組でも「夫婦」なんかになっていたら、
こんな感じにはなれなかったかもしれないと思うと、
一時は呪ったややこしい関係に、今では感謝したいくらいの気分。

人生、何がどのようになっていくのかは全く分からない。
生きてみなくちゃわからないなーと感じさせてくれた同期会であった。

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